Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2023.4.27小さな旅の灯り

文化や言語、国を越えて
いろんな意味を持つ火。

ずっと留まることができない代わりに、
出会ってお世話になる人々へ、
灯りを残してまた進む。

五人の若者たちによる
世界一周の旅は
もうすぐはじまります。

世界の今を全身全霊で感じて、
11ヶ月の中で起こるたくさんのチャレンジを乗り越えられますように。

チームAlquest「アルクエスト」のロゴを描いて、
小さな旅の灯りを創りました。

ご興味のある方は…
Alquestへは、こちら:お好きな情報源から是非訪れてみてくださいね。

また、世界旅行に先駆けて、メンバーの自己紹介など、こちらのページからもご覧いただけます。

2023.4.22洞爺湖の風

「コロナ禍に出かける」という概念も、今年に入り、去年よりも随分リラックスした流れになってきました。
GWは、小樽もかなり賑わいそうです。

GWに向けて先週は、2002年の師匠のキャンドル時代から長いお付き合いをさせていただいている、ザ・ウインザーホテル洞爺のショッピングモールさんに納品するためのスクエアヴォーティヴをたくさん製作しました。2008年の洞爺湖サミットの会場となり、ショップから記念キャンドルをつくってほしいとご依頼をいただいた時から、ロングランで「Memories of Toya」を製作販売させていただいています。写真の上の方に三層になっているキャンドルがそうです。
当時は、私はまだ洞爺湖で暮らしていましたので、洞爺湖の四季に感じる色合いを小さなキャンドルにぎゅっと詰めました。
雪解けから始まり、灯し進めると湖の深いブルーと豊かな森が蘇るような気持ちで、デザインしたのを覚えています。

こうして長きにわたり、ずっとお付き合いをさせていただけているお取引先の皆様のことを考えると、背筋にピンと緊張が走り、きちっとしたものをおつくりしないとという気持ちになります。本当に感謝のきもちでいっぱいになります。

洞爺湖も、今年のGWは日本はもちろん世界中からの観光客で賑わいそうです。
私も久しぶりに訪れて、あの風を感じたいです。

2023.4.16開運の灯り

2018年から、小樽ブランドUNGA↑(うんがぷらす)さんがご提案されている開運の灯りを今年もお創りしました。

お船のような形のフローティングキャンドルには、小樽海運の歴史の一つ、「北前船」をモチーフに、海に帆をなす七福神を和モダンの色とゴールドで表しました。うんがぷらすさんが取り組み続けている、小樽の歴史を紐解きながら、当時の文化や精神性を、今を生きる人々が再発見できるような商品のラインナップ。小樽に暮らす者として、エネルギーをたくさんいただいています。

七福神を表現した七色のワックスチャンク。
運気が上がりますようにと、一つ一つにゴールドのロウをペイントしていきました。
開運の灯り。
暖かな季節を迎えて、フレッシュな気持ちで自分のために、誰かのために…灯していただけたら嬉しいです。

2023.4.11春の食卓

久しぶりの札幌。

先日は、イタリア料理研究家のオッティモ・高橋やすこさんの春の食卓レッスンにお友達と伺いました。

2年ぶりのレッスンは、やすこさんの楽しくて身体の為になるお話を交えながら、春の素材を丁寧に調理。
大好きな料理職人の手を見ると、自然とエネルギーが湧いてくる。

写真は、今旬の、桜ます。
レーズンや松の実、絶妙なハーブの組み合わせでオーブンへ。

そして、ふきのとうを生ハムで優しく巻いたフリッター。

春の香り豊かな静かなメッセージが口いっぱいに広がって、思わず目を瞑って黙ってしまいました。

雪の下でゆっくり寝たジャガイモニョッキ。
やさーしくやさーしく形成して、お鍋から浮いてくるまでじっと待つ。

ふわふわで香り豊かなジャガイモニョッキはゴルゴンゾーラチーズのソースでいただきました。
北海道帯広・サロベツからのチーズとジャガイモの黄金マッチング。
北の大地の繊細な味。

体調が優れなかった先月から、優しく手を差し伸べて元気の世界に引き戻していただいた日になりました。

いつもやすこさんのお食事をいただくと、住んでいる北海道がますます好きになる。

愛ですね。

2023.4.4Alquest ; Learning Journey

4年越しの夢を叶える。

5人のメンバーで構成された社会人&学生のチームが、世界を歩いて探求”Quest”する、Alquest「アルクエスト」が、来月いよいよ日本を出発します。

私もメンバーの一人の家族として、ずっと彼らを応援してきました。

息子が「ないものはない」離島の高校生だった頃から、関係を深めてきた人たち。
小さな集落を基盤に、人々は、どうしたら”Quality of Life”を大事にしながら生きていけるか、常に考えている人たち。

彼らと接してきて、尊敬していることは、
いつも相手の気持ちを大切に、建設的な関係性を持とうとすること。
世界の今を全身全霊で感じて、11ヶ月の中で起こる、たくさんのことを乗り越えられますように。

