Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

(全投稿)

小樽の夕涼み Evening cool in Otaru2021.7.20

連日の猛暑、小樽でも本格的な夏がきました。
例年は、気温が30度を超えることはほとんどなくて、26度くらいになると、「今日は暑かったねー!」という感じなので、今年は、側にある天狗山の緑も、いつもより力強く風に揺られている気がします。
小樽の街では、最近ガラス職人さんがつくった風鈴の音が響いています。今日は、一歩も外に出ず、自宅でずっと作業をしていたので、夕涼みは、我が家にある直径40センチの大きな浮き玉の側でキャンドルを灯しました。私は、小さい頃からずっと、リサイクルガラスや浜辺に流れ着くガラスの破片の色が大好きで、あのなんとも言えないぽってりとしたターコイズブルーをみると、気持ちが落ち着きます。特に夏は、暑さで気持ちがアクティブになりすぎてしまっていることが多いので、クールダウンするには欠かせない色です。
今週は、オリンピック開催。複雑な気持ちというよりは、毎日起こるいろんなことが、自分自身の様々なことに対しての感覚や価値観を確かめさせてくれる数ヶ月だったと思います。勇気を持って、自分の意見をはっきりと表現したりすることは、特に日本に生きる私たちにとって苦手なことかもしれないけれど、一人一人の心にある、不動なるものには、一過性の感情や、出る杭にならないようにする言動や態度に巻かれないようにしたいと思いました。

It’s been such hot summer days in Otaru this year. As I live in the foot of Mount Tengu, the color of foliage seems to be much densely green than ever.
Today was really hot again in Otaru and I didn’t go outside but stayed home to do some creations. So I decided to light my candles with a big 40cm-diameter handblown floating glass, made in Otaru. The color of recycled glass which often is seen as turquoise blue, has been my all time favorite color for relaxation, especially during the summer season. Maybe because we get so active in summer, I unconsciously might have sought that color to chill out myself.
Then finally…the Tokyo Olympic games are coming this week. It is just more than overwhelming to realize that it is actually happening under the circumstances. Looking back these several months, I think the situation and everyday news have put me verify what my perceptions and value system really are for so many things. I also realize that as a Japanese, sometimes it is very hard for us to speak up individual perspectives in an articulate manner, and we are afraid of being “a nail that stands” because it might be hammered down by our collective social values. I believe each of us, have learned so much already, just by being living under pandemic, what really stays “still like a rock” within our true self… I hope you understand what I am trying to reach…

「個展Solitude」終了。Closing my solo exhibition “Solitude”2021.7.3

本日を持ちまして、個展Solitudeは終了いたしました。
会期中、本当に沢山の皆さまにご来場いただきました。心より、深く感謝申し上げます。また、感染症対策にも、ご協力をいただきありがとうございました。

ご来場くださった方々から、様々なお話しを聞く中で、共通していたことがありました。それは、「昨年からずっと続いていて、中々直ぐには明けることができない状況を、どう自分なりに向き合って、なるべく自然体に過ごしていくか」ということでした。それには、自分自身の中でのいろんな対話をされているんだな、という印象をもちました。

この個展を通して、皆さまが大切にしている「独りの時間」に、そっと光を当てることができていたら嬉しいです。

ギャラリーの空間演出を有機物と音楽で包んでくれた二人のアーティスト、En priereの佐藤かずきさん、Frank Weber氏。彼らとのクリエイティヴパートナーシップ、私の宝物です。これからもじっくりと育てていきたいです。

このような状況下で、昨年の個展開催キャンセルを経て、半年以上前からずっとご協力くださいました、大通りビッセのマネージメントオフィスの皆様、大変お世話になりありがとうございました。

また、9Bデザインの倉橋寛之さん。個展のイメージデザインをポスターとカードに表現してくださいました。

最後に、私のエネルギーの源、家族と友人達に…そして、長年のコラボレーティヴパートナー宮平桐さん。個展の為に、コスチュームにオートクチュール刺繍を施して、会期中も会場で私のアシスタントに徹してくださいました。心から感謝申し上げます。

どうぞ皆さま、お身体に気をつけて、心穏やかな夏の日々になりますように。
ありがとうございました。

Jun’s Light
米澤 純

Closing my solo exhibition “Solitude” tonight.
I would like to express my deepest gratitude to all the visitors and also being supportive remotely.
I hope my show may bring you a moment to light up your heart in solitude.

