Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

ブログ Blog

2023.1.11豪雪!

昨日は、小樽の12時間あたりの積雪史上、最高の記録となった積雪量でした。
62センチのパウダースノーは、ものすごいペースで降り続けました。
でも、午後の早い時間には止んだので、降り積もった粉雪はそれはそれは綺麗でした。

雪に囲まれると、不思議と作業する意欲がどんどん湧くのは私だけでしょうか。。
昨日は、キャンドルのデザインがたくさん浮かんで、サンプルを創りました。
気温もかなり低かったので、出来上がりもあっという間で、雪をバックに窓辺で出来立てのキャンドルに火をつけて、色合いを確認していました。

我が家から見える、ナイターの天狗山のスキー場は、今夜はすっきりと晴れた夜空に、キラキラと輝いています。
スキーが苦手なので、本当に勿体無いのですが、滑りながら眺める小樽の街明かりはさぞかし綺麗だろうなと、麓で想像しています。

2023.1.5ルルとのお休み

我が家の冬休みも、今日が最後。明日から、MUSEもJun’s Lightも、みんな仕事始めとなります。
冬休み中は、とにかく体を休めた感じでした。
小樽の平均気温も、マイナス10度近かったので、みんなでおこたに足を入れながら知らずに寝てしまったり、パウダースノーの雪掻きで汗をかいたり、その中でも我が家のセキセイインコのルルとたくさん時間を過ごしました。
大晦日の日は、みんなの団欒に参加して、一緒に紅白を観ました。(笑)


今年はルルも4月で4歳に。
籠は一応お食事とお水を飲めるようにしていて、ヒーターの上にバンクベッドみたいに寝れるようにしているのですが、もっぱら放し飼いなので、鏡のエリアのルル専用プレイグラウンドで過ごしています。最近は、自分の籠にはお食事するために飛んでいくだけで、遊び場の方で寝泊まりしているルル。音楽が大好きで、好きなリズムやピアノには必ず合わせて頭を上下に振って踊ってくれます。

セキセイインコは、人間よりも視覚に優れているそうで、紫外線や、人間でよく言われるオーラみたいなものも見えるという説もあるくらい、私たちのムードにもとても敏感に反応します。ルルも、ちょっと私が主人と真剣な話をしていて、いつもよりも声を若干大きく話していたりすると、すっ飛んできて、「どうした、どうした」みたいなそぶりで私にとまってきます。逆にちょっと具合が優れないときなどは、心配なのか、ずっとそばにいてくれて、そのまま眠りにつく時もあるくらいです。

こうしてblogを書いているときも、ルルはPCにとまって静かにキーボードを打つのを見ています。
小さい体で、日常を支えてくれる大きな存在のルルと、この一年も、楽しく過ごしていきたいと思います。

2023.1.1新年あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

2023年が幕開けとなりました。

皆様の日常が、
健やかで、
たくさんの小さな喜びに包まれる年となりますように。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

Wishing you all a Happy New Year!

Jun’s Light
米澤 純

2022.12.282022年を振り返って

2022年も、残すところ、あと3日となりました。

主人が経営する、レストラン小樽MUSEも、明日で今年の営業が終わりに。私もラスト、ランチタイムを受け持って、仕事納めとなります。

たくさんの皆さまにお世話になった2022年。
この場をお借りして、心からの感謝を申し上げます。

皆様にとりまして、この一年はどんな年だったでしょうか。。。
世界や社会情勢が不安に包まれる中、言葉ではうまく表せないのですが、「ちょっと苦しいな…」と、心が小さな声で叫び続けているというか、先行きの見えない不安定さにずしんと重みを感じているのは私だけでしょうか。。。

でも、なるべくプレーンな気持ちで、私の一年を振り返ってみようと思います。

今年は、初めて、小樽の自宅での個展「小樽の家で灯す。その一」を開催。

自分が創るキャンドルに火を灯しながら、日常における灯りがもたらす「何か」を、皆さまと共有することができました。実際に、ゆっくりと、お一人お一人とお話ができたことも、大切なひと時となりました。完全予約制というスタイルも、初めての経験でしたが、お問合せからご予約、お越しになられる日まで、一人一人のお客様と、できるだけアナログに近いやり方でやりとりをすることができたのも、じっくりと皆様との関係をゆっくり深めていける大きなきっかけとなりました。今でも、いろんなお顔が頭に浮かびます。小樽の山奥まで足を運んでくださり、本当にありがとうございました。