世界20ヵ国の、観光地ではないコミュニティーのリアルを、海の向こうから日本にいる私たちに配信して届けてくれそうです。

現在、5月8日の出発に目掛けて、準備を進めているようです。
旅がスタートしましたら、本格的に発信するそうですので、
ご興味のある方は…
Alquestへは、こちら:お好きな情報源から是非訪れてみてくださいね。

また、世界旅行に先駆けて、メンバーの自己紹介など、こちらのページからもご覧いただけます。

これからこのブログでも、少しですが、彼らの旅日記をご紹介させていただけばと思います♪

2023.3.30🎶春🎵 結婚式のキャンドル

まだ雪が深い時期から、結婚式のキャンドルのご相談をいただいていたお客様。
春も扉を開き、お式が近づいてきました。
毎年の記念日にも灯されるとのこと♪

音楽をとても大切にされておられるお二人と、春色を組み合わせて、
ウェディングキャンドルをお創りしました。
キャンドルの中に、五線譜をイメージ。
ロウのペイントで、お二人のお名前を音楽記号の「legato レガート」で結びました。

ずっとずっと、お幸せに。

2023.3.27久しぶりの帰宅

昨日、約1年半ぶりに、長男が長野から帰省しました。
私は昨年の東京の個展に来てくれた以来の再会でしたが、娘は「おにい」が帰ってくると、心待ちにしていたようでした。
再会すると、少しはにかんだのも束の間、兄妹ならではの会話が弾んでエンドレスになっていました。
今日は得意のバラのブーケのアップルパイを作ってくれて、ホームステイしているフランクも”This is cool!”と
大喜び。

車で少し見せてあげようと出かけたら、久しぶりの小樽の街は、すっかり変わって映ったようで、車の中で「ええ!?このお風呂屋さんも無くなったっちゃの。。。とか、幼年時代から当たり前だったと思った景色が次々と変わってしまっている街を見ながら、歴史を刻んできた建物が思ったよりも無くなっていることに、複雑な気持ちになっていたようでした。

彼が学生として住んでいた松本市は、独自の文化圏を形成して、旧新がそれぞれ共通の波長を見つけて、街として進んでいるのを日常として住み慣れていたのもあり、改めて小樽の街も少子高齢化が確実に進んでいるのを肌で感じていたようでした。一貫性をどこかで保ちながら街のアイデンティティーを形成するのに必要な文化継承や、新しいものを柔軟に楽しいと思って受け入れる土壌があっても、現実的に世代交代の難しさみたいなものも、私も住んでいて感じることも多いです。改めて、街を巡りながら、この地に暮らす者として、小さなことでも何ができるか考えさせられました。

息子だけれど、どこかお友達のような関係でもある存在の長男。
ママっ子のセキセイインコのルルは、久しぶりなのに、反応なし(笑)
賑やかな1ヶ月になりそうです。

2023.3.24静養と想像

ここ10日間ほどは、少し体調がダウンしたのもあって、
身体を心を静かに休めて、独りの時間をたくさんとることにしました。

これもしないと、あれもしないと…と、最初の二日間は頭をタスクばっかりが廻り始める。
MUSEにも迷惑がかかってしまうな。。。とか、いろいろ。
でもよく考えると、こんなにベッドの上で過ごすのは、初めてかもしれない。

それなら、静養しながらゆっくりとじっくりと考え事をしたり、頭の中にあるイマジネーションを色鉛筆で描こう!
朝日を浴びながら、お昼時の鳥の声を聞きながら、夕暮れの海を見ながら…。
たっぷりの時間で出せることって、こんなに優雅な気持ちになるのですね。

自分の奥にある想像の泉を、おとづれる感覚に気づいたら、
時間が早いのか遅いのか、わからなくなっていました。

初めて、静養しながら想像している感覚。
これからは自分へのご褒美にしたいと思います。

2023.3.17春の雪

今日の小樽は、久しぶりに雪が舞いました。
積もるかと思ったけれど、やっぱり春の雪、すぐにさっと溶けました。
まさに三寒四温。
こうして春が少しずつやってくるのですね。

最近は、ずっと家にこもって制作しています。
この夏に向けて、素敵な作品の世界を描く機会をいただき、
いろんなデッサンをすることで、絵本の中で、世界がどんどん広がっていくような感覚になるので、
どこかこの感覚は、幼少期にたくさん経験したものみたいな、
「理由なき幸せ」を感じています。

また、詳しいことは、時期が来たらこのブログでお知らせしたいと思います。

2023.3.14境界

「境界」を意識した灯り。

物事も、人間関係も、
全てがそつなくスムースにいくことを求めがちな現代。

「境界」は、自分の今いる場所を認識するのに、凸凹や、障害物をニュートラルに捉えて紡いだり、削っていったりするのに味方になってくれる概念だと思います。

すぐに結果は出なくても、そのプロセスを信じて地道に進んでいくこと。

明日も小さな喜びがある日に…。

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