2022.12.13赤の色
連日のご来店を誠にありがとうございます。
今日も常連のお客様から、初めてのお客様まで、ゆっくりとお話をしながらとても楽しいひとときでした。そうした皆様の近況やいろんなことに関するお話を聞かせていただくと、とてもフレッシュな気持ちになって、また創作意欲が出てくる気がします。
また、お会いする日まで、お互いに様々なことに挑戦したり、じっと堪えたり、心身を休めて次に備えたり…。小さな勇気を持つのに、皆様からも背中を押されて、私は表現活動ができているのだなと、改めて思いました。
写真の赤のキャンドルは、この展示会に目がけて、なるべくシンプルなタッチで、深い赤の向こうに見える灯りの色を想像しながら創りました。赤だけれど、どこか静けさが感じてもらえたら嬉しいです。クリスマスだけではなく、年末年始に、たっぷりと灯していただきたい赤の色。更なる、小さな勇気が生まれる年になりますように…。
明日から、北海道は強い低気圧の影響で局部的に大雪になるそうで、さすがにこれで、根雪になるのではと思います。
ご来場の皆様、どうぞ足元に気をつけてお越しくださいませ。
2022.12.12灯りまわりのアイテム
昨日は日曜日でした。
会場の大通りビッセは、大通公園のホワイトイルミネーションのメイン会場の目の前にあって、最近は海外からの観光客の姿も目立ってきて、いろんな国の言葉が飛び交うようになりました。
夜半にかけて一気に雪が舞い、今朝の路面は真っ白に。
今日は穏やかな日がさして、ギャラリーも明るい空間になっています。
さて、特に昨日は、キャンドル周りのガラスを制作してくださっている、小樽のガラス作家・木村直樹さん(KIM GLASS DESIGN)さんの作品が人気でした。
ガラスの世界に感じるもの。
ひび割れた模様やバブルにキャンドルの灯りが乱反射して、一つだったはずの灯りが何倍にもなって柔らかな空間を作ってくれるガラス。
制作した木村さんも、ガラスの側面にあたる灯りの位置を考えながらバブルやヒビをいれてデザインしたそうです。
手にとっていただいた皆様それぞれが、いろんな感性や作品に見えるストーリーを共有してくださり、とても興味深かった日となりました。
これから札幌は、足元が雪道ですので、ご来場の際はお気をつけてお越しくださいね。
ワックスアート・キャンドル X オートクチュール刺繍・アクセサリー展
Jun’s Light (米澤 純)X Kiri Miyahira(宮平 桐)
「芯を守る勇気」-gentle transformation : courage-
照らし出した「源」への導き
日時:2022年12月9日(金)〜17日(土)11:00~20:00
会場:大通りビッセ3F ビッセギャラリー
札幌市大通西3丁目7番地北洋大通センター
※札幌市文化芸術活動再開支援事業
※変更が発生する際は、 HP/SNS等でお知らせいたします
※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒などの感染症拡大防止対策をお願いいたします
※体調に不安がある方は、ご来場をお控えください
2022.12.10灯りのプレゼント
お客様のお家から、
皆さまへ
灯りのプレゼントです。
「芯を守る勇気」
2日目の今日も、
たくさんのご来場を
誠にありがとうございました。
久しぶりにお元気そうなお顔を見せてくださり、
近況をゆっくりとお聞きできることは、
本当に嬉しいひとときとなっています。
明日は日曜日。
お近くの皆様、ぜひ遊びにいらして下さいね。
ワックスアート・キャンドル X オートクチュール刺繍・アクセサリー展
Jun’s Light (米澤 純)X Kiri Miyahira(宮平 桐)
「芯を守る勇気」-gentle transformation : courage-
照らし出した「源」への導き
日時:2022年12月9日(金)〜17日(土)11:00~20:00
会場:大通りビッセ3F ビッセギャラリー
札幌市大通西3丁目7番地北洋大通センター
※札幌市文化芸術活動再開支援事業
※変更が発生する際は、 HP/SNS等でお知らせいたします
※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒などの感染症拡大防止対策をお願いいたします
※体調に不安がある方は、ご来場をお控えください
2022.12.9「芯を守る勇気」初日
「芯を守る勇気」
初日が終了しました。
寒い中ご来場をいただきありがとうございました。
