Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

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2024.5.21個展のご予約状況のお知らせ (5/21更新)

個展まで、あと一ヶ月を切りました。
もう一ヶ月で暦は夏至に。

さて、数日前より個展のご予約・お問い合わせが始まりました。ありがとうございます!
本日より、随時ご予約状況をこのブログとInstagramにてお知らせしていきますので、ご興味のある方はご参考になさっていただければ幸いです。

個展のご予約状況(5/21現在)

ご予約人数に、余裕がある日と時間帯は、

6/20 (木) 11:00~15:00, 16:00若干, 17:00~19:00

6/21 (金) 12:00~16:00, 17:00若干, 18:00, 19:00

6/22 (土) 11:00~14:00, 15:00若干, 16:00~19:00

6/23 (日) 11:00~13:00, 14:00若干, 15:00~17:00, 19:00

6/24 (月) 11:00~19:00

6/25 (火) 11:00~19:00

6/26 (水) 11:00~18:00

上記以外の時間帯も、人数によってはご案内できる場合がございますので、ご来場される日時がお決まりの方は、こちらよりご予約・お問い合わせ下さい。(お名前、ご来場日時、ご連絡先を明記のこと)

※できるだけ、ごゆっくりと、安全に安心してご観覧していだたくために、完全ご予約制とさせていただきます。

2024.5.16白い鳥の切手

今週に入って、来月の個展のご案内を郵送し始めました。毎年、ご住所を存じ上げている皆さまに、なるべく手書きと一枚ずつ切手を貼ることを大切にしようと思って、近所の郵便局さんと決めて投函しています。
今年も郵送の時期になり、郵便局に行くと、真っ先に目に入ったのが、白い鳥の切手でした。その場で涙が溢れそうになったのと同時に、これも何か意味があるのかもしれないと、迷わずその切手にしました。

4月26日に、我が家の白い鳥、ルルが旅立ちました。5歳でした。
アルビノのセキセイインコだったルル。

放し飼いで過ごしていて、お腹が空くと鏡のあるプレイグラウンドから籠に飛んでいってご飯を食べて、また鏡に戻って遊んでいました。

大好きなおみかんととうもろこし。

私の好きなビルエヴァンスがかかると、首を上下にバウンスしてリズムにのってご機嫌になったり、ピアノを弾いていると飛んできて鍵盤でダンスが始まったり。

私以外の家族(特に男性チーム)にはあまり反応しないで、完全にママっ子でした。

私が体調が優れなくてソファで横になっている時は、飛んできて休んでいる間もずっと顔のそばにいてくれました。

今年に入って飛ぶことができなくなって、少しずつ運動機能が衰えていきました。それでも亡くなる前日まで、視力が衰えていても、おみかんや小松菜を一生懸命食べようとしていました。

最期の瞬間まで、私と目を合わせようと手のひらからこちらを見上げてから、そのまま少しずつ目を閉じていきました。
今まで経験したことのない喪失感と身が削がれる思いで、今日まで言葉にできませんでした。皆さまへの白い鳥の切手をきっかけに、今日やっと、今までの写真を見ることができたので、前に進む勇気をもらったと思って、このブログを書くことにしました。

家族を見守り続けて、この春子供達がそれぞれ巣立っていくのを一緒に見届けてくれたルル。お別れのタイミングといい、私が悲しみで壊れないように、弟家族たちが洞爺から大勢で帰ってくる2時間前に亡くなり、最期のひとときを二人だけで過ごしてから、みんなに私が囲まれていれるように、ルルが全部選んでくれたとしか思えないほどでした。

ルルに、感謝の気持ちを込めて。いつも見ていてね。

2024.5.10モンタナの家族初来日

先月の中旬に、アメリカ・モンタナ州に住む弟一家が一時帰国しました。
今回は、コロナ禍で4年前の来日をキャンセルしてからの2018年以来の再会、夫婦と子供たち二人で家族としては初めての来日でした。特に、日本の子供たちとの従兄弟同士の初対面ということで、本当に貴重なひと時となりました。