Special thanks to:
My collaborative creative partners, Kazuki Sato for flower arrangement, Frank Weber for his music exclusively created for the show.

Kiri Miyahira, for designing and creating beautiful costume embroidery work for me to wear and being incredibly supportive assistant during the show.

Hiroyuki Kurahashi of 9B Design, for creating promotional posters and invitation cards.

All the staff of Odori Bisse management office for supporting me to make this exhibition take place.

My family and friends for giving me infinite love and support. Love you guys as always.

Jun

個展「Solitude」

個展終了 Closing my exhibition tonight2021.7.3

本日を持ちまして、個展Solitudeは終了いたしました。
会期中、本当に沢山の皆さまにご来場いただきました。心より、深く感謝申し上げます。また、感染症対策にも、ご協力をいただきありがとうございました。

ご来場くださった方々から、様々なお話しを聞く中で、共通していたことがありました。それは、「昨年からずっと続いていて、中々直ぐには明けることができない状況を、どう自分なりに向き合って、なるべく自然体に過ごしていくか」ということでした。それには、自分自身の中でのいろんな対話をされているんだな、という印象をもちました。

この個展を通して、皆さまが大切にしている「独りの時間」に、そっと光を当てることができていたら嬉しいです。

ギャラリーの空間演出を有機物と音楽で包んでくれた二人のアーティスト、En priereの佐藤かずきさん、Frank Weber氏。彼らとのクリエイティヴパートナーシップ、私の宝物です。これからもじっくりと育てていきたいです。

このような状況下で、昨年の個展開催キャンセルを経て、半年以上前からずっとご協力くださいました、大通りビッセのマネージメントオフィスの皆様、大変お世話になりありがとうございました。

また、9Bデザインの倉橋寛之さん。個展のイメージデザインをポスターとカードに表現してくださいました。

最後に、私のエネルギーの源、家族と友人達に…そして、長年のコラボレーティヴパートナー宮平桐さん。個展の為に、コスチュームにオートクチュール刺繍を施して、会期中も会場で私のアシスタントに徹してくださいました。心から感謝申し上げます。

どうぞ皆さま、お身体に気をつけて、心穏やかな夏の日々になりますように。
ありがとうございました。

Jun’s Light
米澤 純

Closing my solo exhibition “Solitude” tonight.
I would like to express my deepest gratitude to all the visitors and also being supportive remotely.
I hope my show may bring you a moment to light up your heart in solitude.

Special thanks to:
My collaborative creative partners, Kazuki Sato for flower arrangement, Frank Weber for his music exclusively created for the show.

Kiri Miyahira, for designing and creating beautiful costume embroidery work for me to wear and being incredibly supportive assistant during the show.

Hiroyuki Kurahashi of 9B Design, for creating promotional posters and invitation cards.

All the staff of Odori Bisse management office for supporting me to make this exhibition take place.

My family and friends for giving me infinite love and support. Love you guys as always.

Jun

個展「Solitude」

明日は最終日2021.7.2

6月30日から始まった大通りビッセギャラリーでの個展。
今回は、4日間の短い開催ですが、初日から、本当に沢山の皆さまにご来場をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
何よりも嬉しいのは、各々皆さまが、じっくりとゆっくりと空間に浸ってくださっていること。言葉はなくても、音楽の調べと共に、「独り」の時間をゆったりと過ごしていくださっています。
明日は、最終日。お近くにいらっしゃることがございましたら、是非お立ち寄りくださいませ。

個展 Solitude
会期: 2021.6.30 – 7.3
(11:00-20:00終日在廊)
会場: BISSE GALLERY (札幌大通りビッセ3F)
札幌市中央区大通西3丁目7番地