思い思いにゆっくりとご覧いただいて、ゆったりとした会場よ雰囲気をお客様と一緒につくれてるのを実感した日でした。
写真は、今年も会場のフラワーデザインを手掛けてくださいました、フラワーショップ四季さんの四藤さんの作業風景です。優しい気持ちになる有機物たち。今回のテーマに合わせて創作してくださいました。ご来場の際は、是非フラワーアレンジもご覧下さいましたら幸いです。
2022.12.8明日は札幌展のオープニング
今日は搬入の日。
宮平桐さんと一日かけて、空間を創りました。
心の「芯」へ。
「源」への光。
作品を通して、小さな勇気を持つことへの力になれば幸いです。
明日はいよいよオープニング。
雪の札幌にて、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
足元にお気をつけてお越しくださいね。
ワックスアート・キャンドル X オートクチュール刺繍・アクセサリー展
Jun’s Light (米澤 純)X Kiri Miyahira(宮平 桐)
「芯を守る勇気」-gentle transformation : courage-
照らし出した「源」への導き
日時:2022年12月9日(金)〜17日(土)11:00~20:00
会場:大通りビッセ3F ビッセギャラリー
札幌市大通西3丁目7番地北洋大通センター
※札幌市文化芸術活動再開支援事業
※変更が発生する際は、 HP/SNS等でお知らせいたします
※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒などの感染症拡大防止対策をお願いいたします
※体調に不安がある方は、ご来場をお控えください
2022.12.5心友・親友、そして真友
今朝は、冬でもこんなにもキラキラと明るい日があるのかと思うくらい、積雪に太陽の光が反射して、綺麗な朝でした。予報では、寒さと風と雪と、オールマイティなメニューでしたが、今週始まるビッセ展のコラボレーティヴパートナー・宮平桐さんに用事だったので、車で意を決して出発しました。
小樽の海は今日はどんよりのグレーでしたが、ところどころ群来の時にみられるようなミルキーなエメラルドグリーンが見れて、風の強さを感じました。さすがに山間は、アイスバーンで、時速40キロ。多分側から見たら、ガチンガチンの肩を張って運転していたのではないかと思います(笑)。
小樽〜銭函〜手稲〜宮の沢と、札幌に近づくにつれて道路状況は思ったよりも良くなり、お上りさんとしては安心しました。
そしてやっと桐さん邸に辿り着き、ホッと一息。
写真は、わたしたちの2018年のクリスマス展からの写真です。
マスクをしていない私たちを見るのは、ちょっと違和感すら覚えるけれど、何だかこの写真を見たら、じわっと熱いものが体を走りました。
2008年から、ずっと一緒に歩んできた彼女。
今年は、窮地にいた自分を、真友として、アーティストとして、そばでずっと支えてくれた彼女。
恩返しをしたくても、すぐにはできないから、これからの私の生き方でお返ししていきたい、と、思わせてくれる存在が、じわっと体に走った熱いものなのかなと思います。
木曜日は、二人の世界を会場で創り込む日。
そして、金曜日はオープニング。
同じ志を持った二人が、表現できる機会を得たことに、心から感謝しながら、会期中過ごしていきたいと思います。そして、何よりも、二人で皆様をお迎えできることが、今から本当に楽しみです。
2022.12.4雪国から…冬の森。
小樽は、連日寒波の影響で雪が降り続き、今夜はマイナス7度。
午前中小一時間ほど雪かきをしながら、先週の今日は東京で個展の最終日を迎えて、秋の晴れ渡った新宿の中央公園を歩いて会場入りしたことを思い出して、日本にいても、こんなに気候が違うんだなと改めて思いました。
先日の東京個展では、グレーの冬の景色と心の情景をイメージしたキャンドルを好まれるお客様が多かった印象で、今日は宮平桐さんとのコラボ展に向けて、そのシリーズの最終製作日としました。
グレーのキャンドルは、ニュートラルなカラーで、見た目はとても静かな印象のキャンドルです。毎年必ず、冬の展示会に向けて創るのですが、製作工程の複雑さと相まってか、心の中のイマジネーションが豊かになる不思議な特徴があります。何の色合いにも基本的に合わせやすくて、馴染むせいか、気づかない色になりやすいグレー。。。と思いきや、私の中では、一番なくてはならない色なのかもしれません。
「冬の森」は、毎年取り組むテーマと位置付けています。
