Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

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2026.1.302月の在廊スケジュールのお知らせ


明日は、一月最後の在廊日。
去年の12月からオープンしたロングラン個展の会期もあと一ヶ月となりました。
これまで雪の多い小樽まで足を運んでくださいました皆様、心より感謝申し上げます。また、旅の途中でUNWIND HOTELにてご滞在されているお客様の中で、足を停めて作品を選んでくださった、実際にお目にかかったことがない方々に作品が渡っていくことも、自分にとって深い喜びとなっています。

さて、来月2月は7日から「小樽・雪あかりの路」も開催されます。
期間中は、UNWINDのロビーを中心にキャンドルの灯りで彩り、皆様をお迎えいたします。
極寒の外から中に入っていらした時に、温かい気持ちになっていただけるように、心を込めてディスプレイしようと思っています。ご宿泊のお客様以外でも、お気軽にご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

二月の在廊日時は以下の通りです。
2/4, 7, 11, 14, 18, 21, 25, 28 (いずれも15:00~18:00)

個展:THe Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

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2026.1.25白銀の森

ここ1週間は、大寒波の影響で一日おきに大雪となっている小樽。
天狗山の裾野にある自宅では、一日3回のペースで雪かきをしていて、一回につき30センチは積もっている状態です。
毎日のスケジュールが、自分でコントロールできる領域を遥かに超えて、雪かきベースで決まってくる一月と二月ですが、こうして自然の摂理に習って生活していることが、ホッとする気持ちにもなり、自分自身の精神衛生にもなっている感じです。

さて、雪かき週間の中で製作していたのが、ニセコ昆布温泉にある、鶴雅別荘杢の抄さんの冬の灯り「白銀の森」でした。純金箔をアクセントに、杢の抄を囲む壮大なニセコの冬の森をイメージしてお創りしました。

昨年11月に滞在した際に、北海道の森とアイヌ紋様、木ならではの造形美との接点を非常に深く感じた空間創りに一瞬で虜になった場所でした。

そして、杢の抄さんの冬の灯りをデザインするときに目に浮かんだ光景は、ふぶきの夜に白銀の森に入っていくイメージでした。圧倒的な自然の情景に身を置いたときに感じる無力さと同時に、自分自身も自然の一部であることを確認する瞬間。極寒の森に灯す一筋の灯りを想像して先日お届けしました。

杢の抄での冬のひとときがゲストがお帰りになった後も、お家でキャンドルに火をつけて思い出されるようなアイテムになっていたら嬉しいです。

2026.1.16小樽・冬本番

一月ももう半分を過ぎました。
先日の猛吹雪から、昨日今日と、穏やかなお天気になり、体も雪かきから少し解放されています。
それでも、これから後一ヶ月半は冬のピークを迎える小樽は、大体朝はマイナス5度〜7度くらいから始まり、寒気が居座ると、寒い時は最高気温がそのまま続き、夜はマイナス10度に。それでも身体が冬気温に慣れてくると、朝雪かきチェックでドアを開けて空気を吸って…、気温はマイナスなのに「今日あったかいね」「雪どう?」「サラッと5センチくらいかな」と北海道ならではの会話になります。

さて、昨年の12月から始まったロングラン個展も、早くも折り返し地点となりました。
今週は、UNWIND HOTELのエッセンシャルオイルブレンドで香り付けしたオリジナルキャンドルを、サイズや形を広げて製作していました。12月は小さいサイズのスクエアヴォーティヴのみのお取り扱いでしたが、一番寒い時期にもう少したっぷりと灯していただけるサイズもおつくりしました。

UNWIND HOTELの深いブルーのカーテンに歴史を感じるマホガニーの質感、そして重厚な大理石をゴールデンアイボリーで表現しました。1931年に建設された北海道初の外国人専用ホテル「旧越中屋ホテル」。歴史が刻まれた建物の情緒や建築的美観はそのままに、現代的感性でリノベーションした「クラッシックコンテンポラリー」な世界観を、オリジナルアロマとともに灯りにとじ込めました。