個展「Solitude」

いよいよ明日はオープニング。Finally the opening day tomorrow…2021.6.29

いよいよ、個展が明日、オープニングを迎えます。静かに、ちょっとした緊張と、何かがじわっと柔らかく満たされる気持ちです。

今回の個展は、約一年半の時を経ての開催。

私たちは、じっと、常に自分の心をどこかに置いて、均整を保ちながら、なるべく自然体になろうと過ごしてきたと思います。

ゆっくりとあたためてきた作品たちに囲まれて、皆さまの「独りの世界」に光を当てられれば嬉しいです。

個展「Solitude」開催に向けて、ギャラリーを有機物と音楽で包んでくれる二人のアーティスト、En priereの佐藤かずきさん、Frank Weber氏の空間演出も、是非お楽しみください。

Finally…tomorrow is the opening day of my solo exhibition “Solitude” in Sapporo, after almost 1.5 years since I had the last one. I am a bit nervous but at the same time, I am feeling that something deep inside of me is gently being fulfilled.

I think that many of us in this world, might have been experiencing a life of somewhat being “stuck” under the given circumstances. Then we try to put ourselves in a place where we can balance between the realities and how we feel and think about things as naturally as possible…leading to have lots of internal conversations within ourselves…in solitude.

I hope my works may light up your heart.

My sincere appreciation to my collaborative partners, for their creative contribution to this exhibition;
Kazuki Sato for her beautiful arrangement with organic materials;
Frank Weber for his music exclusively and improvisationally created for the theme “Solitude”.

I will see you there!

個展 Solitude
会期: 2021.6.30 – 7.3
(11:00-20:00終日在廊)
会場: BISSE GALLERY (札幌大通りビッセ3F)
札幌市中央区大通西3丁目7番地

[ご来場の皆さまへ。新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い]

ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。

個展「Solitude」

三岸展コラボキャンドル 制作ストーリーはこちら2021.6.23

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り(その四)」

今日は、三岸展のもう一つの灯りのご紹介です。

明治に生まれて、平成まで、100年近い年月を生きた三岸節子。

灯りのデザインとして、夫・好太郎の急逝後の節子の人生のひとかけらを色と質感で表したい気持ちが強くなっていきました。

3人の子供達を抱えて、女流画家として、力強く生きた節子。現実をしっかりと受け止めて、自分の世界をどんどん広げていった節子。「志」を常に持ち、努力し続けた人。

作品群を映像や画像で観て、私の心に残った印象は、目に見える世界を見つめる節子のまっすぐなまなざし。筆のタッチと色彩の鮮やかさとボールドさとが、どこまでも消えなくて、それは、節子が信念を持って生き抜いた道のりをみているようでした。

今回の展覧会のハイライトでもある節子の「さいたさいたさくらがさいた」は彼女が93歳で取り組んだ最後の作品。壮絶な人生の終盤に感じる、みなぎるエネルギー。でも、私には、強さだけではなく、愛に満ちた計り知れない優しさも伝わってきました。

始めは、原色を中心にデザイン構成をしようと思って色を作ろうとしましたが、だんだん、その優しさと存在の力強さを、節子がたくさん描いた静物に表せないかと思うようになりました。そして、このようなデザインが生まれました。

寄り添う静物 “Still Life, with you”
三岸節子が描き続けた静物たち。節子の繊細で愛情に満ちた優しさと、力強さに胸を打たれながら、特に壺の作品にみられる色調とタッチに着目して制作しました。

キャンドルに描く壺たちは、一つひとつ手描きで仕上げます。にじむような感じと、細くても圧倒的な存在感になるように意識して制作しました。

心に染み込んだように、余韻として残る節子の作品の数々。外の世界と自分の関係性だけではなく、自分自身の内側の世界とたくさん対話することを促してくれているような気にもなりました。早く本物を観てみたいです。

