Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2024.11.3冬展 : Silence 不動なるもの【再】のご案内

師走の二人展のご案内です。

2017年開催の【Silence】から7年
モノトーンで表現する
二人の不動なるもの 再び

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【Silence】不動なるもの《再》
Kiri Miyahira ✕ Jun’s Light
刺繍アクセサリー&刺繍アート
キャンドル&ワックスアート

12月6日(金) 〜 12月14日(土)
11:00 ~ 20:00
大通ビッセ 3F ビッセギャラリー
札幌市中央区大通西3丁目
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2024.10.31AGRISCAPEの灯り

今日で10月も終わり。
振り返ると、例年よりも秋がゆっくりと深まっていった感があります。たぶん、暖かい陽気の日が多かったからでしょうか。それぞれの秋色が長く楽しめたのと同時に、いつもだったらもっと寒いのにと、正直温暖化が肌感覚で感じられて不安になっていました。小樽は来週の中頃はグッと冷えるみたいなので、明日は車もスノータイヤに衣替えです。

さて、先日、札幌の里山にあるレストラン・AGRISCAPEさんに、冬の灯りをお届けしてきました。

白を基調とした灯りの数々。改めて、AGRISCAPEさんを初めて訪れた時のノートやウェブサイトをじっくりと読み返しイメージを膨らませました。ピンと張り詰めた寒さの中に、自然と共に生きる人たちの循環型のレストラン。静かな気持ちで作業にかかりながら、色合いを作っていくと、自然への感謝の気持ちと苦しさも自分の中にどんどん出てきて、何ともいえない気持ちになりました。

いただいていた里山で育てられたコムハニー(巣蜜)を取り入れたワックスのハニーポットは、今年の秋のシーズンのデザート、栗のアイスクリームに蜂蜜をかけるときに使っていただいています。

この冬、AGURISCAPEさんを訪れるお客様の心が静かに照らされる灯りになれたら嬉しいです。

2024.10.22ロートレック展トークイベント☆ご予約のお申込みスタート☆

ロートレック展がスタートして2週間が経ちました。
芸術の森美術館がある札幌の南区も秋がどんどん深まってきているようです。

さて、先日のブログでご案内しましたトークイベントのお席の事前申し込み(オンライン)が本日スタートしました。

ロートレック展にちなんで、11月8日(金)に、札幌狸小路のTNOCカフェさんにて、札幌芸術の森美術館のロートレック展の学芸員の方と私でトークイベントを開催することになりました。ロートレック展のキャンドルの灯りがゆらめくTNOCカフェさんにて、学芸員さんのロートレックの人生にまつわる深い知識やエピソード、そして私が今回担当させていただいた展覧会の灯りを創るにあたって感じたことなどを、皆様とシェアできればと思っています。

お席に限りがございますので、ご予約はどうぞお早めに!
お申し込みはこちらからどうぞ

ロートレック展・トークイベント
※事前申し込み制※
日時:11月8日(金)①15:00~ ②18:00~
場所:TNOC THE CAFE SAPPORO T4
(札幌市中央区南2条西4丁目4番地 狸上るビル2F)
参加費:無料 ただし、おひとり様ドリンク一杯の注文が必要です。
※当日は、お席に余裕があればご案内できます。満席の場合はご了承ください。

2024.10.19The Royal Blue of Windsor (新作)

2008年の洞爺湖サミット以来のホテルオリジナルキャンドル、「The Royal Blue of Windsor」が出来上がりました。この夏からウインザーホテルのフローリストさんとミーティングを重ねて、ホテルのシンボルカラー、ロイヤルブルーを基調にしたものとなりました。

ウインザーホテルさんとは、2002年の開業時から、私の師匠クラウディアのキャンドルをお取り扱いいただいて、2006年から私の作品に切り替わる時も、温かく移行期を見守っていただきました。写真にある、2008年の洞爺湖サミットの時にご用命いただいた「Memories of Toya」は、ロングランでお取り扱いいただいていて、今回久しぶりにスクエアオブリークの形もリバイバルしました。

