Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2025.2.14Happy Valentine’s Day (個展7日目)

今日はバレンタインデーでした。
国際色豊かなご来場者の皆様にも、別れ際に”Happy Valentine’s Day!” とご挨拶すると、みなさん満面の笑みで”You too!!”。

写真は、今回の7種類のテーマの一つ、「小樽・愛」の灯りとワックスアート。

初めわかりづらくて、どう接してよいかと戸惑ってしまうやりとり。
それがいつの間にか、深い愛情に包まれていたと実感する。
「ありがとう」と伝えると、目線を逸らしながら「なんも、いいのよ」。

今日もギャラリーはたくさんの愛で包まれていました。
ご来場くださいました皆様ありがとうございました。

Happy Valentine`s Day!

2025.2.13個展6日目

今日は、朝から冬の嵐でした。
風が強かっため、車の外気のゲージはマイナス5度なのに、体感温度はマイナス17度になっていました。
厳しい寒さの中のご来場を誠にありがとうございました。

今回の個展で、再び会場の音楽を担当してくださったのがNY在住のFrank Weber氏。「オタルビトノイロ」のために、数曲書き下ろしてくださいました。小樽で我が家に約一年ホームステイし、様々な人々と出会い、芸術活動を通して感じたものを私の掲げたテーマをモチーフにしながら作曲したそうです。会場で作品をご覧になりながら、背景の音楽もお楽しみいただけましたら幸いです。

ここでは、”Snowstorm”という曲をご紹介します。目を瞑って聴いていただけたら…。

今日は、北海道新聞にも本展の記事が掲載されたそうで、早速地元の皆様もお越しいただきましてありがとうございました。18時をすぎ、今日のギャラリーが閉まってからは、小樽美術館・文学館の前の雪あかりの路を巡りながらおうちに帰りました。ほんの少しですが写真を撮りましたのでこちらでシェアさせていただきますね。

2025.2.12個展五日目

気温が上がり、午後から雨模様となった小樽。
個展五日目も、地元から道内、道外、国外からのご来場をたくさんいただきました。ありがとうございます。

特に、若い世代の皆様からいろんなご感想をいただき、質問にお応えしていたら、時間はあっという間に私の大好きな時間帯に。

16:30〜17:30は、ギャラリーのゴールデンタイムかもしれません🕯️
窓辺が群青色になり、灯火のゆらめきが時間の流れをもっとゆっくりしてくれる。

また明日もギャラリーでお待ちしています。
雨よりも、雪になりますように❄️

2025.2.11個展四日目

午前中から午後にかけて小樽は吹雪に見舞われまして、一時は中にいても底冷えのような寒さでしたが、ギャラリーを目指してお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

帰ってから事務仕事をしながら、目が疲れたので、いくつか小さなキャンドルを灯して電気を消しました。写真のキャンドルの灯りは、旧三井銀行小樽支店、旧日本銀行小樽支店、旧拓殖銀行小樽支店をモチーフに製作したもので、ギャラリーでは、この歴史的建造物にちなんだキャンドルをUNGA⬆︎さんとのコラボでお創りしている「銀行街の灯り」ラインから少し昇華させてギャラリーで展示をしています。

上の写真にあるのは旧日銀の建物に何羽も施されている金庫の見張り番のシマフクロウのシルエットを入れたキャンドル。上部のコッパーがかったターコイズ色は屋根の青銅を表しました。

先人たちが様々な営みの中から築き、受け継いできた街並みを歩きながら、
今を生きる私たちがこの街並みから何を学び、創り出していきたいのか。。。を自分も含めて問いかけている作品群となっています。

今日の夜はキャンドルの灯りだけなので、目に優しくてよく寝れそうです。
おやすみなさい。

2025.2.10個展三日目

個展三日目。
気温がかなり低く感じられた小樽。
週初めは週末よりもゆったりと時間が流れている感じでした。在廊する時間も皆様ゆっくりだった感じがします。寒い中ご来場を誠にありがとうございました。