貝殻旅行
三岸好太郎・節子展
Le voyage des conquillages – Kotaro et Setsuko Migishi

2021 6/26(土)~9/1(水)
北海道立三岸好太郎美術館
MIMA / Migishi Kotaro Museum of Art, Hokkaido 

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り(その三)」

ゴールデンウィーク中から、キャンドルのデザインの構想を元に、試作品の制作に取り組みました。
先日訪れた、三岸好太郎美術館でとても印象的だった「感情の色彩と質感」。美術館を出た時に残った気持ちが、原色ではなく、とても繊細で細かな中間色だったことも、デザインに反映しました。そして出来上がった第1作目がこちらです。

貝と蝶々 “Shellfish and Butterfly”

好太郎と節子。最後の二人だけの「貝殻旅行」。

何処からかこみ上げる切なさ。二人が見た景色、色彩上の感情を想像しながら、好太郎が描いた貝たちの曲線と、蝶々の舞を、彼が晩年取り組んだひっかき線の技法で表しました。

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り(その二)」
今日は、三岸好太郎・節子展のキャンドルのデザイン構想の日。
初めてこのお話をいただいた時、ポスターを観て、その絵画の鮮烈さに圧倒されました。
特に、節子の作品は、言葉では到底表現できない、圧倒的な力強さと気丈さ。静寂の中にある揺れ動く感情。

その背景や三岸好太郎の作品を、実際に紐解いて感じたくて、今回のメイン会場となる、北海道立三岸好太郎美術館に、先日行ってきました。お隣は、北海道立近代美術館、そして広大な庭園に囲まれた敷地に静かに佇む、美術館では、今年第二期の所蔵品展「色彩と衝動」が開催されていました。

人物画を中心に展示されている作品からは、時代背景を追いながら、「色彩」と、「筆のタッチ」に着目できる構成になっていました。そのテーマに誘導されながら、三岸自身の言葉や、作品の色と質感が目に飛び込んできたままを、ノートにひたすら書き留めました。

「色彩は各々その弾力的な力を内在し、その強弱によつて、各異なった衝動弾力を表現するのである」三岸好太郎「色彩上の感情」『独立美術』1933年

赤、青、黄色で訴えてくるもの。
年を重ねながら、また様々な日本と西洋の文化からの影響を受けながら、晩年は、コラージュやひっかき線も作品に取り入れていった、三岸好太郎の柔軟性と興味の広さ。私自身、ワックスアートを制作するときは、筆よりも串や針を用いたひっかき模様の羅列が多いので、とても興味深くタッチを追っていきました。

好太郎の命が、31年だけだったということを感じながら、儚い短い時の中で、最後は蝶を描いていたことなど、様々なエピソードを背景に、それを支え、受け入れ、その後93歳まで生きた妻の節子のことが、美術館を出る時、ズシンと心に残りました。

展覧会のサブタイトル、「貝殻旅行」。
二人の出会いから結婚、そして死別。

展覧会の灯りは、好太郎と節子、それぞれの色彩と質感で表現しようと決めました。

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り(その一)」
昨日は、北海道・函館で、平年よりも10日早く桜の開花が発表されました。何と、1953年以降2番目に早い開花となったとのこと。
自然がみせる情景の変化を受け入れることは、私たちの心身にもともと備わっているとしても、去年から続くパンデミック下での日々の変化には、ふとしたときに気持ちが落ち込んでしまうのも、自然なことだと思うようにしています。

そんな中、今年6月より、札幌で、素晴らしい文化・芸術に深く触れる機会をいただきました。三岸好太郎・節子展です。
そして光栄なことに、今年も「展覧会の灯り」のキャンドルをデザイン・製作し、美術館で会期中販売することになりました。
私にとって、このお仕事は、刺激に満ちた、まるでタイムトラベラーになったような気持ちにさせてくれます。時代を超えて、国境を超えて、今も大切に受け継がれ、人々の心を動かす作品と、それを生み出した芸術家たちの人生の物語や伝えたかったことを、展覧会のテーマとともに捉え、感動しながら製作しています。「展覧会の灯り」を作ることは、来場者の皆さまが、お家に帰ってから、灯りに火をつけて、美術展で思いおもいに感じたものをゆっくりと振り返っていただけたら…と、2009年開催クリムト展から、主催者さまからのアイディアで始まりました。キャンドルの灯りが思い出を照らす、一つの形を、皆さまに体感していただけたら幸いです。
「二人の出会いから100年」
ー過去最高の夢の共演ー
「絶対、恋をしろ」
ー好太郎が節子に残した最期の言葉ー
展覧会のキャッチコピーを読むだけで、心がどこか切なくなる瞬間。これから三岸夫妻の人生を掘り下げて行き、デザイン、製作の日々となりますが、少しずつその過程をご紹介できればと思っています。時々のぞいてみてくださいね。