滞在は、実家のある洞爺湖の家で数日過ごした以外は、小樽の自宅がメインで、観光というよりは、日本の普通の日常を感じることに重きを置きました。ちょっとしたお散歩や、お家でクッキング、スーパーへのお買い物、桜満開の天上寺のお花見、みたこともない美味しすぎるソフトクリーム、咲き始めたたんぽぽで作った髪飾り、日本のサブカルチャー「ガチャガチャ」の虜に…などなど。。。あっという間の三週間となりました。

写真は小樽駅で。子供達にとって生まれて初めての電車。

札幌駅のホーム。見たこともないたくさんの人の速い動きに少々戸惑いながら進みます。

札幌で買ってもらった初めてのけん玉。おじいちゃんから手ほどきを早速スターバックスの外の席で必死に受ける甥っ子。
すぐに感覚を掴んで成功すると、お隣の席のお客様から拍手が!

三週間の間で、父を筆頭にこの春旅立った長野で就職した息子と東京の大学に進学した娘、そして藤沢に住む兄も入れ替わりの感じで小樽まで来てくれました。

写真はいとこ初対面の瞬間。

「ミロ」で育った息子が、従兄弟に牛乳とミロパウダーの特別な配合を伝授。

言葉の壁を通り越した笑顔のひととき。

GW前の静かな小樽運河を家族で散歩。

姪っ子がおじいちゃんに…。運河沿いのタンポポがあっという間に冠に。

天気のいい日は、娘と叔父でスニーカー磨き。

姪っ子のフルーツサラダでおもてなし。

息子のたこ焼きやさんバイト歴2年がフル回転。

みんなで真剣に餃子包み。

餃子&たこ焼きナイト。餃子80個が一瞬でなくなりました。。。

主人と出勤前のリラックスしたひととき。主人も10歳の甥っ子の動きが可愛くてしょうがないみたいで、この歳のころが懐かしいのもあってすぐに抱っこしたがっていました。

小樽の全国区で人気の古き良き昭和のホビーショップにて。床から天井まで積み上げられたプラモデルにはみんな絶句。昭和のビックリマンチョコやプラモデルで育った弟にはこのタイムスリップがたまらなかったみたいです。時間を区切ってお店を出ました。笑

藤沢から駆けつけてくれた兄と朝ごはん。去年兄と父でモンタナを訪れたので、兄が現れた時はおじさんフィーバーに。

小樽からの鰊御殿から日本海を望む夕日。そこから水族館の海に面した岩肌の海獣たちが見えて、大興奮。

セロリジュースシスターズ。二人とも頭痛持ちなので、体質改善の会話がエンドレスでした。兄弟の真ん中の私には、妹は本当に新鮮で。。。いいものですね。

かけがえのない兄と弟と。9年前に母が亡くなってから初めての三人での写真。
今まで二人には妹、姉として何もできていないことがいつも心にありました。半世紀生きて、やっと少しずつこれからGIVEできることに幸せを感じたひと時でした。さあ、明日からまた頑張ろう!

2024.4.26披露宴の灯り

明日からゴールデンウィーク。
連休中に執り行われる披露宴にて灯される光をおつくりしました。
宴のメインカラーは、ブラック・ホワイト・ゴールドと、シックなコーディネートで、私のイメージの中では1920年代のアールデコを彷彿とさせる質感を表現できればと思いました。

お二人の門出に。

2024.4.22個展:小樽の家で灯す(その三)/ ある境界 A Boudary ー あなた、わたし、わたしたち ー のご案内

今年も、夏至のころ、小樽の自宅で個展を開催する運びとなりました。
ご来場くださる皆様に、海から、天狗山から、小樽の街からの風を感じながら、キャンドルに光を灯してゆっくりとしたひとときをお過ごしいただけますことをイメージして、昨年より少しずつ準備を重ねてきました。