お持ちした作品は、明日の在廊時間15:00より、フロント前でお求めいただけます。寒さが続く冬の暮らしに、束の間に灯すキャンドルの灯りで豊かな気持ちになっていただけましたら幸いです。明日以降の今月の在廊予定は下記の通りとなっています。

17(土)、21(水)、24(土)、28(水)、31(土) いずれも15:00-18:00

お近くにいらっしゃいましたら、ぜひお立ち寄りくださいね。

個展:THe Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

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2026.1.11雪の小樽、成人式。

今日は、娘の成人式でした。
東京で大学生をしている娘は、学校やバイトのスケジュールが難しいかな。。。と、実はもう成人式の出席は諦めて、夏に「前撮り」で振袖姿の写真をとって終わらせるはずでした。でも、12月の大通りビッセでのクリスマス展のパートナーでもある宮平桐さんのご紹介で、小樽の旧カトリック住ノ江教会を呉服店として蘇らせた着付け師のウスキミキさんのことを知りました。丁度「成人式は難しいな」と桐さんとビッセ展中に、お話をしていたら、なんと!ウスキさんが会場にいらっしゃったのです!これは引き寄せの原理で来られたのかしら。。。!ダメもとでご都合をお聞きしてみると、「是非お手伝いさせてください」と快諾してくださったのです。早速東京にいた娘に連絡を取ると、「絶対なんとかして帰る!」と。それからあっという間に時は過ぎて、今日は朝からウスキさんと桐さんが小樽まで来てくださりお家で成人式参列の準備をしてくださいました。

夏の前撮りと同様、成人式も、桐さんが二十歳の時にお母様が縫い仕上げたお着物を娘のために貸してくださいました。着付けはウスキさん、髪飾りは桐さんが即興で創り上げる、これ以上ないコンビで娘を振袖姿にしてくださいました。

最後は桐さんの私物の赤いファーも纏い、準備完了。米澤家のメンバーで娘以外は成人式の経験がなく、私にとっても全てが新鮮でした。それにしてもなんて贅沢なのかしら。全部が初めてなので、娘の気持ちに近かったかもしれません。

式典の会場は小樽市民会館。ものすごい吹雪で道もツルツルの中、入り口には娘のお友達も揃っていました。きちんとご挨拶もしてくれて…もうみんな成人なのね!子供達がすごく頼もしく見えました。それでもそれぞれのお顔に小さい時の面影があって、なんとも言えない気持ちに。

私の在廊時間が近づいてきたので、式が終わったら私たちに娘が合流することで、会場をひとまずあとにしました。

個展会場のUNWIND HotelのBARで、作品を観ながら大人チームはしばらくご苦労さまの乾杯をしました。
素敵なご縁をいただいて、こうして自分の家族の晴れの日のために一日付き合ってくださることに心から胸がいっぱいでした。成人の日の節目は自分は経験がなかったので、30年後にその気持ちを少し味わっているような気持ちになっていました。

これまで、子供達の成長を温かく見守ってくださいました全ての方々に、深く感謝を申し上げます。
成人として、一歩一歩、人間関係や物事を深く捉えながら、夢に向かって自分らしく生きていってほしいです。
成人になった皆さん、本当におめでとうございます!

Special Thanks to :
ウスキミキ さん
宮平桐 さん

ありがとうございました。

2026.1.61月の在廊スケジュールのお知らせ

新年が明けて、皆様ゆっくりと過ごされましたでしょうか?
昨日からお仕事が始まった方も多いのではと思います。どうぞ暖かくして風邪をひかないようにしてくださいね。

北海道は気温もグッと低くなり、冬の太陽を見ながらキーンと透き通る空気が感じられる季節となりました。1月から2月の雪あかりの路の頃までは、小樽は一番寒い時期となります。それでも、運河の方に目掛けて車を走らせると、国内外から小樽目掛けてきている観光客の皆さんが笑顔いっぱいにゆっくりと景色を楽しんでいるのが伺えると、心が温かくなります♪

