Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2023.2.24愛おしいもの

今日は2月24日。
ロシアのウクライナ侵攻から一年が経ちました。

愛おしいものが壊れていくことを、こんなに長く感じながら生きなくてはいけないウクライナの人々と、ロシアの人々も。また、今回の戦争だけではなく、ずっと前から世界中で紛争が起こっていて、一番弱い人たちが一番苦しい思いをしている理不尽な世界。極端な一部の人間の執着によって、手を取り合って生きてきた人々の愛おしいものが傷つけられて消えていくことを、黙認することはできないんだと、改めて胸に刻んでいます。

愛おしいものは、大きくても小さくても、日常が育てていく愛情によって生きていけて、でもとっても壊れやすくて、心に深く残る分、その存在はあっという間に消えてしまうようなものだと思います。

テレビに映った、スカーフを頭にかぶって、亡くなった家族の遺体のそばで立ちすくむお婆さんの顔。
胸が張り裂けそうでした。

2023.2.23スクエアヴォーティヴ

来週水曜日から始まる、大丸札幌店20周年記念イベント「20 Creaters」。
私が担当するはじまりの灯り~NewBeginnings~は、第一週目で、ちょうど大丸さんのお誕生日3/6にも会期中に在店できるのでとても嬉しいです。

準備も今週大詰めになってきています。
今回は、20年前に大丸さんでご紹介させていただいていた、一番小さなサイズの「スクエアヴォーティヴ」キャンドルを、師匠のリバイバル作品と合わせて春の色で沢山お創りしました。
スクエアヴォーティヴは、燃焼時間が約6時間で、ちょっとだけ灯したり、ちょっとの気持ちをプレゼントとして表したり、気軽にお楽しみいただける灯りのサイズとなっています。

今まで灯したことのない色だったり香りだったり、お試ししていただくのにはピッタリだと思うので、ぜひお手に取ってみてくださいね。

2023.2.20待ち遠しいグリーンの世界

「雪あかりの路」も土曜日で終わった小樽の街の夜。
ちょっと寂しさも残る反面、昼間の日差しが暖かく、一気に春を待ち望む気持ちが高揚したのかしら。。。
今日は、大丸のイベント用に制作してきたいろんなトーンのグリーンを整理しました。

みずみずしく、透き通るような活力に溢れるグリーンから、本当に控えめで大人しいグリーンまで、皆さんの気持ちが元気になるような世界をイメージして創りました。

「はじまりの灯り~New Beginning~」では、北海道にはまだ来ていないけれど、皆さんが心待ちにしている、晴れやかな春の訪れがイメージできるような灯りを、大丸札幌店の20周年記念のお祝いと共に、たくさんご紹介できればと思っています。「こころが届く」「こころが繋がる」「こころを受け取る」灯りを目指して、あと一週間ほど、準備をしたいと思います。

なにしろ、皆さんに暫く振りにお会いできることが楽しみです♪

2023.2.16小樽・雪あかりの路

先日、MUSEがお休みの月曜の夜、主人と雪あかりの路を歩きました。
もう何年振りでしょう。。まだ子供達が小さい頃のことを思い出しながら、
こうしてまたゆったりとした気持ちで、小樽の路を歩けることに感謝しながら、
吹雪の路を巡りました。

冬の小樽の街の雰囲気が伝わればいいな。。

もっと小樽が大好きになりました。

雪あかりの路は、今週の土曜日まで。
お近くの皆様、寒いけれど美しい小樽にいらしてくださいね。

2023.2.14Happy Valentine’s Day

ヴァレンタインデーの2月14日。
キャンドル制作が一息ついた午後に、我が家恒例のホームメードケーキを焼きました。
去年は大きなアップルパイを焼いたので、今年は何がいいかしら…と周りに聞くと、
声を揃えて、
「ラムレーズン」の何か!
というリクエスト(笑)だったので、自家製ラムレーズンをたっぷり入れた小さなケーキを焼きました。

大切に想いあえる人生があることに感謝して。

2023.2.11今夜から、小樽の街は雪あかり

昨夜は、寒い夜に、お客様のお宅から、冬の森のキャンドルの灯りが届きました。

日々少しずつ日が暮れる時間が長くなってきてるなあと感じられる2月も、今夜から小樽は、冬の風物詩「雪あかりの路」がスタートします。

一番寒い時期に、街灯りを見ると、一番心が温まる季節。
コロナ禍での日常が、まだまだだけれど、ゆっくりと、また2019年の頃に戻っていく軌道に近づいているような感覚として持てるようになっってきました。
どこかこの3年間よりも、今夜からは、気持ちを新たに街の灯りを楽しめるのかもと、楽しみになってきています。

今日からは、主人と営むレストランMUSEも、遠方からのお客様もグッと増えそうです。
今日はお昼と夜の部、両方ともMUSEでの担当なので、外には出れないけれど、寒い中、MUSEを選んで来てくださるお客様が心身ともに温かくなれるように頑張りたいです。

小樽にお近くの皆様、是非小樽の雪あかりと人情に出逢いに、街を巡ってくださいね!