こうして20年以上のお付き合いの中で、ウインザーホテルさんを訪れたお客様をおもてなしするのに微力ながら関わさせていただいていることに、身が引き締まる思いです。

秋がどんどん深まっていく北海道。洞爺湖へお越しの際は、ぜひウインザーホテルさんに足を伸ばしてみてくださいね。

2024.10.12いよいよ開幕、ロートレック展

いよいよ本日、10月12日、札幌芸術の森美術館にてロートレック展 -時をつかむ線-が開幕となりました。

展示室に向かう回廊の奥に見えるロートレック展の入り口。気持ちが昂ります。

天井高くとても贅沢な空間の中で展示されているコレクションの数々。ロートレックの人生の足跡をたどります。
会場は一部を除き写真(動画は不可)撮影が可能となっています。

会場では、実物大のロートレックにも会える場所が!

こちらはミュージアムショップの入り口。

なんとロートレックのガチャガチャも完備です。

ミュージアムショップでは、今回制作したオリジナルキャンドルの他、ロートレックにまつわるグッズが所狭しとディスプレイ販売されています。お気に入りが見つかりますように。

また、楽しみなご案内もさせていただきますね。
今回、ロートレック展にちなんで、11月8日(金)に、札幌狸小路のTNOCカフェさんにて、学芸員の方と私でトークイベントを開催することになりました。お席のご予約などは、追ってまたご案内させていただきますので、しばらくお待ちくださいませ。

最後に私も、ロートレックさんと並んで記念写真を撮りました。

展覧会の詳細はこちらからどうぞ。

フィロスコレクション
ロートレック展 時をつかむ線
2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)
札幌芸術の森美術館

ロートレック展のCM動画放映中!
ご興味のある方は、
こちらをご覧くださいませ。

2024.10.4宮平桐さんの秋展

先月中旬から、札幌大通りビッセ2FYUIQさんにて開催されている、コラボレーティヴパートナーの宮平桐さんの秋の個展。
長年愛用されているファンの方々からはじめましてのお客様たちまで、ゆっくりとお楽しみいただいている様子が、彼女のinstagramからも伝わってきて、私も行きたくて仕方がなくなります…。

オートクチュール刺繍の魅力と、桐さんの世界観が伝わってくる作品の数々。

今年も素敵な装花がお店のエントランスにディスプレイされていて、深まる秋を心に留める瞬間。

いよいよ今週末で閉幕となりますので、お近くの皆様、お散歩がてらに是非足を運んでみてくださいね。
詳しい情報や、彼女の近況など、桐さんのブログからどうぞ♪

2024.10.2ブーツの日。

先週末から、いよいよ10月12日に開幕のロートレック展 -時をつかむ線-の「展覧会の灯り」制作がスタートしました。10月に入り、どっぷりとロートレックの描いた「線」を形つくるモチーフに浸かっています。
写真にあるのは、その一つでもある踊り子のブーツ。ムーラン・ルージュ(赤い風車)をはじめとする「劇場(キャバレ)」で華やかな夜をダンスで彩り続けました。今日はこれからこのブーツたちをキャンドルのフォーカルポイントにしていく作業です。

そして!
ロートレック展のCM動画が出来上がり放映中となっています。
ご興味のある方は、
こちらをご覧くださいませ。

また、ロートレックのキャンドルが灯っている様子はこちらからご覧いただけます。
今回は両方のデザインにロートレックの時代をイメージした香りをそれぞれつけました。こちらもぜひお楽しみに。
キャンドルの他にも、グッズ情報のページには、ロートレックに因んだ素敵なアイテムが紹介されています。ぜひ美術館にいらした際にお手に取ってみてくださいね。

2024.9.25余市〜古平〜仁木ドライブ

連休も終わった火曜日。
東京から幼馴染とお友達が小樽まで訪ねてくれて、後志ドライブに行ってきました。

お天気に恵まれて、蘭島海岸から積丹半島がくっきり見えて、蝋燭岩まで見えました。
昔の人は、まだ積丹から小樽に行く陸路がなかった時代、船で行き来していたんだなあと、穏やかな潮の音を聞きながらしばらく静かな時を過ごしました。お天気が何日か続いていたせいか、海は透き通っていて、蘭島海岸の浅瀬は太陽光が煌めくエメラルドグリーンでした。

