2022.11.112月のクリスマス展「芯を守る勇気」- gentle transformation : courage -のご案内(札幌)
2008年より、オートクチュール刺繍/アクセサリーのアーティスト・宮平桐さんと、毎年二人で12月に開催するクリスマス展。今年も、12/9より9日間の日程で、札幌大通りBISSE3F「ビッセギャラリー」で開催できる運びとなりました。
夏から、ずっと二人であたためてきた今年のタイトルは、
「少しずつ変わっていくこと」”gentle transformation”を引き続き中核に置き、
「芯を守る勇気」ー gentle transformation : courage ー
照らし出した「源」への導き
といたしました。
混沌とする世界情勢、長く続いているパンデミック、社会に見られる日々の出来事。
「誰か」が経験している、「社会」や「世界」のどこかで起こっていることが、私達一人ひとりの日常的な人間関係や、自分自身の進んでいく道と、何ら変わらないものであるということ。それを考えると、あまりもの出来事の大きさと、直下で苦しんでいる人々の数の多さに圧倒されて、自分の身の回りにある些細なことが小さく見えて、無力感と何だかどこかへ落ちていく不安な気持ちに襲われてしまう。
私達を含めて、悶々と不安で将来がはっきりと見出せない気持ち、たくさんの方々がお持ちだと思います。
不安な心と、どうしたら向き合えるか。
そして、二人で選んだ言葉は、「勇気:Courage」でした。
心の「芯」へ。
「源」への光。
作品を通して、小さな勇気を持つことへの力になればと、私達は表現していきます。
今月始まる、一足早い東京の個展「向き合う勇気:Courage」においても、この精神に沿って取り組んでいることで、私自身、様々な状況に勇気を持って臨むことができて、とても救われているなと感じています。
師走の札幌にて、宮平桐さんと二人で、皆様をお迎えするのを楽しみに、取り組んでいきます!
ワックスアート・キャンドル X オートクチュール刺繍・アクセサリー展
Jun’s Light (米澤 純)X Kiri Miyahira(宮平 桐)
「芯を守る勇気」-gentle transformation : courage-
照らし出した「源」への導き
日時:2022年12月9日(金)〜17日(土)11:00~20:00
会場:大通りビッセ3F ビッセギャラリー
札幌市大通西3丁目7番地北洋大通センター
※札幌市文化芸術活動再開支援事業
※変更が発生する際は、 HP/SNS等でお知らせいたします
※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒などの感染症拡大防止対策をお願いいたします
※体調に不安がある方は、ご来場をお控えください
2022.10.26Petals of Life
10月も終わりに近づいてきました。
最近は、制作と準備に日々追われていますが、なるべく夜のMUSEでの仕事には歩いて運動するようにしています。
今日は全国的にも冬の気温だったそうで、小樽も4時半には薄暗くなってくるので手袋をはめて外に出ました。
今日は、ワックスアート作品が一つ出来上がりました。
タイトルは、Petals of Life。
今年初めて取り組む、オーバル(楕円)のキャンバスを使用しました。
はじめは、小さな花びらの羅列が道をゆっくり形取っていくイメージでスタートした絵でしたが、それがだんだん命の木のように見えてきて、一つ一つの大切ないのちの巡りを、改めて認識していくことを胸に、描きました。
今回の個展のテーマ、「向き合う勇気」は、私自身、本当にたくさんの感情や考えに触れるきっかけを作ってくれている気がします。ご覧になってくださる方々それぞれの、人生観や日々の心の世界に、ちょっとだけでも近づけられる個展になるように、残りの日々、制作に励んでいきたいと思います。
東京の個展の詳細は、こちらからどうぞ
2022.10.23深まる秋の小樽
ここ一週間ほどで、秋の景色がぐっと深まりました。
数日前に、天狗山山頂に10分ドライブで上がって、周りの山々の色合いを見てきました。
もう山頂の紅葉は、いつ落葉してもおかしくないくらいの色合いに染まり、雪の気配を感じました。
写真は、小樽市の東側で、山々を越えると、赤井川方面に行きます。紅葉が今年は早い感じで、いつもはニセコへドライブに行くのに、今年は置いてきぼりになりそうです。。。
天狗山では、スキーシーズンに先駆けて、コースのイタドリなどを刈ってスムースにしていました。リフトも取り付けられていて、冬はもうすぐそこにきているのだなあと感じました。
短いからこそいろんな感性が刺激される北海道の秋。
一瞬一瞬を、覚えておきたい世界。
冬まで、あと何回天狗山に車で行けるかな。。
2022.10.21Frank Weber Live in Hokkaido
10/15,16は、コラボレーティヴパートナーのFrank Weber氏のライブでした。
今回は、小樽(MUSE)と美唄(アルテピアッツァ美唄)が会場となり、ポカポカ陽気の感じられる最高の秋の週末となりました。小樽、そして美唄まで足を運んでくださいました皆様、ご来場を誠にありがとうございました。
何枚かですが、様子をアップさせていただきますね。
アルテピアッツァ美唄のアートスペースにて。リハーサル風景です。
かつては体育館として使われていた会場の窓辺から。
家族づれやライブにお越しの皆様が思い思いに広大な世界をゆっくりと楽しんでおられました。
調律の畠謙二さんマジックにかかった、アルテのグランドピアノ。
ライブ後のサイン会の様子。
心と心が伝わる、温かい瞬間。
実行委員会のメンバーと終演後に。
美唄では、美唄市をはじめ、美唄市文化協会様、プレス空知様にも、後援としてサポートしていただきました。
旦那さんと、親友。福井から駆けつけてくれました。
実行委員会のメンバーとアフターパーティー後に。透き通るように心が優しくて、力強い、最強メンバー!