2023.2.7いのちの灯火

昨日起こったトルコとシリアでの大地震。
毎時間のように亡くなった人の数がどんどん増えていって、
とても苦しい一日となりました。

もう十分、日々の日常が、相互理解が壊れた行く末の戦争や紛争によって壊されて、
人の命がバタバタとなくなっていく感覚が、
今まで生きてきた年月の中で一番肌感覚としてある状況の上に、
またこうして天災により命がなくなっていく事態。

自分の感覚が麻痺するのが怖いです。

戦争をしている国の支援団が、人の命を助けにトルコとシリアに向かうニュース。
分かり合えることはないものなのか。
とても複雑な気持ちになりました。

2023.2.4Spring Blossomsリバイバル

今日は、20年前に私の師匠クラウディア(リンクをクリック後スクロールダウンしていただくと、クラウディアのことをお読みいただけます)が製作していた、Earth Light Candlesの頃のSpring Blossoms “桜”をリバイバルとして創りました。

彼女が私に惜しみなく教えてくれた、”Limited Palette”リミテッドパレットのコンセプト。
無数の色から、少ない色の構成で描きたい世界を表現して、受け取る側のイメージをもっと膨らませる。
全て出し切らずに、心に秘めること。

彼女の作品を、大丸札幌店の開業する前の開設準備室のころから、7Fのマネージャーさんと間に入ってくださる企画運営会社の社長さんが認めてくださり、開業してから常設と共に、様々な企画を練って、皆様に北海道からの灯りとして発信してくださいました。その時に、一番人気だったのが、Spring Blossomsでした。

今回、大丸札幌店の20周年を記念して、「はじまりの灯り」のキャンドル展に向けて、私が創り手となり、皆様にクラウディアの想いをお届けできたらと思っています。

2023.2.1キャンドル展「はじまりの灯り~New Beginnings~」のご案内

2023年3月6日、大丸札幌店は開業20周年を迎えます。

私は駆け出しの、まだ20代だった頃。
開業当時の2003年から2020年までの17年間、キャンドルメイキングの師匠の Earth Light Candlesをご紹介する時代から、Jun’s Lightとして自身でキャンドルを製作してお届けするまで、皆様と共に暮らしにおける灯りの文化を育む機会を、大丸さんは様々なイベントを通して与えてくださいました。今の私があるのも、長年のお付き合いの中で様々なことを学ばせていただいた皆さんのおかげです。

節目を迎えたあとも、大丸さんとは展示会という形ではなくても、小樽市制100年記念イベントなどでお声をかけていただいたり、とても素敵な関係を持たせていただいていました。
そして、今年、20周年記念となるお誕生日の週に、再び7Fにてキャンドル展を開催する運びとなりました。

心からのお祝いの気持ちと、今までの感謝、そしてこれからの更なる飛躍を願って、タイトル「はじまりの灯り -New Beginnings-」のもと、桜が舞うイメージにのせて、北海道の「春」を表現します。会期中は、7Fの売り場におりますので、ぜひ見かけましたらお声をかけてくださいね。
詳細は下記をご覧ください。

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2023.1.30おやすみ前に…灯すあかり

今日は、久しぶりにお休みで、自分の部屋でゆっくり過ごしました。
最近お部屋のプチDIYがちょっとしたマイブームになっていて、手軽な材料で空間が少しずつ機能的になってきました。
お掃除をしやすくするのも、DIYの醍醐味で、物を少なくしていくのと同時に取り組むと、私の中ではメディテーションの一環というか、気持ちがスッキリしてくるのです。

そんな調子でなんだかんだちょこちょことしていたら、外はあっという間に暗くなっていました。
お掃除をした後だったり、気持ちが綺麗になった感覚の時は、いつもお部屋でキャンドルを長時間灯すのが私のルティーンで、物事の仕切り直しというか、感覚的な凹凸を水平にするひとときになっているのかもしれません。
今夜は、寝る前まで灯して、こうしてブログを書いたり、ピアノソロやギターソロの音楽を聴きながら過ごそうと思います。

みなさんも、おやすみ前に、ぜひ灯してみてくださいね。

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