Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

お知らせ News

2022.12.8明日は札幌展のオープニング


今日は搬入の日。
宮平桐さんと一日かけて、空間を創りました。

心の「芯」へ。
「源」への光。

作品を通して、小さな勇気を持つことへの力になれば幸いです。

明日はいよいよオープニング。
雪の札幌にて、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
足元にお気をつけてお越しくださいね。

ワックスアート・キャンドル X オートクチュール刺繍・アクセサリー展

Jun’s Light (米澤 純)X Kiri Miyahira(宮平 桐)

「芯を守る勇気」-gentle transformation : courage-
照らし出した「源」への導き

日時:2022年12月9日(金)〜17日(土)11:00~20:00
会場:大通りビッセ3F ビッセギャラリー
札幌市大通西3丁目7番地北洋大通センター

※札幌市文化芸術活動再開支援事業

※変更が発生する際は、 HP/SNS等でお知らせいたします

※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒などの感染症拡大防止対策をお願いいたします

※体調に不安がある方は、ご来場をお控えください

2022.12.5心友・親友、そして真友

今朝は、冬でもこんなにもキラキラと明るい日があるのかと思うくらい、積雪に太陽の光が反射して、綺麗な朝でした。予報では、寒さと風と雪と、オールマイティなメニューでしたが、今週始まるビッセ展のコラボレーティヴパートナー・宮平桐さんに用事だったので、車で意を決して出発しました。

小樽の海は今日はどんよりのグレーでしたが、ところどころ群来の時にみられるようなミルキーなエメラルドグリーンが見れて、風の強さを感じました。さすがに山間は、アイスバーンで、時速40キロ。多分側から見たら、ガチンガチンの肩を張って運転していたのではないかと思います(笑)。

小樽〜銭函〜手稲〜宮の沢と、札幌に近づくにつれて道路状況は思ったよりも良くなり、お上りさんとしては安心しました。
そしてやっと桐さん邸に辿り着き、ホッと一息。

写真は、わたしたちの2018年のクリスマス展からの写真です。
マスクをしていない私たちを見るのは、ちょっと違和感すら覚えるけれど、何だかこの写真を見たら、じわっと熱いものが体を走りました。

2008年から、ずっと一緒に歩んできた彼女。

今年は、窮地にいた自分を、真友として、アーティストとして、そばでずっと支えてくれた彼女。

恩返しをしたくても、すぐにはできないから、これからの私の生き方でお返ししていきたい、と、思わせてくれる存在が、じわっと体に走った熱いものなのかなと思います。

木曜日は、二人の世界を会場で創り込む日。
そして、金曜日はオープニング。

同じ志を持った二人が、表現できる機会を得たことに、心から感謝しながら、会期中過ごしていきたいと思います。そして、何よりも、二人で皆様をお迎えできることが、今から本当に楽しみです。

2022.12.4雪国から…冬の森。

小樽は、連日寒波の影響で雪が降り続き、今夜はマイナス7度。
午前中小一時間ほど雪かきをしながら、先週の今日は東京で個展の最終日を迎えて、秋の晴れ渡った新宿の中央公園を歩いて会場入りしたことを思い出して、日本にいても、こんなに気候が違うんだなと改めて思いました。

先日の東京個展では、グレーの冬の景色と心の情景をイメージしたキャンドルを好まれるお客様が多かった印象で、今日は宮平桐さんとのコラボ展に向けて、そのシリーズの最終製作日としました。

グレーのキャンドルは、ニュートラルなカラーで、見た目はとても静かな印象のキャンドルです。毎年必ず、冬の展示会に向けて創るのですが、製作工程の複雑さと相まってか、心の中のイマジネーションが豊かになる不思議な特徴があります。何の色合いにも基本的に合わせやすくて、馴染むせいか、気づかない色になりやすいグレー。。。と思いきや、私の中では、一番なくてはならない色なのかもしれません。