今年は、特に、家族と友人たちに、自分の根幹を守るように支えられた一年でもありました。

「共に歩む」ということは、自分と同じ靴を履いて、感情に寄り添ってくれること。そして同時に、私にも彼らの靴を履かせてくれて、「そうか、そうなのね、そうなんだね」と気づかさせてくれること。いつでも、一方通行での完結はなく、「聞き合い、話し合い」を諦めずに続けてくれて、お互いをもっと知ること。

「沈黙」という言葉が持つ、大きな力と意味にも、身をもって学ぶ機会にも恵まれました。
黙っていることは、逃げないことで、言葉に出すよりも乗り越えるのが苦しいことだけど、沈黙の本質と時間の流れが真実を導き出して、いつかは乗り越えられることなんだということも、みんなは気づかせてくれました。

11月12月の「勇気」をテーマにした東京個展と、札幌での宮平桐さんとのコラボ展は、まさに彼らからインスピレーションを受けた、自分自身に「向き合う勇気」と、人間の「芯を守る勇気」と題して取り組みました。ご来場いただいた皆さまからは、「自分が見たくない自分も、キャンドルの灯りが優しく照らしてくれるようで、ちょっとの勇気でまた違う景色の中に見えるようになった」とか、「前に進むということの意味合いや、自分の軸がどこにあるのか、勇気を持って確かめることができた気がする」など、様々なご感想をいただきました。

人間として、まだまだ未熟な部分の多い私ですが、今年磨けた少しの自分を持ってして、来年、また表現活動を続けていくことで、私の作品を手に取ってくださる皆さまや、家族や友人たちと、優しく支えあっていければと願っています。

皆さまの年の瀬と新しい年の始まりが、健やかで穏やかな時間の流れでありますように。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

Happy Holidays!

米澤 純

2022.12.25Peaceful Moment

今日はクリスマス。

「世界平和」という言葉が、遠くとおくに行ってしまった感覚。

一瞬の暖かさをもらえない人たちがたくさんいる。

何で平和は遠くに行ってしまったのか。

気持ちは重くなるけれど、今日は、心にそのことを留めて、夜MUSEでみなさんをお迎えしようと思います。

2022.12.22Christmas in Otaru

天気予報では、今日の午後から先日よりも強くて長い寒気が日本海側を包むそうです。
間違いなく、今年の小樽はホワイトクリスマスですね。

さて、今日は、主人が経営する小樽の洋食レストラン、小樽MUSEのクリスマスディナーコースのメニューの一つ、Jun’s Lightからのクリスマスキャンドルプレゼント用に、お水に浮かべるフローティングキャンドルを創りました。

明日から、私もMUSEで皆さまのクリスマスディナーを想い出深いひとときにできるように頑張りたいと思います。

2022.12.19小樽に帰りました

ビッセ展が無事に終わり、札幌にしばらく滞在していた生活から、小樽の自宅に戻りました。
まだ、展示会の余韻が残っていて、ご来場くださった方々のお顔やお話を思い出したり、今回様々なご事情でお目にかかれなかった方々からの応援メッセージやお心遣いにも、本当にありがたい気持ちで一杯になっています。

我が家は、ちょうど天狗山のロープウェイの麓のエリアにあって、同じくらいの標高なので、雪もスキー場並みにあって、雪かきをしながらスキー場でかかっている音楽を聴いています。今朝は、新雪をかき分けながら、ずっとできていなかった、我が家の紅葉と赤ちゃん赤エゾ松の冬囲いをやっと完了することができたのでホッとしました。

普段とは違った筋肉を使って動き回ったせいか、ちょっと疲れ気味…。今夜は特に何もせず、小さなBLacknavy Blueのキャンドルを灯してゆっくりとすることにしました。
炎を見つめながらブログを書いていますが、揺らぎが眠気を誘ってきて、とても気持ちのいい時間となっています。

