今朝は、冬でもこんなにもキラキラと明るい日があるのかと思うくらい、積雪に太陽の光が反射して、綺麗な朝でした。予報では、寒さと風と雪と、オールマイティなメニューでしたが、今週始まるビッセ展のコラボレーティヴパートナー・宮平桐さんに用事だったので、車で意を決して出発しました。
小樽の海は今日はどんよりのグレーでしたが、ところどころ群来の時にみられるようなミルキーなエメラルドグリーンが見れて、風の強さを感じました。さすがに山間は、アイスバーンで、時速40キロ。多分側から見たら、ガチンガチンの肩を張って運転していたのではないかと思います(笑)。
小樽〜銭函〜手稲〜宮の沢と、札幌に近づくにつれて道路状況は思ったよりも良くなり、お上りさんとしては安心しました。
そしてやっと桐さん邸に辿り着き、ホッと一息。
写真は、わたしたちの2018年のクリスマス展からの写真です。
マスクをしていない私たちを見るのは、ちょっと違和感すら覚えるけれど、何だかこの写真を見たら、じわっと熱いものが体を走りました。
2008年から、ずっと一緒に歩んできた彼女。
今年は、窮地にいた自分を、真友として、アーティストとして、そばでずっと支えてくれた彼女。
恩返しをしたくても、すぐにはできないから、これからの私の生き方でお返ししていきたい、と、思わせてくれる存在が、じわっと体に走った熱いものなのかなと思います。
木曜日は、二人の世界を会場で創り込む日。
そして、金曜日はオープニング。
同じ志を持った二人が、表現できる機会を得たことに、心から感謝しながら、会期中過ごしていきたいと思います。そして、何よりも、二人で皆様をお迎えできることが、今から本当に楽しみです。