貝殻旅行
三岸好太郎・節子展

2021 6/26(土)~9/1(水)
北海道立三岸好太郎美術館

そして、同時開催されるこちら:

へそまがり日本美術
禅画からヘタウマまで
ーきれいとは言いがたいもの、不恰好で不完全なものに、なぜか心惹かれるー

2021 7/17(土)~9/1(水)
北海道立近代美術館

ホームページリニューアルのごあいさつ2021.6.20

2021年6月20日。
去年の夏からずっと温めてきた、ホームページリニューアルが、本日オープンを迎えました。
これまでは、何でも、なるべく早く、タイムリーなものを意識して、SNSをはじめとするオンラインの中でのコミュニケーションに比重をかけてきた自分がいました。
でも、このリニューアルのプロジェクトは、本当にゼロから、自分の今までとこれからをじっくりと見つめて、少しずつ、私の本来の流れのスピードを感じ確かめながら、デザイナーさんとプログラマーさんと共に、現在進行形で創っていく世界となりました。いくつかのコンテンツは、まだ制作中となっていますが、時折、何か変わっているかな、と覗いてみてくださいね。

このプロジェクトを始める時から、温かくて自由で、鏡のような存在でいてくださっている9Bデザインの倉橋寛之さん、cruller佐々木さんのご尽力に、この場をお借りして感謝申し上げます。
そして、これからも、皆さまの心に近くなれるように、日々精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

米澤 純

Welcome and thank you for visiting me at Jun’s Light.

Here I am, finally…
Today is the opening day for renewing my website as Jun’s Light. It’s been a big ongoing exciting project for me since the last year…there in 2020, I was not able to hold any of my solo exhibitions to display my works in person under the pandemic circumstances. But the situation actually had guided me be able to have a lot of thinking processes of what I would do for the next years to come as an artist.

I looked back my way of living in so many ways.
I am truly grateful for what I have received such wonderful opportunities to cultivate my world of artistry over the years. I deeply feel humbled to be able to express human nature in a form of art.

Living with this totally unexpected situation that is shared universally, I also realized that I had not been spending enough time for my internal self. It had almost always been the case where I would just follow this “routine” in which I would schedule my next exhibitions and create works by then. Always, I used to put myself “due” on something. With being occupied with updating my postings and keeping in touch with communications with others….constantly. Now I think of, that particular speed of multitasking things had eventually brought me a great sense of exhaustion.
So, I decided to be living under water for a long time. It was totally fulfilling experience to give myself plenty of silent time and space…being in Solitude.

Gradually, I started to reorganize my routine works and renewing my website was one of them.
I met this incredibly talented designer, Mr. Kurahashi and a web programmer Mr.Sasaki. Their friendly manner and professional advices have led me “feel” the nature of myself as an artist again and “learn” about what I have done and how I would like to go from there…and more than anything, I was so happy to be creative with them as a team. Although there are pages that are still under constructions, I would like to show my process of cultivating my world in online settings in more naturally gentle pace…just like growing melting wax pool in a candle light.

These are some of the contexts on this website that are going to be available soon:

Arts Meet Music
Milky Way Project (Theater project)
Virtual Gallery
Archives of collaborative works for Museum Art Exhibitions

Hope you enjoy visiting my new website from time to time, and I would be delighted to hear from you!

