Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

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2021.7.29彼女の働く手

今日は、食を通して、心も身体もリセットした日になりました。
コロナの感染状況が、日々悪化する中、私の周りで、特に食を職業としている人たちは、グッとお腹に力を入れながら毎日、一歩ずつ、精一杯努力しています。私の主人も、レストランのオーナーシェフということもあり、私にとっては、飲食業は自分の一部でもあります。今日は、私の大切な友人でもあり、コラボレーティヴパートナーでもある、イタリア料理家の高橋やすこさんのお宅にお邪魔して、お料理のレッスンと、夏野菜の恵みをたっぷりいただきました。

彼女のお料理は、食育そのもの。北海道の食材を、見極めながらセレクト。そして、一般家庭でも、シンプルに美味しく作れるイタリア料理を提案してくださいます。食事をしながら、生産者さんたちのことを考えることができる。そして、地域のことも意識するようになる。我が家の子供達も、やすこさんのお料理から、自分たちの住む北海道の、特に第一次産業のことに気づけるようになったと思います。

夏の太陽の恵みをたっぷり浴びた、真っ赤なトマト料理の数々。味の構成を考えると、分野は違っても、色の構成にすごく共通する部分があります。小さなことでも、彼女が創り出すお料理はインスピレーションの宝庫です。
コロナを理由に止まってしまうのではなく、できることを探究心を持ってどんどん実行していく。そんなエネルギーを、彼女の熟練した働く手を見ながらたくさん感じて、そして、何よりも励まされました。

高橋やすこさんのウェブサイトはこちらです。季節のトマト、地方発送もしてくださいますので、ぜひご覧くださいませ。
オッティモのホームページ

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