「冬の森」は、毎年取り組むテーマと位置付けています。
今年は、特に、控えめなシルバーのワックスで、キャンドルの表面に、見えにくい森や遠い森を描きました。
宮平桐さんと取り組んできた、「芯を守る勇気」をベースに、まだ見い出せない何かが、勇気を持つことで少しでも見えてくる…。そんなイメージで今シーズンの冬の森を描きました。

真っ白な12月の北海道。
季節の厳しさを感じながら、心はいつも温かく、いろんなことに感謝しながら今年2022年を振り返る月にしたいと思います。

2022.12.1師走の朝

一昨日、小樽に戻りました。

今年の秋は、例年よりも暖かい日が続き、紅葉も長く楽しめましたし、雪の足音も聞こえないくらい穏やかな10月、11月でした。

それでも、やっぱり帳尻を合わせるように、11月最終日から本格的な雪降る冬に突入しました。小樽は日本海側なので、海から山から雪だ雪だと言われているような場所です。寒気が入ると、自宅から見える海の向こうの空と、側の天狗山の空がつながっているのが不思議なくらい、いろんな色が見えて、その透き通った寒さと自然の美しさに、気持ちがとても澄み渡っていくような感じ。

一息ついて、今日からは、宮平桐さんとのクリスマス展に向けて最終作業とチェックが始まります。桐さんと、元気に皆様をお迎えできるように、ラストスパート頑張ります☆

2022.11.27お礼

お礼

京王プラザホテル東京での個展「向き合う勇気」は、本日をもちまして終了いたしました。
期間中、たくさんの皆さまに足を運んでいただきました。また、遠方からも応援のメッセージや、ご紹介、お心遣いのお品物など、本当にたくさんの皆さまに支えられて、会期を終了することができました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

2018年に開催してから、4年。
久しぶりにお顔を見せてくださった方々。また私のHPやInstagramをご覧になって初めてお会いできた方々。

様々な状況下で、いろんなことを感じながら過ごされていることを、皆様との語らいを通して感じていました。その中でお時間を作ってご来場いただき、ゆっくりとアート作品やキャンドルを手にとってご覧くださっている皆様の姿から、私もエネルギーをたくさんいただきました。

まだ先が見えづらい日は続きますが、冬の日々、そばにあるキャンドルに、灯りをそっとつけて、光の向こうにある希望を少しでも感じていただければと願っています。

個展の空間演出を音楽で彩ってくれたFrank Weber氏の音色、そして小樽のガラス作家・木村直樹さん(KIM GLASS DESIGN)の愛情溢れる作品に、ご来場いただいた皆さまから、口々に、洗練された二人の作品が、私の表現を包み込んで、空気のように馴染んでとても心地よく、「向き合う勇気」を節々に感じ取ることができたとお言葉をいただきました。その度に、開催してよかったと、思える瞬間がたくさんありました。協力してくれた敬愛する二人に、心からの感謝を送ります。

そして、個展開催にあたり、京王プラザホテル東京・ロビーギャラリーの皆様、プロモーション用のヴィジュアルデザイン・制作を手掛けてくださった、9Bデザイン倉橋さん、温くてきめの細かいサポートを、ありがとうございました。

最後に、家族と友人のみんなへ。
あなたたちがいなかったら、私はここまで辿り着けなかったです。背中をいつも優しく押してくれて、変わらぬ愛情を本当にありがとう。

これからの日々。
精進していきます。

ありがとうございました。

米澤 純
Jun’s Light

2022.11.26明日は最終日

11月20日にオープニンングを迎えた東京個展。
毎日が、内容の濃い、充実した日々となっています。
そして、明日はもう最終日。
今日も、毎時間が飛ぶように過ぎていきました。
連日のご来場を誠にありがとうございます。

写真は、個展の空間音楽を演出してくれている、Frank Weber氏と。
彼とは、大学時代からの大切な友人の紹介で、四年前、同じ場所の京王プラザホテルのロビーギャラリーで開催していた私の個展で初めて出会いました。

出会った瞬間から、創造性が生まれる根本的な場所に流れている川みたいな、湧いている泉みたいな、不思議な場所を一緒に共有できる感覚に気づいたのを、今でもよく覚えています。その感覚は、のちに共に「心の情景」を表現することに繋がっていきました。

