今年に入って、しばらく創作活動をお休みしていました。
心も身体も、一度は完全に空っぽになって、リセットされた感じです。
札幌にある、素敵なサロンのオリジナルキャンドル制作のお仕事が今年のトップバッターです。
サロンでリフレッシュしたお客様が、お家に灯りをお持ち帰りいただいて、さらなるリラクゼーションのお役に立てれば幸いです。喜んでいただけますように…。
今年に入って、しばらく創作活動をお休みしていました。
心も身体も、一度は完全に空っぽになって、リセットされた感じです。
札幌にある、素敵なサロンのオリジナルキャンドル制作のお仕事が今年のトップバッターです。
サロンでリフレッシュしたお客様が、お家に灯りをお持ち帰りいただいて、さらなるリラクゼーションのお役に立てれば幸いです。喜んでいただけますように…。
今日は1月20日。季節は大寒へ。
小樽は朝から穏やかな日差しが出ていましたが、路面は今までで一番ツルツルの寒い日中でした。
それでも、明るいうちに、寝室の窓辺の高さを超えて雪が積もっていたので、裏に回ってそれを取り除く作業に小一時間。すっかり運動して温まったので、窓越しにキャンドルを並べて雪あかりを作りました。
先週からの、爆発的な感染拡大の状況に、正直恐怖を覚えてしまっていて、ほんの一瞬でも、雪の美しさが炎と共鳴して、好きな音楽をかけて、心をリセットしよう!と、しばらく窓を開けて外を見つめていました。そうしたら、いろんな気持ちが次から次へと生まれてくるというか、自分のことからは離れた、日本中、世界中で、今この瞬間、大変な思いをしている人たちのことが大きな渦となって頭に押し寄せてきて、ものすごく、無力というか、とても悲しい気持ちになりました。そして、時はすぐに夕暮れとなり、その重々しい気持ちが今も自分の中に居座っているけれど、逃避するよりは現実の無力感を感じようと思うのもありよね、とも思って、今夜は静かにしていることにしました。
雪の中のキャンドルの灯り。
自分のペースがゆっくりと見えてくる感覚。
ありがたいと思いました。
昨夜から続いている冬の嵐。
ゴーっと山の奥から風の音が聞こえたと思ったら、吹き飛ばされそうなくらいの風が雪と一緒に体を取り巻いて、あっという間に雪だるま状態です。去年よりも、確実に雪の量は多いですが、気候変動のことを考えると、近所のお年寄りの方が、「本来はこのくらい降るんだよ」と、逆に安心する情景なのだとも思いながら、ママさんダンプでまた雪かきです。
信州にいる大学生の息子と、久しぶりに電話で話すと、元気そうな声が聞こえて、ホッとする瞬間。
彼には、全国に散らばっているお友達がたくさん力をくれて、大変な時こそ、いろんなことを聞きあえたり、話し合えたり、力になってくれていて感謝の気持ちでいっぱいです。
不思議と、悪天候だったり、目に映るものが、大変な状況だったりするほど、人から感じる温もりがありがたく感じて、自分も相手に対してそうなりたいと、心に留める瞬間が多くなる気がする、今日この頃です。
お正月の雰囲気も、今日の七草粥で一息つく日となりました。
皆様、少しでも心と身体を休めて労れる日々になったことを願っています。
そんな中、たった一日で、想像を絶する感染力の強さに、言葉を失ってしまう毎日がやってきました。
私の夫は、小樽MUSEという飲食店を経営するシェフで、小樽に移住してから、今年で14年目となり、MUSEは地元から全国のお客様と業者様、そしてアルバイトのスタッフにに支えられて、二人でここまで歩んできました。コロナ禍になっても、ひとつひとつを丁寧に仕上げMUSEのお食事を皆様の暮らしに取り入れてもらい続けていただいていること、本当に心から感謝の言葉しかありません。
飲食業にも携わるものとして、お客様も私たちも相互に大切にしあう空間を、安心してお過ごしいただけるために、日々、皆様にマスクの着用や手洗いの徹底にご協力いただいています。でも、この数日のニュースから聞こえてくる、マスク着用を拒否してクラスターになってしまうケースや、政治や国家安全保障から大義名分を持ってきて、地元の飲食店の人たちが守ろうとしている安心・安全の取り組みを全く無視した言動だったり、理解に苦しむことが多すぎて、このコロナ禍で、人間の愚かさを感じざるを得ない気持ちにもなってしまいます。個人の自由と、集団の中の個人の自由。この二つのキーワードについて、常に考えるようになりました。
そんなことをずっと考えていると、気が滅入ってきてしまうけれど、地球で起こっていることひとつひとつがリアルで、気候変動のことも、国を追われた難民の人たちのことも、コロナと生きることも、五感で感じて理解を深め、ゆっくり進もうと思います。
2022年、はじまりの光。
皆様の健康と、願いが叶う年になりますように。
今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Jun’s Light
米澤 純
2021年は、振り返るのにも、じっくりと時間をかけたい年になりました。
自分の今までの歩みを、ひとつひとつ紐解くと、私の創作活動を支えてくださっているお客様をはじめ、個展や舞台をカタチにするために尽力してくださっているスタッフの方々、そして、感性のシャワーを浴び合いながら、共に一つの世界を創り出していくアーティストたちに、心からの感謝と尊敬の気持ちを贈ります。
コロナ禍という言葉が、これからもしばらくは私たちの人生についてまわる日々となりますが、小さな単位でも、どんな時にも、どこにいても、支え合い、想い合える人間関係を、来年も大切にしていきたいと思います。
