Jun's Light

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2025.8.8旅の記憶 #13

ウィーンの滞在も終わりに近づいてきました。

空港に行く前に最後に訪れたのは、レオポルド美術館。
ウィーンでも特にエゴン・シーレの作品を多数収蔵していることで有名ですが、今回はクリムトの作品を中心に観覧してきました。

クリムトの初期の作品も多く観ることができる展示となっていたのも印象的でした。

伝統的なタッチから、のちの分離派を形成していくまで、クリムトならではの表現に変わっていく様子も作品群を観ながら感じられました。

そして、ある時期は、四角形の風景画がたくさん描かれました。

ため息が出る水の色合い。

風景画の構図、遠近、カラースキーム、質感。実際の景色とクリムトの審美眼を通したイマジネーションの世界観が交差しているところに私たちを連れて行ってくれているようでした。クリムトの短い生涯を考えると、たった一度の人生に、これだけたくさんのことを人々に伝えることができる作品を残した芸術家が住んだウィーンの街が、これまでよりももっと魅力的に映りました。

名残り惜しい気持ちを胸に、地下鉄でウィーン・ミッテ駅へ。

ウィーン国際空港までなんと16分で連れてってくれるエキスプレス。それでもたった16分間の間でしたが、目が疲れていたせいか爆睡でした。。。

ちょっと疲れ気味だった私をフルリチャージしてくれたのが、息子がブッキングしてくれていたラウンジでした。
ここで待っていたのは、オーストリア料理のブッフェ。牛スネ肉の煮込みにりんごとホースラディッシュのザワークラフト、ポテトにダンプリング。上質な家庭料理をいただいているような、心も体もどんどん元気になっていくような感覚でした。ラウンジはとてもゆったりしていて、家具もブルーグレイのレザーで、60~70年代のヴィンテージモダンな直線美のソファーとテーブルでした。ラウンジのお食事のことを思い出すだけで、またウィーンに行きたくなるくらい、素敵な空間でした。

初めて乗る、オーストリア航空。
WOW!客室乗務員のユニフォーム!ストッキングからハイヒールまで、目も覚めるようなブライトレッドに身を包んでいました。

ウィーンから4時間。目指すはアイスランドへ。

つづく

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