今年は、特に、控えめなシルバーのワックスで、キャンドルの表面に、見えにくい森や遠い森を描きました。
宮平桐さんと取り組んできた、「芯を守る勇気」をベースに、まだ見い出せない何かが、勇気を持つことで少しでも見えてくる…。そんなイメージで今シーズンの冬の森を描きました。
真っ白な12月の北海道。
季節の厳しさを感じながら、心はいつも温かく、いろんなことに感謝しながら今年2022年を振り返る月にしたいと思います。
2022.12.1師走の朝
一昨日、小樽に戻りました。
今年の秋は、例年よりも暖かい日が続き、紅葉も長く楽しめましたし、雪の足音も聞こえないくらい穏やかな10月、11月でした。
それでも、やっぱり帳尻を合わせるように、11月最終日から本格的な雪降る冬に突入しました。小樽は日本海側なので、海から山から雪だ雪だと言われているような場所です。寒気が入ると、自宅から見える海の向こうの空と、側の天狗山の空がつながっているのが不思議なくらい、いろんな色が見えて、その透き通った寒さと自然の美しさに、気持ちがとても澄み渡っていくような感じ。
一息ついて、今日からは、宮平桐さんとのクリスマス展に向けて最終作業とチェックが始まります。桐さんと、元気に皆様をお迎えできるように、ラストスパート頑張ります☆
2022.11.29夜空のクリスマスツリー
個展が終了し、小樽に帰る前、一日お休みをとって長野県・軽井沢に行ってきました。
軽井沢駅を降りると、冷たい透き通った空気の向こうに、松の香りがそこらじゅうに広がっていて、外に出ている時には、ずっと森林浴をしているようでした。
見渡す森の上に聳えるのは、活火山の浅間山。
フロストシュガーがかかっているような綺麗な雪が上層部を覆い、とても素敵でした。
夜になったら、そのフィールドに、大きなクリスマスツリーがライトアップされていました。
なんとも幻想的で、静寂の中でしばらくじっと眺めていたら、疲れがどんどん流れていく感じがして、その途端にとても眠くなりました。
一日ゆっくりリフレッシュして、今日はこれから小樽に戻ります。
北海道はまだ晩秋の気温みたいですが、ちょっとだけ雪が恋しい気持ちになっていたので、天狗山が迎えてくれるのを楽しみに…。
2022.11.27お礼
お礼
京王プラザホテル東京での個展「向き合う勇気」は、本日をもちまして終了いたしました。
期間中、たくさんの皆さまに足を運んでいただきました。また、遠方からも応援のメッセージや、ご紹介、お心遣いのお品物など、本当にたくさんの皆さまに支えられて、会期を終了することができました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
2018年に開催してから、4年。
久しぶりにお顔を見せてくださった方々。また私のHPやInstagramをご覧になって初めてお会いできた方々。
様々な状況下で、いろんなことを感じながら過ごされていることを、皆様との語らいを通して感じていました。その中でお時間を作ってご来場いただき、ゆっくりとアート作品やキャンドルを手にとってご覧くださっている皆様の姿から、私もエネルギーをたくさんいただきました。
まだ先が見えづらい日は続きますが、冬の日々、そばにあるキャンドルに、灯りをそっとつけて、光の向こうにある希望を少しでも感じていただければと願っています。
個展の空間演出を音楽で彩ってくれたFrank Weber氏の音色、そして小樽のガラス作家・木村直樹さん(KIM GLASS DESIGN)の愛情溢れる作品に、ご来場いただいた皆さまから、口々に、洗練された二人の作品が、私の表現を包み込んで、空気のように馴染んでとても心地よく、「向き合う勇気」を節々に感じ取ることができたとお言葉をいただきました。その度に、開催してよかったと、思える瞬間がたくさんありました。協力してくれた敬愛する二人に、心からの感謝を送ります。
そして、個展開催にあたり、京王プラザホテル東京・ロビーギャラリーの皆様、プロモーション用のヴィジュアルデザイン・制作を手掛けてくださった、9Bデザイン倉橋さん、温くてきめの細かいサポートを、ありがとうございました。
最後に、家族と友人のみんなへ。
あなたたちがいなかったら、私はここまで辿り着けなかったです。背中をいつも優しく押してくれて、変わらぬ愛情を本当にありがとう。
これからの日々。
精進していきます。
ありがとうございました。
米澤 純
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