そして、私の創るものが、皆様の暮らしに、小さな潤いをもたらして、お役に立てれるように、また、日々精進していきたいと思います。
皆様、どうぞお体くれぐれもお大切に、良い年をお迎えください。
2021年、ありがとうございました。
米澤 純
年の瀬を迎えました。
この冬、お家でゆっくりと、灯りを囲んで、心安らぐひとときをお過ごしいただけたら…との想いで、今年も、「灯りの福袋」を期間限定で販売いたします。(数に限りがございます)
詳しくは、オンラインショップからどうぞ。
「文学の国いわて」から、
クリスマスに贈るレクイエムー
銀河鉄道の夜。
本日、公演終了しました。
クリスマスの日に、ほぼ満席の、たくさんのご観覧をいただき、心より感謝申し上げます。
いわてアートサポートセンターのスタッフの皆様、おでってホールの皆様、温かなお出迎えと、サポートを最後まで本当にありがとうございました。
アーツライブいわて2021
語りの芸術祭 イン盛岡(12月)
朗読
『銀河鉄道の夜』
宮沢賢治 作
◆12月24日(金)19:00 開演
25日(日) 13:30 開演
◆会場/プラザおでって
おでってホール
※文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業「JAPAN LIVE YELL project」
※主催:公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会、アーツライブいわて実行委員会、特定非営利活動法人 いわてアートサポートセンター
ひとすじの、光に向かって進む、「銀河鉄道の夜」の灯り。
いよいよ3日後となった、盛岡公演では、銀河の灯りを会場で販売することになりました。
Creating lights for the recitaion “Night Train to the Stars’ show in Morioka, Iwate coming up on Christmas Eve and Christmas Day.
今回は、チラシの白い十字架のワックスアートをモチーフに、制作しました。
私も開場後に、会場にて販売しておりますので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
クリスマスイブとクリスマスの日に宮沢賢治の故郷、岩手で公演できることは、これ以上にない幸せなことです。
一人でも多くの方と共に、銀河鉄道の旅をご一緒できますことを心から楽しみにしています!
では、会場でお会いしましょう!
アーツライブいわて2021
語りの芸術祭 イン盛岡(12月)
朗読
『銀河鉄道の夜』
宮沢賢治 作
◆12月24日(金)19:00 開演
25日(日) 13:30 開演
◆会場/プラザおでって
おでってホール
◆チケットお問い合わせ・お申し込み:
プレイガイド窓口:カワトク/ フェザン / プラザおでって / もりおか町家物語館 / 風のスタジオ / Cyg art gallery
またはプロフィールよりDMでどうぞ!
メモ欄に、ご連絡先、ご希望の公演日時、ご希望のご予約席数を記してください。Jun’s Light米澤純より、確認のメールをさせていただきます。
※文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業「JAPAN LIVE YELL project」
※主催:公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会、アーツライブいわて実行委員会、特定非営利活動法人 いわてアートサポートセンター
本日をもちまして、宮平桐x Jun’s Lightによる冬展を終了いたしました。9日間に渡り、感染予防対策にもご協力いただきながら、本当にたくさんの皆様にご来場をいただきました。心より感謝申し上げます。
また、たくさんの応援メッセージやお心遣いもありがとうございました。
今回のコラボ展は、冬の季節では初めて、大通りビッセギャラリーでの開催となりました。「ひとつめの灯火 - gentle transformation- 」と題し、少しずつ、緩やかな流れを感じながら、変わっていったり、いつの日も変わらない歩みを表現した作品を中心に、空間を創りました。
様々な状況下で、いろんなことを感じながら過ごされていることを、皆様との語らいを通して感じていました。まだまだ未知数の状況を生きていかなければならなくても、冬の日々、そばにあるキャンドルに、灯りをそっとつけて、光の向こうにある希望を少しでも感じていただければと願っています。
イベント開催にあたり、大丸企画運営で長年お世話になっている、装花をアレンジしてくださったフラワーショップ四季さん、プロモーション用のヴィジュアルデザイン・制作を手掛けてくださった、9Bデザイン倉橋さん、そして大通りビッセのスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
そして、宮平桐さんへ。
コラボ展も、あっという間の13年目。
振り返ることも、これから歩んでいくことも、アーティストとして、ひとつひとつを共有できる存在でいてくださり、ありがとうございます。これからもよろしくね。
最後に、今回は、「札幌文化芸術再開支援事業」の活動行事として開催いたしました。芸術文化活動に行政からサポートをしていただき、感謝いたします。
ありがとうございました。
Jim’s Light
米澤 純