Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2024.3.12帰国・卒業・新生活へ

3月も10日過ぎ。。。ブログをすっかりご無沙汰してしまっていて申し訳ありませんでした。
やっと、落ち着いて書ける状況になりました。

我が家では、息子が世界一周の旅から帰国、と思ったのも束の間、大学のゼミの教授やメンバーと卒業旅行、そのまま就職先へ引っ越し。。。

そして娘は無事高校卒業、大学受験を終え、進学先が決まり今月末からは東京の新生活へ。目まぐるしく変わる状況ですが、本人主体で色んなことを決めていくことはとても楽しく喜ばしいことだなあと、サポート役に徹している感じです。

卒業式に間に合った「おにい」とのショット。

息子の世界一周の旅も、無事全員元気に帰国しました。
「世界で、自分のフィルターとは全く違う感覚で、それぞれの社会で幸せを見出している人々に出会い、『幸せ』の概念が変わった」と、とても落ち着いた様子で帰ってきた息子を見て、この旅でかけがえのないものを持ち帰ってそれを時間をかけて咀嚼している感じがしました。
このブログからも、旅人たちの動向を気にかけてくださる皆様から、いつも温かいメッセージをいただき、本当にありがとうございました。

2024.2.20小樽色内 銀行街の灯り #3 「旧三井銀行小樽支店」

小樽で、共に創り上げる喜び。

小樽色内 銀行街の灯り
LIGHTS of OTARU BANK STREET
(Jun’s Light x 小樽芸術村 x UNGAPLUS)

第三作目は、
「旧三井銀行小樽支店」です。

1927年建築。
アーチが印象的なルネサンス様式の外観、石膏彫刻の真っ白な天井に吹き抜ける回廊、大理石のカウンター、タイルやリノリウムの床。
小樽の栄華を灯りに込めてデザインしました。

歴史・記憶を、文化遺産として、現在、未来へと繋げて行く取り組みを原点に。大切に制作していきます。


旧三井銀行小樽支店のウェブサイトはこちらからどうぞ。

銀行街の灯りコレクションは、現在小樽市内のうんがぷらすさんの店頭にて販売開始されました。お近くにいらっしゃる際はぜひ覗いてみてくださいね。

2024.2.18小樽色内 銀行街の灯り #2 「旧北海道拓殖銀行小樽支店」

小樽で、共に創り上げる喜び。

小樽色内 銀行街の灯り
LIGHTS of OTARU BANK STREET
(Jun’s Light x 小樽芸術村 x UNGAPLUS)

第二作目は、
「旧北海道拓殖銀行小樽支店」です。

かつて、作家・小林多喜二が勤めていた、旧北海道拓殖銀行小樽支店。
現在は、似鳥美術館として、国内外の貴重な美術コレクションが展示されています。

銀行ホールだった吹き抜けにある、6本の古典的なコラム(円柱)をモチーフに、
シンプルなホワイトとラインを組み合わせたデザインにしました。

火を灯すと、小樽ならではの雪あかりの季節にみる、厳冬の白雪と灯の温かさが蘇るような世界をイメージしました。

歴史・記憶を、文化遺産として、現在、未来へと繋げて行く取り組みを原点に…。
大切に制作していきます。

銀行街の灯りコレクションは、現在小樽市内のうんがぷらすさんの店頭にて販売開始されました。お近くにいらっしゃる際はぜひ覗いてみてくださいね。

2024.2.16小樽色内 銀行街の灯り #1 「日本銀行旧小樽支店」

小樽で、共に創り上げる喜び。

小樽色内 銀行街の灯り
LIGHTS of OTARU BANK STREET
(Jun’s Light x 小樽芸術村 x UNGAPLUS)

第一作目は、
「日本銀行旧小樽支店」です。

火を灯すと、
1912年(明治45)の屋根の色が蘇るイメージで創りました。

歴史・記憶を、文化遺産として、現在、未来へと繋げて行く取り組みを原点に…。
大切に制作していきます。

銀行街の灯りコレクションは、現在小樽市内のうんがぷらすさんの店頭にて販売開始されました。お近くにいらっしゃる際はぜひ覗いてみてくださいね。

2024.2.8Mimosas in Snow

一年で一番雪深い時期。
窓辺から外を見ると、我が家のお庭はおそらく2.5メートルはある雪山が…。そこへ氷柱が時折太陽の光を反射して映ると、もっと透明度が増した極寒の世界が出来上がって、思わず白やグレーやブルー以外の色が欲しくなってしまうのは毎年のこと。

毎年この時期に必ず創る、”Mimosas in Snow”。優しくて元気をくれるイエローと小樽ならではの雪世界を組み合わせました。

灯すと、気持ちがパッと明るくなることをイメージして…。
冬に想う、春。

本日より、限定数ですが、オンラインショップにて販売を開始しました。ご興味ある方は覗いてみてくださいね。

2024.2.4雪かきエクササイズ

2月に入り、昨日は節分でした。
娘の受験シーズンでもあり、合格祈願に、今年の我が家の恵方巻は、娘リクエストの焼肉恵方!
キムチとゆでたお野菜をあえて、即席ナムルを挟んで、直径10センチはある太巻きになりました。
そして、ダイニングテーブルとは反対の方向が縁起がいいと娘が調べて、思いっきり頬張る私たち。
かぶりついてから、そのまま心で合格を祈願しました。