さて、開催中のロングラン個展、明日から大体週2回のペースで在廊を予定しています。

今月の在廊予定の日時は以下の通りです🕯️

1/7(水)、10(土)、11(日)、14(水)、17(土)、21(水)、24(土)、28(水)、31(土) いずれも15:00-18:00

在廊する時は、時折帰りがけにバーにて美味しいカクテルもいただいています♪ 先日は札幌から来られたお客様と作品のことをお話ししながらご一緒してとても有意義なひとときでした。写真は、先日家族で訪れたときにいただいた黒糖と白胡麻とニッカのジンがブレンドされたカクテル。べこもちも添えられて!作品をフィーチャーしたアートペアリングカクテルの他にも、とってもクリエイティヴなラインナップのメニューとなっていますので、お越しの際には是非こちらもお楽しみくださいね。

地域の方、旅の途中の方にもお気軽に立ち寄っていただけるように、ギャラリーは7:00-24:00まで開放されています。

個展:THe Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

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2026.1.2新年あけましておめでとうございます

新しい年になりました。
皆様にとりまして、健やかで願いが叶う2026となりますように…。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Jun’s Light
米澤 純

[お知らせ]
オンラインショップ限定⭐︎新年灯りの福袋✨
販売期間: 2026年1月1日〜7日(発送は1/5以降)

✨小樽でのロングラン個展✨
年明け1月の在廊予定の日時は、

1/7(水)、10(土)、11(日)、14(水)、17(土)、21(水)、24(土)、28(水)、31(土)
いずれも15:00-18:00です。

地域の方、旅の途中の方にもお気軽に立ち寄っていただけるように、ギャラリーは7:00-24:00まで開放されています。
お見かけしましたらお声掛けくださいね♪

個展:The Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

2025.12.292025年の終わりに

今年も、お客様やお取引先の皆様、またオンラインで活動をご覧いただいてる皆様、お世話になりありがとうございました。

来年も、皆様の暮らしにおいて心が照らされるような作品がつくれるように、一つ一つ、丁寧に取り組んでいきたいと思います。

みなさまにとって、健やかで穏やかな年末年始となりますように。
良いお年をお迎えください。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

Jun’s Light
米澤 純

[お知らせ]
オンラインショップ限定⭐︎新年灯りの福袋✨
販売期間: 2026年1月1日〜7日(発送は1/5以降)

✨小樽でのロングラン個展✨
年明け1月の在廊予定の日時は、

1/7(水)、10(土)、11(日)、14(水)、17(土)、21(水)、24(土)、28(水)、31(土)
いずれも15:00-18:00です。

地域の方、旅の途中の方にもお気軽に立ち寄っていただけるように、ギャラリーは7:00-24:00まで開放されています。
お見かけしましたらお声掛けくださいね♪

個展:The Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

2025.12.26📢年末年始の在廊のお知らせ

昨日は季節外れの5℃のクリスマスだったのが、今朝から気温はぐんぐん下がり、ホワイトアウト状態の-7°Cの小樽となりました。お家でもキャンドルを灯して暖まっています。

さて、開催中のロングラン個展、明日12/27(土)&28(日)は15:00-18:00まで在廊いたします。
今年最後の在廊となりますので、お近くにいらっしゃる際はぜひお立ち寄りいただけましたら幸いです。地域の方、旅の途中の方にもお気軽に立ち寄っていただけるように、ギャラリーは7:00-24:00まで開放されています。
お見かけしましたらお声掛けくださいね♪

そして、新年あけまして、1月の在廊予定の日時は以下の通りです🕯️

1/7(水)、10(土)、11(日)、14(水)、17(土)、21(水)、24(土)、28(水)、31(土) いずれも15:00-18:00

個展:THe Journey Within 〜内面への旅〜
期日:2025年12月1日〜2026年2月28日
会場:UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分

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2025.12.24Merry Christmas

今年最後の製作は、主人がシェフを務める小樽MUSEのクリスマスディナーコースのノベルティギフトです。
今年はロイヤルパープルにゴールドのアクセントをつけた灯りにしました。

クリスマスイブとクリスマスの日は、私も夜MUSEで皆様をお迎えする予定です。もうお席が満席なので、ご予約は承れないのですが、その分、ご予約くださいました皆様がゆっくりお楽しみいただけるように努めたいと思います。