早速立ち寄った忍路のパン屋さんで、焼きたてのクロワッサンを頬張る私たち。「みんなこれからお寿司だからね」と自分達に言い聞かせてそのまま右手に日本海の絶景を観ながら古平の「港寿司」さんへ。元々、小樽のお散歩友達が紹介してくださってからは、去年も同じメンバーで伺いました。

お通しから全てが唸ってしまう美味しさ…。
一つ一つの味が大切に届けられていること。お店の皆さんの温かなおもてなしに、心がどんどん柔らかくなっていく感覚が心地よかったです。

古平に行く道中は、アイヌ語で「カムイ(神様)」の付く地名がたくさんあり、岩肌からもくっきりと地層がその地域の長い歴史を物語っていました。自然と共に暮らす人々の心の豊かさは、今も昔も変わらないのかもしれません。

午後は余市を抜けて仁木のワイナリー、DOMAINE HARBIOSEさんへ。快くワイナリーツアーを引き受けてくださいました。2019年に立ち上げた若いワイナリーで、農場長の服部さんはお母様と九州から移住された方でした。試行錯誤を繰り返しながら、ここまでの道のりが感じられるツアー。収穫間近のケルナー種とピノノアール種も味見させてもらいながら、ワイナリーの仕組みなど詳しく教えてくださって、とても勉強になりました。答えがすぐには出ないワイン創り。一年を通して天候と仲良くなりながら判断をしていく工程。すごく刺激になりました。

訪れる場所はもちろん、そこで生きる人々が創り出しているものを通して私たちの五感に入ってくると同時に、自分自身にも新しい風が入ってくる感覚にもなります。そして何より、一緒に旅するメンバーとの時間が宝物なることを実感しながら過ごせることの幸せが深く余韻として残るデイトリップとなりました。また会える日まで、頑張ろうと思いました。

2024.9.18空高い雲

すっかりブログの更新が滞ってしまって申し訳ありません。。。
この2週間は、急遽洞爺の父のところに行ったり、ある試験の受験の最後の追い込みだったり、一日が目まぐるしく過ぎていきました。受験なんて、もう30年ぶりなので、心臓が飛び出そうなくらい久しぶりに緊張して、周りを見ると若い受験生だらけ。。。もうどうしようかと思いましたが、この春受験を終えたばかりの大先輩の娘がいいアドバイスをくれた通りにこの2週間を過ごしていた結果、少しは落ち着いて受けれたかなと思います。

なんだか手元ばかり見ていた気がしていたせいか、試験も終わりほっとして自分の部屋から見える海を見たら、空高く秋の雲ともう「さようなら」と言っているような向こうに行ってしまう夏の雲が一緒に空を流れていました。
季節がめぐる空を見ながら、深呼吸。

来週はまた連休もあり、札幌ではオータムフェスタが開催されるようです。
小樽にも私の幼馴染たちが会いに来てくれるので、余市のワイナリーを巡ってあげようかと今から楽しみです。

2024.9.2秋風

9月に入りました。
週末の土曜日で、小樽は夏特有の暑さが終わった感じがします。というのも、土曜の夜から吹いた天狗山からの風が秋の香りになりました。説明しにくいのですが、気温が空気中でただ下がったのではなくて、地面の中まで気温が落ち着いたというか、ガラッと雰囲気が変わった感じです。そうすると、自然の中で起こっている変化にもっと気づくようになるというか、例えば日が暮れるのが早くなっているのに気づくし、そうすると海から見える雲のパレットや朝の鳥たちの声も、もっとクリアに聞こえるような不思議な感覚にもなります。
今年もあと4ヶ月なんて。。。信じられませんが、季節は巡り、あと1ヶ月もすれば肌寒くてセーターを着る毎日がやってきます。
9月はいろんなことがまた起こりそうですが、一つ一つ丁寧に向き合っていこうと思います。
皆さんも、季節の変わり目と残暑で、体調崩さないようにお過ごしくださいね。

写真は、モンタナの弟家族から送られてきたフラットヘッドレイクで遊んでいる愛犬ソフィー。アメリカは今日が夏の最後のホリデーで、明日から秋学期だそうです。

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