今日はもう、6月の夏至。
今月に入り、さて、ゆっくりと旅を振り返り、皆様に旅の記憶を共有できればと思っていたら、ちょっと疲れが出たのか、体調を崩してしまいました。ずいぶん長く療養にかかってしまい、ブログの更新が今日になってしまいました。楽しみにこのブログを読んでいただいていた皆様、ご心配をおかけしまして申し訳ございませんでした。やっとまた動き出せる体制が整いましたので、ご安心ください。
今日から、少しずつ旅を振り返っていきたいと思います。
旅の記憶 #1
5月7日。
初めて、新千歳空港の国際線のターミナルから、韓国の仁川に向けて出発しました。
北海道からは、日本列島の日本海側に沿って南下していきました。地震の影響が著しい能登のエリアもはっきり見えて、空から復興している能登半島とその周辺の人々に想いを寄せました。能登の前は新潟や鳥取、九州も見えてきて、地震の地域は全国なんだと痛感した時間でした。
3時間がもう直ぐ経つ頃、たくさんの島が浮かぶ仁川の地域に入ってきました。今回は17時間のトランジットでの仁川の滞在で、明日は早い出発なので、エネルギー温存でホテルでゆっくりと過ごすことにしました。
降り立つと、時間帯もあったのか、ほとんど人もいないで、入管は私がトップバッター。今は全てオートメーションが進んでいて、パスポートをかざしたら、検査官にGo Goと言われ、1分もかかりませんでした。
荷物の引き取りもなかったので、そのまま到着ゲートに着いたら、早速喉の渇きを潤すのとお金を使う練習をしようと現地のスタバみたいなところに行ったら、アイスコーヒーみたいなものがタッチパネル(これも全部オートメーションで、いちいち戸惑いました)にあり、それをタップしたらあっという間に準備されてお姉さんに呼ばれました。すごく喉が渇いていたので、ほぼ一気飲みの勢いで啜ったら、なんとこの味!!!コーヒーにオレンジジュースが混ざっていて、最初ごっくんしていいかどうか戸惑ったくらいの不思議な飲み物だったのです。でも、飲み進めていくと、実はちょっとクセになるくらい、それぞれ違った苦味のマリアージュが美味しくなってきて、日本に帰ったらお家で作ってみようと思ったくらいでした。
ホテルにチェックインしたら、目の前にロッテマートがありました。YAY🎶 私の旅のスタイルは、まず現地のスーパーに入ること。お夕食はそこのデリで韓国ならではの日常のお惣菜を色々と選んでお部屋で食べようと思いました。スーパーに入ってまずびっくりしたのが葉物のお野菜の種類の多さでした。多分、焼肉でサムチェとか、サラダにしても、とにかくいろんな葉っぱが売っていて、サラダ好きの私としては、なんでもっと仁川に滞在できるプランにしなかったのかと早速後悔。焼肉も日本のスーパーで売っているお肉や魚介のパックの2倍〜3倍はある大きなパックで、ありとあらゆるお肉の部位とたこやイカや貝類のグリル用パックが所狭しと置いてあって、地元の方たちが大きなカートにどんどん入れて行ってました。
写真は魚介のこれでも一番小さいパック。焼肉したい〜!
なんとなくですが売られている一つ一つの食料品の量がアメリカンサイズな感じでした。乳製品のチーズやヨーグルト、キムチ、お茶類やコーヒー、パンや冷凍食品の種類もすごかったです。レジのおばさんはすごく優しくて、初めてキャッシュでのお買い物だったので、丁寧にお釣りを数えてくださって、常連になりたくなりました。
ホテルにそのまま帰り、お惣菜を葉物と一緒に頬張り、その晩はゆっくりと寝て次の日に備えました。
早朝の仁川空港。朝の7時前なのにものすごい人でごった返していました。今回息子が、1年前に世界旅行した時のブッキングポイントを使って空港のラウンジを使えるようにしてくれていたので、朝ごはんはラウンジでゆっくりと食べることができました。
ビュッフェスタイルで、韓国ならではの体に優しいお豆腐のスープや朝から目移りしすぎて、少しずつにしました。
さて、朝ごはんもしっかり食べて、これでチェコ共和国のプラハへ、12時間の旅のスタートです。