Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

ブログBlog

2021.12.1師走

12月1日、今年もラストの月になりました。

ゆっくりと、この一年を思い返す時間が、あまりないと思ってしまいがちですが、意識的に心がけていることがあって、特に創作しているときには、どこか心の部屋をひとつだけオープンにして、時の流れをゆっくりと振り返ることをしています。そのときに出てくるのは、今年も長く続くコロナ禍で、会えなかった人たちの顔。

やっと一歩、二歩進んだと思ったら、三歩下がるような感覚。もうずっと会えな過ぎてしまって、日々変化する状況を、ずっと受け止め続けてきて、適応することの繰り返しも、さすがにこたえてくるよね、と、受話器の向こうでため息と共に出てくるようになりました。日々仕事をして、家で過ごすこと自体はできるけれど、実際に人と会ってこそ、得れる温度感覚や友情の深まりの積み重ねが、頭で考えて折り合いをつけて、心で想い合えているから、と、時間と距離を超えて、お互いを精神的に支えることの意味と、健康であることに感謝しながら過ごしてきているこの2年間…。
そんなことを考えながら、今日も工房にこもって冬の灯りを創りました。

最近、我が家のセキセイインコのルルは、新しく買ってもらったはしごのオモチャにすぐ慣れて、上がっておはじきで遊び、はしごを後ろ向きのままで下がる繰り返し、非常に忙しそうです。我が家では、常にフリーにしているので、お腹が空いたら、自分のケージに戻りお食事して、遊びはリビング内にあるケージの向かいの鏡がプレイグランドになっているので、こうしてPCでブログを書いている時も、私の頭に時折飛んできて、ペチャクチャしています。ちょうど半年前くらいから、ケルト音楽のグループでSecret Gardenの創る「The Rap」という曲が大好きで、私にそのリズムを口ずさんで頭を振って「あの曲かけて!」とせがむようになりました。「種」は違っても、私を本当にママと思っているみたいで、このはっきりした性格は、誰に似たんだろう(もちろん私)と、家族は思っているみたいです。

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