クリスマスを前に、改めて世界を見回すと、今年は去年にも増して不安定な情勢が続いていると感じています。私たちにできることは、日常的に家族や友人、お隣だったり、近しくしている外国の方々との関係性を、丁寧に紡いでいくことなのかなと思います。小さい頃から読んだ絵本の様々なクリスマスのお話は、必ずしも暖かくて楽しくて、何にも心配はいらないというものではありませんでした。必ず、寒さや凍える状況があり、小さな子供たちや動物たちの胸が本当の意味で温まるには何が必要だろうと、私たちに問いかけているお話が多かったと思います。私はキャンドルをつくっているけれど、そのキャンドルに火を灯すマッチ売りの少女のお話も、いつも胸にあります。

心を照らす灯り。平和を祈る灯りが皆様のクリスマスにも灯りますように。

2025.12.22旅の記憶 #23

久しぶりの「旅の記憶」の更新です。

この一ヶ月間、上京からロングラン個展のオープニング、クリスマス展とノンストップで製作があったので、なかなか落ち着いてゆっくりと書くことができませんでした。でも、その分皆さまと会場でお会いしたり、メッセージをいただく中で、「旅の記憶楽しみに読んでいます♪」とそっと教えてくださる方が多くて、本当に嬉しかったです。今では半年以上前の旅のことを振り返っていることを「一緒に旅をしているみたいだ」と言ってくださるのを聞くと、また旅での思い出がどんどん浮かんできて、自分の直感をこうして皆さまと共有できていることに幸せを感じています。またこれから時折お付き合いくださいましたら嬉しいです。

先日、5月にNYでお世話になったフランクがNYCの5番街の写真を送ってくれました。クリスマス前の最後のウィークエンドだったので、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーも5番街のサックスフィフスアベニューのデコレーションも活気に満ち溢れているようでした。

さて、遡って旅の記憶の続きは、もうすぐ私のキャンドルメイキングの師匠に会えるところで終わっていたと思います。
せっかくNYCのクリスマスの写真をアップしているので、今日のところは5月のNYCのエピソードにしてみようと思います。

今回ホストになってくれていた滞在先のフランクのお家は、NYCまでは電車で約1時間20分かかります。メトロノーストレインといって、ハドソン川に沿ってシティーから北に向かうとても便利なルートで、主に通勤通学に使っている人も多く見受けられました。当日は快晴。ラッシュ時よりもオフピーク時の方が乗車券も安いとか、面白いシステムになっていました。週末になると各駅の駐車場が無料となったりもして、州民がおでかけしやすくなっているインフラも印象的でした。

列車は終着駅のグランドセントラル駅に到着。映画で観るのと変わらないスケールで、でも思ったよりも静かでNYCに降り立った感じは「マイルド」という言葉がぴったりでした。

中央駅から五番街方面へ。私の建物好きを知っているフランクは、まずニューヨークのアールデコが満喫できるロックフェラーセンターに連れて行ってくれました。直線と曲線、そして高さが半端ないスケールで、建物がこんなに街の空気を一変させる力があり、緻密に計算されたフォルムとディテールをみると、教科書や写真の上では把握できない迫力にすでに圧倒されていました。

80年代には何かというとこの風景が放送されていたRadio City。

聖パトリック教会。ロックフェラーセンターのそばにいることを忘れるくらい、静かな荘厳な世界がありました。

私は、教会で合唱団の歌声を聞くのが若い時から本当に好きで、もしかしたら何かやっているかもしれないと、イギリス国教会でもある聖トーマス教会にも行ってきました。こちらはカトリックの聖パトリック教会とは雰囲気が全く違って、ダークなマホガニーの中に鮮やかでシックなブルーのステンドグラスが美しい場所でした。残念ながらその日はイベントはなかったのですが、大好きな作曲家のVaugan Williamsの直筆の教会宛のお手紙や、歴史と音楽にまつわるものがたくさん展示されていて、ゆっくりと過ごすことができました。クリスマスの時には特別に少年合唱団がクリスマスキャロルを歌うそうです。