冬の夜遅くに、一人で灯すキャンドル。
とってもおすすめです。

2022.12.17「芯を守る勇気」閉会のごあいさつ

お礼

本日をもちまして、宮平桐x Jun’s Lightによる冬展を終了いたしました。9日間に渡り、感染予防対策にもご協力いただきながら、たくさんの皆様にご来場をいただきました。心より感謝申し上げます。

また、会期中、心温まる応援メッセージやお心遣いもありがとうございました。

今回のコラボ展は、去年より引き続き、少しずつ、緩やかな流れを感じながら、変わっていったり、いつの日も変わらない歩みを表現していく取り組み- gentle transformation- を基調に、そこから前進する精神性を捉えようと「Courage : 芯を守る勇気」をテーマとした作品で構成しました。

会期中、作品をゆっくりとご覧になられて、様々な感想をお聞かせくださり、とても貴重なひとときとなりました。少しでも皆様の日常にお役に立てていれば…と願っています。

イベント開催にあたり、大丸企画運営で長年お世話になっている、装花をアレンジしてくださったフラワーショップ四季さん、キャンドル周りの吹きガラス作品を制作してくださった小樽・KIM GLASS DESIGNの木村直樹さん、プロモーション用のヴィジュアルデザイン・制作を手掛けてくださった、9Bデザイン倉橋さん、そして大通りビッセのスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

そして、宮平桐さんへ。
コラボ展も、14年目となりました。
一緒に年を重ね、特に今年は心の深い影の部分にも、飛び込んできてくれて、もっと桐さんの魅力を知ることができました。一人の人間として、アーティストとして、陰陽ともに共有できる存在でいてくださることに、心から感謝しています。

最後に、今回は、「札幌文化芸術再開支援事業」の活動行事として開催いたしました。芸術文化活動に行政からサポートをしていただき、感謝いたします。

時はもうすぐ冬至に。
どうか皆様、暖かくして、お身体ご自愛くださいませ。
そして穏やかな年末年始をお過ごしください。

ありがとうございました。

Jun’s Light
米澤 純


2022.12.16「芯を守る勇気」明日は最終日

明日は、いよいよ最終日となりました。

写真は、この数ヶ月の間、テーマとなった「芯を守る勇気」のもと、創作した勇気の灯りコレクションの一部です。

どこかで覚悟をしたり、踏ん切りをつけたり、沈黙を守ったり、正直に行動したり…。
どれも前に進むための勇気。

人間だったら、誰しもが経験し続ける心の動きに、灯りを照らして肯定できたら…。それをみなさんと共有できたら…、との思いで創りました。

もう最終日は少し悲しいですが、明日一日、精一杯、桐さんと皆様をお迎えしたいと思います。

2022.12.15Courage 芯を守る勇気

おはようございます。
今日は朝早く起きました。
滞在している札幌のホテルで、お家から持参したコーヒーを入れて、朝によく聴くOla Gjeiloのアルバムをかけながら、風に舞う雪を眺めていました。小樽は猛吹雪じゃないといいのだけれど…。

写真は、今回、宮平桐さんと共通のテーマで取り組んだ、「Courage/芯を守る勇気」のワックスアートの一つです。

小さなオーバル、二つの作品。

中央に位置づけた「扇」は、私にとっては、勇気の印。
作品をどの方向に飾っても、前に広がる世界をイメージして創りました。

マルーンとクリムゾンレッド&マーブルピンクの世界。

そして、インディゴブルー&マーブルブルーの世界。

桐さんとは、夏に、哲学的で精神的な部分をじっくりと話し合い、大まかな色合いのイメージを位置付けて、あとは各々が自由に取り組むスタイルにしました。それからは、ほとんど話はせず、初日前日の搬入の時に、初めて本物を見せ合い、ギャラリーの壁にディスプレイしたら、お互いに表現した色が絡み合うように同じで、二人で顔を見合わせながらスマイル(笑)彼女とは離れていて創作していても、どこか同じ場所にいる感覚があるのです。

ご来場をいただくお客様の、時間をかけてアート作品をご覧いただく姿は、私たちにとって、最高のご褒美となっています。思い思いの捉え方をお話をしながら伺って、いろんなの精神世界を共有してくださって…。

二人の展示会も残すところあと三日。
寒い日となりますが、皆様のお越しをこころよりお待ちしています。

TOP