GWに入り、小樽の街で見られる桜も、山桜も、一気に芽吹いた豊かな新緑の中で華やかに咲いています。
昼間も窓を開けながら、しばらく暖房を切って春の陽気を感じられるようになってきました。
やっと冬が終わり、これから短い夏に向かって、大地をあげて喜んでいる感じがして、自然と前向きな気持ちにさせてくれますね。
昨日は、打ち合わせで、積丹エリアに行ってきました。
積丹の海も、冬を乗り越えた色というか、まだ夏色はもう少ししたらかなという、どこか初々しい春の海色でした。
積丹は、海だけではなく、山手も本当に魅力あふれるところです。まさか、このまま少し行ったらあの崖っぷちの海じゃないでしょ、と言えるくらい、原生林が広がっていて、山にはまだ雪が残っていました。海だけでなく赤蝦夷松でも有名な積丹郡は、若い人たちを中心に様々な試みがあり、そこに生きる人々との関わりも、ご縁をいただいたことで、少しずつ深めていけたらと思っています。
積丹から小樽への帰り道は、左に海を見ながら、打ち合わせのお話の中で出てきた、100年前にはここを陸路ではなく、船で人々が行き来していたんだなあと、当時の人々の生活の営みを想像しながら車を進めました。
北海道が賑わう季節。
自然があるのが当たり前ではなくて、優しく大切にしたいと強く思うこの頃です。