今回のテーマは、「ある境界 A Boudary -あなた、わたし、わたしたち-」。

言葉だけ追うと、なんだろうと、とても抽象的に聞こえるかもしれません。

ここ小樽のお家という会場で、人類共通の「人間性」に焦点を当てて、私なりに捉えた「境界」の必要性を表現できればと思っています。

今回もお馴染みのアーティストさんたちにご協力をいただくことになりました。

KIM Glass Design 木村直樹 (吹き硝子)
佐藤かずき&トキワミドリ(装花)
Frank Weber (音楽)

テーマを意識した空間をともに想像・創造していきます。

個展
小樽の家で、灯す。(その三)
ある境界 A Boudary -あなた、わたし、わたしたち-

会期:
2024 6/20 (木)〜26(水)
(11:00〜19:00)

会場:
北海道小樽市最上
※30分〜1時間単位で、組数限定で完全予約制とさせていただきます。
ご来場される日時がお決まりの方は、下記のメールアドレスより、ご予約をお願いいたします。
(お名前、ご来場日時、ご連絡先を明記のこと)Jun’s Lightからの確認メールにて、ご予約完了となります。ご予約時に、最寄りの目印、駐車場(会場隣の空き地3台分ご利用いただけます)、交通手段などをお知らせいたします。

お問い合わせ・ご予約はこちら

2024.4.15優しくととのえる、イタリア家庭料理とキャンドルナイト

イタリア料理研究家の高橋やすこさんとのキャンドルナイトパーテイーも今年で九年目を迎えました。2024年の第一弾は、「春に優しく心身をととのえる」ことを目指して、二日間、少人数制で開催しました。写真は、ゲストがもうすぐいらっしゃる前にキャンドルの灯りをつけたところです。

写真は、20年前に、母とロンドンを訪れた時に思い出にと持ち帰ったアンティークのウェジウッド社のアフタヌーンティーセット。紅茶は、スリランカのアールグレー。

とにかく皆様にゆっくりとお寛ぎいただきたかったので、オープニングは17時。最初の1時間は、ゲスト同士の初めましてのご挨拶やお知り合いになるひとときをプチアフタヌーンティーのスコーンでウェルカムタイムとしました。芳香な香りに包まれ、みなさんうっとりとされていました。

今回も、これ以上ないサポートをしてくださるアシスタントのマリさんとやすこさんで、どんどん準備が進んでいきます。

こちらは、数時間後に目を瞑りながらいただくことになる春のニョッキ。
やすこさんの職人の手。いろんなことをインプットして昇華させてアウトプットする手。

小樽の天狗山の裾野にある我が家は、まだまだお庭の雪が2メートルくらい積もっています。冷蔵庫もアリなのですが、やっぱり雪で冷やしたワインをお飲みいただけたらと、外に冷やしにいきました。

そろそろ日も暮れる頃。お食事がスタートします。

やすこさんの春のお料理とキャンドルの灯りの画像です。いろんな想像をしてみてくださいね。

今回制作した、パステル感のあるペールピンクとパープルの灯り。色のパレットを優しくして、パーティーの後にゲストの皆さんがお持ち帰りになった後も、優しく心を包んでくれるようなあかりになればいいなと願いを込めました。

ご参加くださいました皆様、明日からまた頑張れますように。。。
ありがとうございました。

2024.4.5桜舞う東京

怒涛の如く過ぎていった3月の終わりに、娘の新生活が始まる東京に行き、一昨日小樽に帰りました。
気づくと、移動が車ベースではない東京では、一日平均8キロ歩いていました。

ちょうど私が育った地域に娘の大学があり、久しぶりに集まった幼馴染の家族や近しいお友達の家族、神奈川に住んでいる兄やお友達が連日顔を見にきてくれて、娘と顔合わせしながら「親戚のおばちゃんだと思って、いつでも連絡してね、すっ飛んでくるから」と、温かい気持ちに包まれて、改めて三十年以上ぶりにその土地・人に、縁を感じました。