この四年間は、ほとんどがNYと小樽というリモートでのやり取りでの作品創りでしたが、このホームページの中でもご覧いただける、Arts Meet Music アートが音楽と出会うときや、ギャラリーにもある、「共感覚プロジェクト Synesthesia Project」を二人で取り組むようになりました。初めは、共通のテーマの下でそれぞれの作品を創るのが主体でしたが、それがだんだん、それぞれの作品から見えてきたり感じたりするものを表現するようになっていきました。今回の個展では、そういった作品を、音楽を聴きながらご覧いただけるようになっています。

上の写真は、四年前の同じ場所での私の友人とフランクとのショット。
「出会いに感謝」と、言葉では出てくるけれど、なんだか薄っぺらい気がします。
人間関係を育てていくのも、表現し続けていくのも、「精進」なのかなと思っています。

最終日は、午後3時にて個展は閉廊です。
皆さまのご来場をこころよりお待ちしております。

2022.11.25小樽からの訪問

昨日は、今年の夏に自宅で開催した個展に引き続き、ご協力をいただいている、小樽のガラス作家・木村直樹さん(KIM GLASS DESIGN)が遠い小樽からお越しくださいました。

創り出すかたちやアプローチは違っても、お会いするときは、いつも自然で柔らかなエネルギーを共有しあえる存在の木村さん。彼の名刺がわりの「full of love」も、今回の東京個展では、たくさんの皆さまと作品についての感想をいただいています。

小樽からの同志。
勇気と優しさが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。

2022.11.23共感覚プロジェクト Synesthesia Project

共感覚プロジェクト Synesthesia Project 

2019年春の個展を封切りに、NY在住のミュージシャン、フランク・ウェバー氏の音楽とのコラボレーションを開始しました。「Arts Meet Music〜アートが音楽と出会うとき〜」を基盤に、お互いの作品から得るインスピレーションだけではなく、「Synesthesia 共感覚」による作品の創作に取り組んでいます。

「共感覚」の一般的な定義は、「あるひとつの刺激に対して、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象をいう。例えば、共感覚を持つ人には、文字に色を感じたり、音に色を感じたり、味や匂いに色や形を感じたりする。」(Wikipediaより一部参照)

ウェバー氏とは、パンデミックの状況下で物理的には離れての創作活動となりました。具体的には、私のアート作品を彼が見ながら音楽を創作する。そして、私は、彼の音楽を聴きながらアート作品を創作する。音に色や情景を見る。そして色や情景の絵に音を感じる。互いのインスピレーションを共有しながら作品を創作していくことは、これからもずっと取り組んでいくのですが、そのプロセスで出来なかったのは、いつもお互いの作品のタイトルや歌詞、個展のコンセプトなど、多少バイアスのかかった、純然たる「共感覚」ではないものでした。そこで、2022年の夏からは、そのバイアスを極力排除した創作活動にもチャレンジできないものかと模索してきました。

この壁に並んだ作品「ONE ひとつ」は、ウェバー氏が私の創作した3作品から、ランダムに私には内緒でその作品を選び、音楽を創作(個展BGMでひとつだけ短いピアノソロの曲)、そして、その曲を、私は聴きながら作品を創っていったものです。唯一お互いに知り得る情報は、絵と音楽。二つの作品からなるワックスアートを見てその作品のタイトルもコンセプトも知らないウェバー氏は、二つの世界を行ったり来たりする感覚を持ち、音で表現〜その音色を聞いた私は、「ONE」という選ばれた作品のことは何も知らずに、創作を始めました。興味深いことに、私が描いた作品は、二つの楕円の世界を描く「無限」のシンボルのようなものでした。その楕円は、それぞれ、細かい粒子のような淡いピンクと紫の花びらが舞い、世界を形成しているようなイメージとなりました。お互いの共感覚を用いた作品を、これからも様々なアプローチを模索しながら創作していきたいと思います。

Synesthesia Project

– A new artistic project in collaboration with composer Frank Weber –

Since 2019, Jun and Frank have been cultivating their inspirationally collaborative partnership in “Arts Meet Music”, eventually leading them to the current creative experimentations called “Synesthesia Project”.