美唄では、素晴らしい音響チームの皆様にも多大なご協力をいただきました。
今回つくった秋色のプログラム。
フランクのピアニストとして、そしてソングライターとしての歩みを、こよなく堪能できる内容のセットリスト。
その中で、この秋レコーディングを予定している楽曲も、聴かせてくれました。
小樽MUSEライブ後のフランク。
ちょっとお疲れのショットですが、お客さまのハートフルな反応と交流に胸がいっぱいだと語っていました。
最後に、美唄のピアニスト、奧山幸恵さんとカフェアルテにて。
実行委員会のコアメンバーとして、二人三脚で進んできた3ヶ月でした。
20年来のフレンドシップに、感謝と心からの愛を。
2022.10.12東京個展「Courage – 向き合う勇気-」のご案内
【Solitude】 独りの世界を見つめる。
【Equilibrium】 どちらも自分の中にある真実。
【Beacon of light】 壊れやすい、消えていくものとの境界線に見えてくる、希望。
パンデミック禍で取り組んだテーマたち。
4年ぶりの東京個展です。
会場は、新宿・都庁前の京王プラザホテル東京(本館)の、ロビーギャラリー。
秋も深まる11月に、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
Jun’s Light 米澤 純 ワックスアート/ キャンドル展
Courage
ー 向き合う勇気 ー
会期:2022 11.20 sun → 27 sun (10:00-17:00)
※最終日は15:00
会場:京王プラザホテル東京 本館3階/ロビーギャラリー
東京都新宿区西新宿2-2-1
(TEL)03-3344-0111
[協力]
Frank Weber (音楽)
KIM GLASS DESIGN 木村直樹 (吹き硝子)
[ご来場の皆さまへ]
新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い
●ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
●発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。
2022.10.7NEO OTARU MARKET
小樽市制100年記念。
小樽に暮らす私たちが、表現できるものを
来週10/12より、大丸札幌店でお見せできることになりました。
100年間の歴史と今をつなげる灯りができたらと、ステンドグラスの向こうに見える小樽の景色をイメージして。
小樽市制施行100周年記念
『NEO OTARU MARKET』
10/12~17
大丸札幌店 7階催事場
10:00-19:00
(最終日17:00まで)
主催:NEO OTARU MARKET実行委員会
※Jun’s Lightは、今回店頭に立つことができませんが、作品を通して、皆様と静かなコミュニケーションができましたら幸いです。素敵な出店者さんが盛りだくさんですので、是非お楽しみください!
詳しくはこちらからどうぞ!
