プラハでの2日間は、全て徒歩で街を巡りました。おかげで、地理感がすぐについて、ラストの方は近道もできるように(笑)。
まさかプラハにあると思わなかった、Hard Rock Cafe。旧市街の一角にあるのですが、外壁がとても印象的で、今まで世界で見かけた中で一番街に馴染んでいました。
私は街歩きをすると、小樽でもつい建築物のドアに目が行ってしまって、プラハでもたくさんのドアの写真を撮りました。ドアの向こうにどんな人たちが住んでいて、それぞれに人生があって、長い歴史とストーリーがある…、と色んな想像を巡らせていくと、その街が少しずつ心に近い存在になってきて、豊かな気持ちになるのです。
そして、プラハでのお食事も、街を知るきっかけになりました。
ここは分厚いミディアムレアのビーフハンバーガーで有名なお肉屋さん。MUSEのシェフの主人がハンバーグ職人なので、少しでもお土産話ができるかなと思ってトライしてみました。
こんなに柔らかい口どけのハンバーガーは初めて食べました。ブッチャーというお肉屋さんが、自分たちが売るお肉をこういう形にして提供できるのは、本当にすごいなと思いました。味は濃くなくて、シンプルにお肉の味をチーズと一緒に楽しめたバーガーでした。
流石にお腹いっぱいになって、歩いているうちに消化されるでしょうと鷹を括っていたら、通りに私がジャンクフードの中で世界一好きな、フレンチフライの専門店が!!!
すごく悩みましたが、またいつか戻ってくることを自身に約束。今回は諦めました(泣)
それから多分5、6キロは歩いたと思います。夜のお食事をどうしようかと思って、やっぱりチェコのお料理を食べてみたいと思っていたので、地元でもとても人気があるお店にダメもとで入ってみると、ちょうど席を用意してくださって、オーセンティックなチェコ料理を食べることができました。牛肉のヒレ煮込みにクランベリーソースがかかっていて、それをスライスしたダンプリング(基本的に小麦粉の練り物を蒸して作るチェコならではのパンみたいなもの)と一緒にいただくものでした。主人がいつもデミグラスソースを何時間もかけて仕込むのですが、そのソースをもう1段階甘酸っぱくした感じの味がしました。とても美味しいソースだったので、ダンプリングをたっぷりのソースで食べていると、ウエイターさんがエクストラのソースの器を持ってきてくれて、「もっとたくさん楽しんでください」と!!今日は食べっぱなしだわ。。と思ったけれど、万歩計を見てみると15キロも歩いていました。
つづく