おはようございます。
今日は朝早く起きました。
滞在している札幌のホテルで、お家から持参したコーヒーを入れて、朝によく聴くOla Gjeiloのアルバムをかけながら、風に舞う雪を眺めていました。小樽は猛吹雪じゃないといいのだけれど…。
写真は、今回、宮平桐さんと共通のテーマで取り組んだ、「Courage/芯を守る勇気」のワックスアートの一つです。
小さなオーバル、二つの作品。
中央に位置づけた「扇」は、私にとっては、勇気の印。
作品をどの方向に飾っても、前に広がる世界をイメージして創りました。
マルーンとクリムゾンレッド&マーブルピンクの世界。
そして、インディゴブルー&マーブルブルーの世界。
桐さんとは、夏に、哲学的で精神的な部分をじっくりと話し合い、大まかな色合いのイメージを位置付けて、あとは各々が自由に取り組むスタイルにしました。それからは、ほとんど話はせず、初日前日の搬入の時に、初めて本物を見せ合い、ギャラリーの壁にディスプレイしたら、お互いに表現した色が絡み合うように同じで、二人で顔を見合わせながらスマイル(笑)彼女とは離れていて創作していても、どこか同じ場所にいる感覚があるのです。
ご来場をいただくお客様の、時間をかけてアート作品をご覧いただく姿は、私たちにとって、最高のご褒美となっています。思い思いの捉え方をお話をしながら伺って、いろんなの精神世界を共有してくださって…。
二人の展示会も残すところあと三日。
寒い日となりますが、皆様のお越しをこころよりお待ちしています。