3月になりました。
昨日は最高気温が9度、今日は5度と雪解けが進んだので、自宅の前の階段の氷を割って、コンクリートが見えるようにしました。このまま乾いてくれて雪が降らなければ、、と思いたいところですが、来週はまた雪模様になりそうです。まさに三寒四温を繰り返して少しずつ春に向かっていくようです。
先日はミモザのキャンドルを製作しました。ミモザにしかない生き生きとしたイエローは、この季節に私たちの心を前向きにしてくれるような元気な色。ちょうど2020年に開催されたキスリング展で観たミモザの絵画を思い出しました。
写真は、東京で暮らしている男性の方から届いたキャンドルの灯り。
先日お届けした「オタルビトノイロ:愛」をドビュッシーの「月の光」を聴きながらぼーっとされている時に撮影されたそうです。「『十分な睡眠時間を確保する』以外で、こうしてちゃんと身体が芯から休息できる時間を確保できるのは本当に大きいです。3月からもまた頑張れそうです!」と嬉しいメッセージを寄せてくださいました。日々の生活の中で、灯りをともす意味を共有してくださることは、私にとって力になります。
衝撃のニュースで目が覚めた今日は、心が少し壊れたような気持ちになっていました。長年に渡り、世界の人々の平和を、各国が苦しみ、協調し合い模索しながら共通の目標として取り組んできた土壌:相手に対する「尊厳」を持った言動や行動原理が、「取引」というものにいつの間にかすり替わり、各国間の信頼関係がみるみる間に崩れていっているのをリアルタイムで感じる恐ろしさ。創造的で建設的な自由ではなく、アルゴリズムに支配された中での自由という名の排他的で迫害を恐れるような不安な気持ち。海の向こうの国々で起こっていることは、私たちの暮らしにも直結していて、精神的にすでに脅かされていると実感しているのは私だけでしょうか…。
みなさんからの「暮らしの灯りの一コマ」が届いて、心が温かく、和らぎました。
私も3月、また頑張れそうです!
みなさんにとっても、ミモザの花のような、小さな喜びの詰まった月となりますように。