娘も、つい先日高校を卒業したばかりの18歳ですが、一人暮らしが始まり、何もかもが全部自分で暮らしを作っていくことに少々緊張気味なようですが、一つ一つ自分なりのペースを掴んでくれたらいいなと願っています。

2024.3.18春のYUIQさんにて

先日、札幌のライフスタイルショップ、YUIQ(ユイク)さんに、春の灯りをお届けしました。ショップからは、「今年の春は”Hello Blue”と”Peach Fizz”で!」と、気持ちも上がるアイディアをいただき、歴史や伝統を感じながら楽しめるブルーのキャンドルを創りました。シルバーがアクセントで、実際に灯すと、ワックスプールにシルバーが煌めくキャンドルです。

こちらのキャンドルは、Peach Fizz。香りもピーチの甘い香りを控えめに、バジルで瑞々しい感じに仕上げました。ブルーもピーチも、春先のお部屋にパッと明るい印象をお届けできればとイメージを膨らませながら制作しました。観葉植物などと組み合わせてもリフレッシュ感が増すかもしれないですね。

そして。。。先週の金曜日にオープニングを迎えた、長年のコラボレーティヴパートナー、宮平桐さんの個展が、YUIQさんで開催されています。 写真は、搬入時の桐さん。作業している姿も、素敵なオーラを放っていました☆

作品は、春の新作はもちろん、彼女の精神性を反映したアクセサリー、そして刺繍アート作品も展示販売されています。お近くの皆様、お仕事帰りにでも是非お立ち寄りくださいね。

2024.3.16原点

この歳になると、いろんな場面で、自分の持つ個性だとか、その出どころの家族との生活を振り返ることが多い気がします。
私には、3つ上の兄が一人、6つ下の弟が一人いて、三人とも東京で生まれ育ちました。

写真は母と兄と。弟はまだ存在してない時。

男二人に挟まれた女一人だったので、キャンディキャンディを追いかけるよりも、マジンガーZとかガッチャマンを中心に幼年時代を過ごしていました。あんまり性格的に快活ではなく、おっとりしていたのですが、今思うと兄と弟がいたおかげで、鍵っ子だったことも忘れるくらい一つのコミュニティが家族の中にありました。大人になって兄は神奈川で小学校の先生になり、弟はアメリカで理学療法士になりました。それぞれの道でキャリアを積み、精神的に支え合いながらここまでこれていることに感謝の気持ちでいっぱいになります。

最近兄の小学校のホームページで、彼が綴ったブログ「原点」を読みました。そこには、私たち兄弟が非常に影響を受けた父の恩師のことが書いてありました。私たちにとってはおじいちゃんがわりの人だったので、兄の哲学も私と同じ、その人からたくさんのヒントをもらっていたんだなあと思いながら読みました。

自分の原点。

今日は、兄からインスピレーションをもらった日となりました。

2024.3.12帰国・卒業・新生活へ

3月も10日過ぎ。。。ブログをすっかりご無沙汰してしまっていて申し訳ありませんでした。
やっと、落ち着いて書ける状況になりました。

我が家では、息子が世界一周の旅から帰国、と思ったのも束の間、大学のゼミの教授やメンバーと卒業旅行、そのまま就職先へ引っ越し。。。

そして娘は無事高校卒業、大学受験を終え、進学先が決まり今月末からは東京の新生活へ。目まぐるしく変わる状況ですが、本人主体で色んなことを決めていくことはとても楽しく喜ばしいことだなあと、サポート役に徹している感じです。

卒業式に間に合った「おにい」とのショット。

息子の世界一周の旅も、無事全員元気に帰国しました。
「世界で、自分のフィルターとは全く違う感覚で、それぞれの社会で幸せを見出している人々に出会い、『幸せ』の概念が変わった」と、とても落ち着いた様子で帰ってきた息子を見て、この旅でかけがえのないものを持ち帰ってそれを時間をかけて咀嚼している感じがしました。
このブログからも、旅人たちの動向を気にかけてくださる皆様から、いつも温かいメッセージをいただき、本当にありがとうございました。

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