今日は、全体的に地元からのご来場が多かったように思いました。私のように本州や四国から小樽に移住して来られたご夫婦で、ワックスアートのキャプションを読みながら、「そうそう!」と同感してくださったりと、もしかしたら移住者ならではの感覚もあるのかもしれないですね。

海外からは、タスマニアからポートレートを主に描かれるアーティストや、モントリオールからはイルミネーションデザインを手がけられている方などなど、今日はクリエイティヴなお仕事をされている方々が多くいらっしゃった印象でした。皆さんに共通しているのが、小樽は初めてではなくて、違う季節にいらした時にもっといろんな季節を感じに、雪あかりの季節に来たと言っていたことでした。季節の移り変わりを意識した異国での滞在も素敵ですね。

UNGA↑さんのギャラリーは、本当にリラックスできる、もうひとつの自分のお部屋になっていく感覚で、日々大好きになってしまっています。日曜日まで、満喫できるのは贅沢です。

今日は、お家まで天狗山行きのバスに乗って帰りました。観光客でぎゅうぎゅうのバスで、こんなに寒いのにみんな小樽目掛けてきたんだなと思ったら、先日「日本遺産」に認定された小樽市に在住するものとして、いろんな想いが頭の中を巡りました。小さなことですが、ひとつひとつ、私にできることを丁寧に取り組んでいきたいと思いました。

明日は、ギャラリーまで歩いて行こうかしら。

2025.2.9個展二日目

個展二日目。
写真は、会場のUNGA⬆︎さんの前の雪あかりの設営風景。5時にここにあかりが灯ります。

今日も地元小樽〜札幌〜日本全国〜世界はアジア・欧米と、小樽を目指してこられた皆様とのお話がとても楽しい一日となりました。風の強い中、ご来場を誠にありがとうございました。

とても印象的だったのは、丁寧な日本語を一生懸命に話してくださり、作品の感想もテーマごとに聞かせてくださった台湾からの学生さん。一度小樽にはご家族で来られたことがあり、大きくなって今回は一人旅。色の印象や、作品から捉える小樽の情景をじっくりと鑑賞されながら教えてくださいました。それぞれの感性が交差するギャラリーはとてもリッチな空間に思えました。

昨日、初日に今回のテーマの一つ、「海」の灯りをお持ち帰りされたお客様から、早速キャンドルを灯した時の画像が届きました。こうして、実際に火が灯るキャンドルは、生命がそこに宿ったような感覚になります。ご自身のパーソナルな灯りとのひとときを、いろんなスタイルで深めてくださっていることは、私にとって大きな創作意欲につながっていきます。

また明日もどんな出会いがあるか楽しみに、今日はゆっくりしようかなと思います。

おやすみなさい。

2025.2.8個展: 「小樽人の色 オタルビトノイロ」 初日

初日の午前中は、これ以上にない冬の青空と太陽の光が輝いていた小樽。 
スタートから、国内の方々の他に、外国人のお客様も多く訪れて、ギャラリーはとてもインターナショナルな空間にもなっています。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

今日は冬の風物詩「雪あかりの路」もスタートして、15日まで、小樽はキャンドルの灯りに街中が包まれます。ちょうど運河沿いに立地する会場にある歩道も、あたたかな雪あかりが灯っていました。

今回の個展は、今までとは少し違うスタイルで、展示会場のギャラリーと併設されたお部屋をギャラリーショップといたしました。展示作品は全てご購入可能で、会期後のご配送となります。また、ギャラリーショップでご購入された作品は当日お持ち帰りいただけるスタイルとなっています。ご質問などございましたら、私が在廊しておりますので、お気軽にお声をかけてくださいね。

