2022.8.29夏から秋へ、神威岬にて
積丹にある神威岬。
小樽の自宅から1時間ほどのドライブで、そこに見えた景色は、360度の別世界でした。
神威岬の突端まで、歩いて30分ほど。現在では5代目となる灯台にたどり着きました。
この灯台は、1888年に初めて建設され、当時は電気ももちろん通っていないので、毎日3人の人員でランプを持ち、4キロの舗装されていない山道を歩き、任務を果たしていたそうです。
岬の突端に立つと、そこまで歩いてきた道のりを囲んでいた雄大な景色と大地そのものから、秋の味が微かに混ざった風とともに、何か覚悟するものを背中からぐっと押してくれるような、そんな感覚になりました。
初めて、全員でではないけれど、小さな家族と訪れた積丹。
血は繋がっていないけれど、尊厳を持って、いつも心の中に進んで入ろうとしてくれる、友人たちの顔。
いざという時に、色んな選択肢がある中で、
柔らかで、真剣で、多角的な見方で、一番大切な「話し合い」を重ね、未来に向けて努力しあえる、
かけがえのない人たち。
いろんな想いが交錯した夏の終わり。
日々、少しずつ空が遠く見えるようになりました。
今週のどこかで、地元の友達が誘ってくれた小樽散歩が楽しみになってきました。
2022.8.15朗読「銀河鉄道の夜」盛岡公演のご案内
Milky Way Projectによる、朗読「銀河鉄道の夜」盛岡公演のご案内です。
文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)
「JAPAN LIVE YELL project」
アーツライブ岩手2022
街なかアーツライブ盛岡
「一人芝居・一人語りフェス」
朗読「銀河鉄道の夜」
9/16(金)19:00開演
9/17(土)13:30開演
会場:もりおか町家物語館 浜藤ホール
原作:宮沢賢治
演出:鵜山 仁(文学座)
出演:栗田桃子(文学座)
照明:坂口美和
音響:日下部麻理
音響操作:金子幸世
映像:浦島 啓
音楽:フランク・ウェバー
舞台美術:米澤 純(Jun’s Light)
演出助手:谷 こころ
一般 2000円
大学生以下 1500円
【ご予約・お問い合わせ】
いわてアートサポートセンター
TEL019-656-8145(平日10:00~18:00)
メールでのお問い合わせ:caravan@iwate-arts.jp
主催:アーツライブいわて実行委員会 NPO法人いわてアートサポートセンター 公益社団法人日本芸能実演家 団体協議会
共催:盛岡市
後援:岩手県 岩手県文化振興事業団 岩手県芸術文化協会 岩手日報社 朝日新聞盛岡総局 読売新聞盛岡支 局 毎日新聞盛岡支局 産経新聞盛岡支局 河北新報社 盛岡タイムス社 岩手日日新聞社 NHK 盛岡放送局 IBC 岩手放送 テレビ岩手 めんこいテレビ 岩手朝日テレビ エフエム岩手(順不同)
2022.7.30「夏灯りの福袋」限定販売のお知らせ
小樽から、夏灯りの福袋を、今年も期間限定(8/1-10)でお届けいたします。
お家でゆっくりと、お盆期間を過ごされることをイメージして創った、夏灯りのセット。
ご興味のある方は、
こちらからどうぞ。
2022.7.22My home of heart, Otaru
天狗山から吹く風が、日本海からの風と出会う時。
昨日は、久しぶりの晴天で、我が家から車で15分ほどで、天狗山の山頂に行けるので、午後のひとときを山頂で過ごしました。
真っ青で丸みを感じる海と陸の連なりが、本当に綺麗でした。
海の色が、毎日変わる小樽。
心の家としか言いようがない場所です。
2022.7.14夕暮れにみえたもの
7月も半ば。今日から、小樽で一番大きな住吉神社で、久しぶりにお祭りが催され、小樽も少しずつ普段の活気が戻ってきました。
それでも、耳に入ってくるのは、コロナ感染の爆発的な拡大のニュース。
さすがに、肩を落としてしまうような気持ちです。気をつけていても、感染してしまう時の気持ちを想像すると、メディアに流されているあの数の人たちが、そういった恐怖だったり経済活動に直結することを考えると、眠れない夜が続いたりと、慣れでは解決できない、難しさが、まだ長期間にわたって私たちの前に立ちはだかっているような、そんな気持ちになります。
写真にあるのは、先日の札幌から小樽の街に入った時の夕暮れの空です。
海に映っているであろう太陽は、この空をこんなに綺麗に照らすほど、輝いているのだろうと思っていました。
最近社会では、本当にいろんなことが起こり、情報としてついていくのも大変だけれど、どこかで、私自身、消化しきれないほどの情報量とその速さに、物事の本質を見失ってはいないかと思ってしまいます。ある大半の意見が、短い間に台頭して、今まであったことも全部すっ飛んでしまうくらい、強烈な社会の波になっていくような気がしています。物事に対して、自由でいろいろな考え方を持つことは、大事だけれど、本質を見つめないで、そのまま大衆の意見やメデイアの意向に飲まれてしまい、気づいた時には、背景にあったことも、立ち止まることもできないまま消えていくような気がして仕方がありません。