Best Wishes,

Jun Yonezawa

個展”Solitude”のご案内 / Solo Exhibition “Solitude”2021.6.20

2021年、北海道の夏。
一年半の間、ゆっくりとあたためてきた作品たちを、夏至も過ぎた頃の四日間、少しだけお見せいたします。
個展は、Solitudeと題しました。
「独りの世界」を見つめて、感じて、広げていける、豊かな空間と時間。
「独り」を意識した灯りと、ワックスアートを静かに飾ります。

個展 Solitude
会期: 2021. 6. 30 – 7.3
(11:00-20:00終日在廊)
会場: BISSE GALLERY (札幌大通りビッセ3F)
札幌市中央区大通り西3丁目7番地

[ご来場の皆さまへ。新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い]
ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。
発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。

Announcing that I will be holding a solo exhibition “Solitude” in Sapporo for 4 days, from the 30th of June thru 3rd of July. Almost 1.5 years of living under pandemic has led me to deeply focus on my creative self, and also to realize how crucially important it is to cherish the fields of art to cultivate our culture. I titled my exhibition “Solitude” … to take quiet steps forward to embrace the state of being alone. I’ve wanted to capture the significance of inner richness we experience in the world of solitude.
I’ll follow the protocols to keep this exhibition safe, and encourage visitors to be as protective as possible. I’ll see you there! (I’ll also display a limited virtual exhibition online on my website shortly after this exhibition)

Solo Exhibition “Solitude”
Date: June 30-July 3, 2021
Place: BISSE GALLERY (3F Odori Bisse, Sapporo)
Address: Nishi 3-7, Odori, Chuo-ku, Sapporo, Hokkaido, JAPAN

ホームページリニューアルのごあいさつ / Website Renewal: Greetings2021.6.20

去年の夏からずっと温めてきた、ホームページリニューアルが、本日オープンを迎えました。
これまでは、何でも、なるべく早く、タイムリーなものを意識して、SNSをはじめとするオンラインの中でのコミュニケーションに比重をかけてきた自分がいました。
でも、このリニューアルのプロジェクトは、本当にゼロから、自分の今までとこれからをじっくりと見つめて、少しずつ、私の本来の流れのスピードを感じ確かめながら、デザイナーさんとプログラマーさんと共に、現在進行形で創っていく世界となりました。いくつかのコンテンツは、まだ制作中となっていますが、時折、何か変わっているかな、と覗いてみてくださいね。

このプロジェクトを始める時から、温かくて自由で、鏡のような存在でいてくださっている9Bデザインの倉橋寛之さん、cruller佐々木さんのご尽力に、この場をお借りして感謝申し上げます。
そして、これからも、皆さまの心に近くなれるように、日々精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

米澤 純

Welcome to the New Website of Jun’s Light!
I am happy to announce that Jun’s Light official website has gone through renewal and it is now launched as of today, June 20, 2021.
The new website is the main online-platform of my creative self. It is presented mainly in Japanese and also in English as much as possible. Here, you can learn about my bio and the basic philosophy of my art.
I’m also excited about sharing my new virtual gallery where you can take a close look at my artwork (this will be uploaded for a limited period of time, mostly shortly after the dates of the actual exhibitions). Blogs will be updated from time to time, and announcements on upcoming shows and collaborative works with museum exhibitions will be posted.

These are some of the contexts on this website that are going to be available soon:

Arts Meet Music
Milky Way Project (Theater project)
Virtual Gallery
Archives of collaborative works for Museum Art Exhibitions

Hope you enjoy visiting my new website from time to time, and I would be delighted to hear from you!

Jun

祈り Prayers2021.6.13

この作品は、喪失感とその先にみる光をイメージして創りました。
私自身は、キリスト教徒ではありませんが、私の周りにいるキリスト教徒のお友達が、実際にこのパンデミック下で、ご家族を亡くされたり、いまこの瞬間も危篤の状態でいることをきっかけに、祈る一心で創りました。最近のパレスティナ自治区の惨事をみても、宗派や信じるものは違っても、祈る気持ちは、どんな人でも一緒なんだと強く思います。
会いたくても会えないどころか、自分の命がどうなるのかわからずに命の灯火が消えてしまって、本当にしたかったお別れもできずに、全ての苦しみを受け入れるしかない人たちが、想像を絶する数いるのだと思います。ボーダーレスな祈る気持ちを灯りにしました。

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