2025.2.7明日はいよいよオープニング

いよいよ明日はオープニング。

素晴らしいサポートのスタッフの皆様に囲まれて、設営が無事終了しました。

明日から小樽雪あかりの路も開幕です。
心温まる、小樽の街へ是非お出かけくださいね🕯️

個展: 小樽人の色 オタルビトノイロ
The Spirit of Otaru in Colors
会期: 2/8-2/16/2025 11:00-18:00
会場: UNGA ↑ ギャラリー
共催:うんがぷらす株式会社

協力:
PRデザイン: 9Bデザイン 倉橋寛之
会場装花: 花売業 kusa
音楽: Frank Weber


2025.2.4寒波の前の雪おろし

全国的に寒波の影響で天気予報が常にアップデートされるこの頃。
昨日は太平洋側の帯広が80センチの積雪で、今夜半から小樽の日本海側も影響を受ける見込みだそうです。
そんなこんなで、昨日はMUSEの定休日もあって、主人と寒波の豪雪に備えた雪おろしを4時間ストレートでしました。主人が屋根からの雪をどんどん落として、私は大人が四人くらいのれるそりで雪捨て場までどんどん運ぶといった連携プレーで、なんとかミッションを完了しました。
写真は、その雪捨て場から撮った小樽の向こう岸にある初山別連邦。ちょうど西陽がさした連邦は海の情景を優しく見下ろしている感じでした。明日の今頃は、こんなに穏やかな光景が猛吹雪になるのかなあと思うと、北海道の自然と共に暮らすことが厳しくもとても豊かなことなのだとも思います。

最近よく読んだりインタビューで聴いているスタンフォード大学の脳科学者が分析していたのが印象的でした。現代におけるインターネットとの依存性の高い付き合い方が、私たちの脳のドーパミンのバランスを著しく崩しているために、”Pleasure vs Pain (快楽と痛み)”がシーソーのように経験されなくなっていて、過度のオンデマンドで与えられる”Pleasure”が本来私たちが自然に持ち合わせるストレスマネジメントやちょっとした痛みや乗り越えなければならない”Pain”に対応できなくなり、様々なことに対する中毒性に支配されやすくなってきているという見解を学んでいます。自分に当てはめてみると、そうゆう部分がじわじわと意識しないまま当たり前になっていたと思いました。どこから始めていいのかなと最初は難しいお題を与えられたと思いましたが、自分なりに考えてみました。それで、携帯との付き合い方を見直し始めました。例えば、自分の視界にパートナーのように置くのではなくて、起き抜けに手に取らず、まず朝日を見て15分くらいは手足をストレッチして、顔を洗って、コーヒーを入れて。。。オフスクリーンの時間を大切に持つことで、自分の軸をできるだけインターネットがなかった時代のアナログベースからスタートできるように意識するようになりました。それでも、まだまだとらわれていてなくてはならない存在でしかない気持ちもあることは事実です。でも、少しずつ向き合っていこうと思います。

こうしてブログを書いていること自体も、インターネットの世界にいる証拠なのだけれども、どこか自分なりに納得したバランスの取り方を大切にすることの選択肢はあるのだと思います。まだまだチャレンジですが、今週末から始まる個展で、実際にご来場してくださる皆様とお会いして、コミュニケーションをとれることが何よりの自分へのご褒美のような、そんな気持ちにもなっています。

北海道の厳しい冬に、雪あかりの路が私たちの心を彩り、その美しさが豊かな気持ちにしてくれる。
なんて素敵なバランス!

2025.1.29個展まであと十日

あっという間に、一月も終わりに近づきました。
天気予報では、今夜半から大雪とのこと。このまま寒さと雪が続けば、雪あかりの路のイベントに向けてたくさん雪が積もって、小樽の街が雪あかりに包まれそうです。

十日後に始まる個展の作品の制作もほぼ終了しました。
「小樽人の色 オタルビトノイロ」をいろんな感覚と感情を絡めながら、創り上げた日々。
写真は、7色のテーマの一つ、「銀世界」。

会場で、ご来場いただく皆さんが捉える小樽の色や質感をぜひお聞かせくださいましたら嬉しいです。

個展の情報はこちらからどうぞ。

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