時間はかかっても、本質を自分の心の近くに置いて生きることは、とても勇気のいることだと思います。
少しずつ、その勇気に光を当てられるような作品を創っていこうと思います。
2022.7.2蕎麦職人
先日は、打ち合わせとお届けをいくつかするために、昼間、久しぶりに札幌に出かけました。
初めて連れて行ってもらった、その方の秘密の蕎麦処。
北海道は、本当にいろいろなお蕎麦の形楽しめるところですが、こんなに感動したお蕎麦の味は初めてでした。
お蕎麦、天ぷら、おつゆ、蕎麦湯。
蕎麦職人の、丁寧さと、年げつをかけて培ってきた味の説得力と、決して押し付けない控えめさ・優しさとの混在したものが、一口一口、丁寧に味わいたい気持ちにさせてくれたというか、色んな意味で刺激になりました。
ずっと続けていくことの喜び、沸き起こるより良いものを創出すエネルギーとイマジネーション、そして難しさと忍耐と、覚悟と決断。そういったものが、一つの車輪になって走り続けてこられたんだ…と、お腹はもちろん、胸もいっぱいになって小樽に帰りました。
また頑張ろう。
2022.6.27神戸
週末の神戸で、異人館めぐりを初めてしてきました。
その中でも、戦争がかつて神戸に外国人として住んでいた家族を、数奇な人生へと導いていくエピソードが、心に突き刺さりました。日本で健やかに成長していた少女も、敵国となってしまった祖国に帰り、故郷の神戸を想いながら、80歳にしてやっと来日できた実際にあった物語。
歴史をつくる私たち一人ひとりが、歴史を学んで平和を紡いでいく責任を感じながら、猛暑の神戸を歩きました。
写真を撮りましたので、いくつかシェアさせていただきますね。
2022.6.20個展終了
個展 「小樽の家で、灯す – Beacon of Light-」は、本日をもちまして、終了いたしました。
四日間の開催中、本当にたくさんの皆さまにご予約をいただき、小樽の天狗山の麓まで足を運んでいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
灯りが、心に寄り添う瞬間を体感していただけていたら、幸いです。
小樽の灯りの文化を、
これからも、ゆっくりと、
育んでいきます。
今回、協力してくださった、素晴らしいアーティスト達:
吹きガラスの
KIMGLASSDESIGNの木村直樹さん
フラワーデザインの
佐藤かずきさんとトキワミドリさん
そして、Frank Weber氏の音楽。
DM制作、デザイナーの
倉橋寛之さん。
ディスプレイの日に駆けつけて下さった、宮平桐さん。
家族と友人たち。
心からありがとうございました。
2022.6.20個展のご予約状況(6/20更新)
連日、個展ご観覧のご予約を誠にありがとうざいます。
本日6月20日現在、ご予約人数にまだ余裕がある日と時間帯は、以下の通りです。
6/17 終了しました
6/18 終了しました
6/19 終了しました
6/20 (月) 人数によってはご案内できる場合がございますので、まずはお問い合わせください。
お問い合わせ・ご予約はこちら
個展
小樽の家で、灯す。(その一)
Beacon of Light
会期:
2022 6/17 (金)〜20(月)
(11:00〜19:00)
会場:
北海道小樽市最上
※できるだけ、ごゆっくりと、安全に安心してご観覧していだたくために、完全ご予約制とさせていただきます。
ご来場される日時がお決まりの方は、下記のメールアドレスより、ご予約をお願いいたします。
(お名前、ご来場日時、ご連絡先を明記のこと)Jun’s Lightからの確認メールにて、ご予約完了となります。
ご予約時の返信メールに、最寄りの目印、会場の周辺地図をPDFファイルにてお送りいたしますので、ご参照ください。また、お車でお越しのお客様は、駐車場(会場隣の空き地2台分ご利用いただけます)がございます。
お車でのご来場が多いことから、念の為、ご予約時に、お車でご来場の旨を記して頂けましたら幸いです。
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ご来場の皆さまへ
新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い
●ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
●発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。
2022.6.18full of love
個展2日目は、夏らしい日差しが心地よい日となりました。
KIMGLASSDESIGN さんの
“full of love”。
キャンドルとガラスで、何倍にも世界観が広がる瞬間。
ゆったりとした時間を、思い思いに過ごされている皆さまと共有できて幸せです。
ご来場を誠にありがとうございました。
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