Synesthesia by definition is :“the fact of experiencing some things in a different way from most other people, for example experiencing colors as sounds, experiencing shapes as tastes, or feeling something in one part of the body when a different part is stimulated.”(Oxford Learner’s Dictionaries)

“As we create our works in collaborative manner, specifically, Frank creates music by looking at my art pieces, and then I create my art pieces by listening to his music. We could only approach that process remotely due to the pandemic situation. When we were able to locate ourselves in person, we challenge ourselves to be as purely creative as possible, meaning, we try not to get biased by any sorts of information such as by providing titles of art pieces or songs, themes of works, and so on.

When I listen to Frank’s music, I notice music as color, texture and some forms of movement among them, as an image. It is comparable to anthropomorphic traits relating to colors and sounds. For example, once a collection of sound to me was as if it was forming small particles of flower petals in pale pinks and purples and greens moving and shaping two ovals connecting one to another, and eventually forming a symbol of infinity.

We started to be more interested in our creative nature…how we process our sensory perceptions to create art or music in a form of synesthetic collaboration.
Hearing colors, seeing sounds…seeing music as color and image, and vice vasa as
music.“ (Jun)

The pieces titled “One” displayed on the wall at this exhibition are one of the works from their synesthetic experiments in 2022. Frank originally picked one of three pieces of Jun’s art works and created a piece of improvisational music as he visually captures Jun’s art piece, without knowing the title or concept of the piece. Jun, then created a piece of art by listening to the music which Frank had just created, again, not knowing which piece Frank had chosen nor the title …simply by listening to the music.
The consequence was very interesting. Frank expressed in his music, two different worlds intertwining each other, while Jun created two different worlds in form of 2 ovals connecting one to another…becoming the figure of “Infinity”. To Jun, each note of sound seemed to have its own color, and the flow of notes gave her strong image of movement, while for Frank, colors and dynamics of art piece gave him a flow of sound. Based on the way colors and sounds are experienced by artists with synesthetic nature, their physical sense adds to another to create something new… unconsciously expressed and retrieved from nowhere…It is a mysterious part of our human nature.

2022.11.20東京個展・初日

東京の個展が本日よりスタートしました。

オープニングから、雨にもかかわらず、本当にたくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。

思い想いの時間を、ゆっくりと過ごしていただいているのを見て、何とも嬉しい気持ちで一杯でした。

明日も、雨模様ですので、足元お気をつけてお越しくださいね。

Jun’s Light 米澤 純 ワックスアート/ キャンドル展

Courage
ー 向き合う勇気 ー

会期:2022 11.20 sun → 27 sun (10:00-17:00)
※最終日は15:00

会場:京王プラザホテル東京 本館3階/ロビーギャラリー 
東京都新宿区西新宿2-2-1
(TEL)03-3344-0111

[協力]
Frank Weber (音楽)
KIM GLASS DESIGN 木村直樹 (吹き硝子)

[ご来場の皆さまへ]
新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い
●ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
●発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。

2022.11.19いよいよ明日から、東京個展

個展、搬入の日。
ロビーギャラリーのスタッフの皆さんの温かいお出迎えに胸がいっぱいになりました。
明日から最終日まで、皆さまを、心を込めてお迎えします。
お近くの皆さま、是非お立ち寄りくださいませ。

Jun’s Light 米澤 純 ワックスアート/ キャンドル展

Courage
ー 向き合う勇気 ー

会期:2022 11.20 sun → 27 sun (10:00-17:00)
※最終日は15:00

会場:京王プラザホテル東京 本館3階/ロビーギャラリー 
東京都新宿区西新宿2-2-1
(TEL)03-3344-0111

[協力]
Frank Weber (音楽)
KIM GLASS DESIGN 木村直樹 (吹き硝子)

[ご来場の皆さまへ]
新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い
●ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
●発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。

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