Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせNews

2025.6.27旅の記憶 #4

プラハ二日目。
今回滞在したホテルは、1910年代にオープン。アール・デコを建築や内装に一貫して取りいれた由緒ある場所でした。

外装、エレベーター、ドア、窓、階段、カーペット、壁紙、椅子、ソファ、壁のモザイク、カーテン、天井のモールディング、ベッドのヘッドボードに至るまで、室内の設が、全てにわたってアール・デコ様式でまとめられていました。

アール・デコの時代は、私は若い時からいつも引かれていました。直線と曲線の絶妙なコンビネーションが建築物に反映されて、それが女性のファッションにも影響していきました。クラシックなウエストラインをコルセットで締め付けるようなものではなく、さまざまな感覚が独特で自由になっていった時代だったのではと思います。ちょうど、先日札幌芸術の森美術館にて関わらせていただいた「コスチュームジュエリー展」においても、このアール・デコの時代のデザイン性溢れる作品がたくさん展示されていました。

モザイクで埋め尽くされた併設のカフェも、数々の芸術家や作家が足繁く通った、歴史ある場所となっています。

プラハの朝ごはん。シンプルなハーブオムレツにコーヒーとパンが最高に美味しかったです。
さて、これからミュシャの作品に会いに、市民会館へ歩いていってきます。

つづく

TOP