2022.10.3金木犀の香り
9月の最終日、ずっと娘と計画していた仙台に一泊二日の旅に出かけてきました。
彼女が目標としている大学キャンパスと周辺の環境を歩いて巡ろう!と、一日中ずっと歩いた距離は14キロに。
風景をこんなに感じながら、街を歩いたことは今まであまりなかったなと思いました。
仙台の街は、まさに「杜の都」と言われる通り、歴史が刻まれている街路樹が街を作り出していました。無機質なものがそこにあっても、それを温度のある有機物として捉えさせてくれるような、常に爽やかな風が通り抜けている街。人が通る遊歩道が、車両道路と同じくらい広く取られていて、Welcomeな雰囲気に、娘もすっかり「滞在」の気持ちから、もう住んでいるような錯覚を持ったようでした。この何とも言えない、穏やかな街の雰囲気は、やっぱり、自然と共存することを大切に思っている、そこに住む人々から醸し出されてきているのかもしれません。
木の力は、本当にすごいです。そこにいるだけで、自分らしさを見失うことなく、支えられている気持ちになる。
ずっと見ていたくなりました。
そして、思い出に残ったのは、金木犀の香り。
キャンパスのどこにいても、甘いお上品な香りが風からやってくるのです。
その金木犀たちも、どれも、今まで見たことのない大きな大きな木となって、山吹色の小さなお花をたくさんつけていました。
一瞬一瞬の積み重ねが長い歴史となり、作り出した、人とまちづくり。
来年も金木犀の香りを楽しみに訪れたいと思います。
2022.9.23芸術鑑賞の季節へ
今週に入って、一気に秋になった北海道。
ナナカマドの木々も、実をたくさんつけて、秋のカラーがどんどん街並みに見えてくるようになりました。
我が家では、夏物の最後のお洗濯をして、そろそろクローゼットの入れ替えです。
これから北海道に来られる皆様、脱ぎ着しやすい暖かい服装でいらしてくださいね。
さて、先日もご案内させていただきました、Frank Weberのライヴin Hokkaido。
会場は、秋の芸術鑑賞にはため息が出るほど素敵なところ…
世界的に活躍されている彫刻家、安田侃氏のお膝元、アルテピアッツァ美唄アートスペースです。
先日、フランクと私たち実行委員会のメンバーで、美唄を訪れました。
広大な自然と、大理石の彫刻たちが、訪れる人たちの世界観と優しく対話してくれるような、どこか神聖で、妖精たちがたくさん住まいとしているようなところです。
ライブの詳しい情報は、ぜひこちら:Frank Weber美唄公演をご覧ください。
10月の紅葉が最高の季節に、アルテピアッツァ美唄で、皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています!
2022.9.17朗読「銀河鉄道の夜」終演
朗読「銀河鉄道の夜」は、本日終演いたしました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
昨年のクリスマスに続き、今回は歴史情緒漂う、町屋物語館の浜藤ホールで、再演を企画してくださいました、いわてアートサポートセンターの皆様、浜藤ホールの皆様に、心よりお礼申し上げます。
そして、この作品をお届けするのに、大きな力を注ぎ続けて下さったメンバーの皆さんに、深い敬意と感謝を贈ります。ありがとうございました。
朗読「銀河鉄道の夜」
9/16(金)19:00開演
9/17(土)13:30開演
会場:もりおか町家物語館 浜藤ホール
原作:宮沢賢治
演出:鵜山 仁(文学座)
出演:栗田桃子(文学座)
照明:坂口美和
音響:日下部麻理
音響操作:金子幸世
映像:浦島 啓
音楽:フランク・ウェバー
舞台美術:米澤 純(Jun’s Light)
演出助手:谷 こころ
主催:アーツライブいわて実行委員会 NPO法人いわてアートサポートセンター 公益社団法人日本芸能実演家 団体協議会
共催:盛岡市
後援:岩手県 岩手県文化振興事業団 岩手県芸術文化協会 岩手日報社 朝日新聞盛岡総局 読売新聞盛岡支 局 毎日新聞盛岡支局 産経新聞盛岡支局 河北新報社 盛岡タイムス社 岩手日日新聞社 NHK 盛岡放送局 IBC 岩手放送 テレビ岩手 めんこいテレビ 岩手朝日テレビ エフエム岩手(順不同)
2022.9.14YUIQさんへ、秋の灯りのお届け。
今週は、札幌のライフスタイルショップ、YUIQさんにお届けする秋の灯りを創りました。
ノーブルなパープル寄りのバーガンディーのキャンドルに火を灯すと、ステンドグラスを見ているような、いろんなカラーが浮かぶのをお楽しみいただけるようなイメージにしました。
YUIQさんでは、先週9日から、コラボレーティブパートナーの宮平桐さんの個展が開催されています。
彼女の精神的なエッセンスを盛り込んだ、オートクチュール刺繍アクセサリーとアートの数々。
心を、おおらかに、柔らかく支えてくれる作品群に、私もエネルギーをいつもいただいています。
「盛岡公演、頑張ってきてね」と、彼女の大ぶりのブローチをそっとつけてくださった桐さん。
9/25まで開催されていますので、お近くの皆様、ぜひYUIQさんまで足を運んでみてくださいね。
詳細は、下記をご覧ください。
Kiri Miyahira Autumn Collection
9月9日(金)~25日(日) 10時~20時
(15日·21日以外は終日在店)
YUIQ ユイク 大通ビッセ2F
札幌市中央区大通西3丁目7
電話 011-206-9378
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