教会を出て上を見上げると、これはどう理解していいかわからないくらい高いビルが自分を囲んでいました。あまりにも私にとっては非現実的な高さなものだから、絵本の世界にあるような、ビル自体が生き物のように見えてきてしまって、ちょっとプロセスできていませんでした。かと思うと、建物のそれぞれが画像のような彫刻が施されてたりとかもして、いちいち立ち止まってしまいました。

カーネギーホールなど、音楽に由来のあるところを歩きながら、リンカンセンターに向かうと、ちょうど卒業式の季節なのもあって、おそらくジュリアード音楽院とか、フォーダム大学の卒業生がマントを着て家族と写真をとっている姿が見られました。お腹も空いてきたので、フランクの行きつけだったビストロでお昼をすることに。

私はちょっと疲れるといつもフレンチフライが頭を駆け巡る人なので、メニューを見ながらバーガーよりもフレンチフライがサイドでついているものを選んでいました。それでも、ここのバーガーは絶品で、パティも1インチくらいはあったかしら。ミディアムレアでいただいてとっても美味しかったです。

エネルギーチャージして、バスでメトロポリタン美術館まで向かいました。初めから、今回はお目当てのものを一つだけ見て終わろうと、ライブラリーに特別展示されているマーブルのアーティストの作品を見に行きました。

色使いと巧みな質感の出し方。小さなキャンバスでも広い空間だと錯覚してしまうようなダイナミズム。

色のサンプルだけでも、短冊状に創られていて、アーティストにとってのレシピが詰まっていました。

今回は、この階段は登らずに次回にとっておきます。と、自分に言い聞かせて、向かうはグーゲンハイム。
フランク・ロイド・ライトがデザインしたいつか必ず訪れたかった場所。

カタツムリのような傾斜のある作り。
この開放感と流動性。傾斜をゆっくり降っていくことで別の世界の時間軸を感じながら鑑賞しているような気分になるところでした。
ここでは、シャガールとカンディンスキーの絵を観ることが目的でした。

近くで筆のストローク、色の選び方、時間の捉え方。全ての要素が、シャガールはこちらが連れられていくような感覚に、そしてカンディンスキーはこちらに迫ってくるような感覚になりました。

胸がいっぱいで美術館を後にして、バスを待っていると、なんだかホッとさせてくれるイラストがこちらを向いていました。

バスに揺られながら、乗客の人たちを見回すと、そんなに観光客はいなくて、地元の高齢者のかたが多く乗っていました。その中で目の前にいたお婆さんが持っていたのは、まさに今向かっている食料品店のZABARSのショッピングバッグ!フランクも数年前までは、よくお昼のサンドイッチを買うために歩いていたとか。元々私が今回NYCに行くといったら、親友が「お願いだから、ZABARSに行って!!!」と猛烈ラブコールを受けていたのもあって、行ってきました。

ZABARSの特徴は、各セクションに白衣のエキスパートがいて、それぞれのスペシャリテを巡りながらお買い物ができる古き良き時代のスタイルを残しているところ。2階に上がると、料理人の主人がもしいたら仰天するのではと思うくらいの素晴らしいキッチンツールが所狭しと置いてありました。親友があれだけ推していたのも納得でした。多分、私もしZABARSフリークの彼女とここに来たら、「フランク、悪いけれど、ちょっと(最低)2時間ほどいいかしら」と待たせてしまったかもしれないと思いました。なので今回は、片目でチラ見することに徹して、でも美味しそうなお茶やペストリーを買って帰りました。

ZABARSの近くには、ロシアの作曲家ラフマニノフが晩年過ごした居住区があり、周りも閑静でとても静かな場所でした。あの曲も最後この場所で作曲したのかしら。。と想いを馳せました。

気がつくと、快晴の空はもう夕方になっていました。グランドセントラル駅にも近づいてきたところで、軽く早めのご飯を食べてお家に帰ろうかということになり、フレンチビストロでヘルシーなサラダと温かいスープをいただきました。

向かうはメトロノースのプラットフォーム。

私たち、どれだけ歩いたのかしらと万歩計をチェックすると、なんと9マイル(約15キロ)!フランクも流石に、「NYCとはいえ、よく歩いたね」と思わず顔を見合わせて笑っていました。

またいつか、必ず訪れたいと思うNYCでした。

つづく

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