いつもより何だかとっても満腹になってしまい、これは運動せねばと、
天狗山ロープウェイのスキー場からの音楽を聴きながら雪かきを小一時間しました。
気温はマイナス8度くらいだったので、雪も軽い軽い!と大人が三人は雄に乗れるそりに雪を積んで雪捨て場に運ぶこと往復10回。
曇っていた空がみるみる間に青空に変わり、ピーんとはった空気の中に穏やかな太陽が顔を出しました。

雪かきは、私の冬の趣味といってもいいくらい、生活の一部です。
重い時は確かに大変だけれど、気候変動や異常気象の言葉が日常的になっている中で、冬らしい小樽のお天気は逆に少し安心感を覚えて、ありがたくも思うようになりました。

来週の今頃は小樽・雪あかりの路がスタートします。
冬の小樽を感じにいらしてくださいね。

2024.1.31Wreath of Love

1月も最後の日となりました。何てあっという間なのかしら。。

最近は、素敵なコラボレーティヴ企画に向けて、キャンドルコレクションを制作しています。
時期が来ましたら、こちらのブログでもご紹介できればと思っています。

今日は、アメリカに暮らす師匠クラウディアから季節のグリーティングカードが届きました。
カードは彼女が描いた水彩画のリース。

2001年に初めて出会ってから、今日までもう20年以上の年月が過ぎました。
キャンドル制作に関するノウハウは、すべて彼女から学びました。今も、芯の加工から最後のレベリングまで、忠実に守っています。

近い将来、また会いに行っていきます。

2024.1.26リサイクルワックスの花器

一月は、例年リサイクルキャンドルを中心に制作が進んでいく月。
年末の展示会の時に灯し終わったキャンドルをまとめてお持ちいただき、こちらでお預かりしてワックスを精製して不純物を取り除いてから、リサイクルの灯りとしてよみがえる取り組みをしています。

一度は皆様の暮らしに溶け込み、燃え尽きて、それをお預かりしてまた命を吹き込む過程は、私にとってとても意義があることで、灯してくださる方と対話しているような気持ちになります。

今回は、お客様からのリクエストで、リサイクルのワックスで花器を作って欲しいとのこと。その方のイメージと、預けていただいたワックスの色合いを合わせながら、シックな雰囲気の花器に仕上がりました。
ドライフラワーも素敵ですし、中にアクリルかガラスのシリンダーを入れて生花や観葉植物をアレンジしても、楽しいと思います。

リサイクルキャンドルをご注文されたい方は、こちらをクリックしてみてくださいね。

今日はこれからもう一つ、今度はリサイクルキャンドルの制作、それでは頑張ってきます!

2024.1.18冬の美唄

昨日は、朝から外出して、心の故郷・美唄へ列車の旅。
大切な心友たちとささやかな新年会をもうずいぶん前から計画していました。
北海道でも有数の豪雪地帯でも知られる美唄は、暖かな冬の陽射しに包まれて、グレーが入っていないような優しいベビーブルーの空が私たちを迎えてくれました。わたあめの様なふわふわな新雪がわずかに降り積もった地面は、足を踏み入れると優しく包み込んでくれるような感覚で、もうそれだけで「あ〜美唄だ〜!」と訪れたのに帰ってきた感が体の中を巡りました。

娘の受験シーズンもあり、私に気を遣ってくれた二人の、「もう何にもしなくていいから手ぶらできてね」にすっかり甘えてしまった私。
気づけば食卓にはズラッと愛情たっぷりのお手製のお料理が並んでいて、涙が出そうになりました。

今年をもう振り返られるくらい、いろんな悲しくて不安な出来事のことを共有しながら、お互いのこの一年の抱負をそれぞれ述べ合い、透き通ったエネルギーを交換し合う。もう今は亡きご両親の御仏壇の前で、楽しいひとときを過ごしました。

子供達がまだ赤ちゃんだった時からの、心の故郷へ、雪解けの頃にまたお邪魔したいです。

2024.1.11ヴィクトリアの滝

昨年から何回かご紹介をしてきたAlquest 男5人の世界一周 ラーニングジャーニーのメンバーたちの旅も後半にさしかかってきました。現在は彼らは南アフリカ共和国にいます。

新年をザンビアで迎え、日本での苦しい現実も知りました。元旦が過ぎ、二日目にも航空機事故。心臓がバクバクし過ぎて、あまり言葉が出てこなくなってしまっていた頃、メンバーの一人でもある息子からの連絡。彼の背後には、壮大なヴィクトリアの滝が映し出されていました。「ヴィクトリアの滝をこの目で見たら、人間がこんなにも地球にとって小さな生き物なんだと思い知らされたよ。ほら、いま虹が出てる!これ見て元気出そう」と。
戦争、紛争、天災、モラルのカオス。現実に起こっていることが一挙に頭をめぐり、脳が沸騰しそうでした。スクリーンの「向こう」側も「こちら」も、同じで、いつもの外的要因ではなくて私たち自身そのものが産んだ結果。政治屋さんと選挙屋さんではなくて、真の政治家をつくるのも私たち。

昨年からチーム・アルクエストのおかげで、様々な自然観、精神観、価値観に出会えている気がします。
アフリカ大陸のあとは、目指すは南米大陸。

チームのインスタグラムページでは、現在彼らが滞在している地域、場所、人々のことがライブ感覚で伝わってきます。ご興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。

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