もう二月も明日でおしまいですね。なんて早いのでしょう!
一昨日は、主人と洞爺の家の雪おろしに出掛けました。
お互い「少し」ずつ年をとってきているので、お昼の歯医者さんに二人で並び、それからいざ洞爺湖へ。
父が札幌でしばらく入院する予定だったこともあり、個展が終わってからは、ちょっとバタバタしていました。
ちょっとした最近の緊張状態を緩めてくれたのは、冬の快晴と青空でした。
ニセコに向かう道中、なんとも雄大な羊蹄山が少しずつ見えてきて、気持ちが晴れ晴れしてくるのを実感しながら、気づいたらもう洞爺湖。
近所のもう30年以上のお付き合いの獣医さんが待っててくださり、最後まで雪おろしを手伝ってくださいました。私の高校時代にこの獣医さんとの出会いがなかったら、私は留学していなかった方。私にとって恩人でしかないです。その方と、こうして一緒に雪おろしをしているなんて、なんだか胸がいっぱいになりました。
父と去年から断捨離プロジェクトを敢行し、父が年始に小樽に引っ越してから、がらんどうになった家を見るのは少し寂しい気がしたけれど、電話で父と話すと、これからまた新しい第三の人生を楽しみたいと言ってくれたのは本当に救いでした。もう80歳を過ぎた人が、新しいことを楽しみにとらえることは並大抵のことではないかもしれないけれど、お互いに優しい気持ちで過ごせることに感謝しながら、雪かきを終えました。
小樽に戻り、キャンドルを灯したら、またひとりの時間ができて、いろんなことを思い返すことができました。
また明日も頑張ろう!