11月20日にオープニンングを迎えた東京個展。
毎日が、内容の濃い、充実した日々となっています。
そして、明日はもう最終日。
今日も、毎時間が飛ぶように過ぎていきました。
連日のご来場を誠にありがとうございます。
写真は、個展の空間音楽を演出してくれている、Frank Weber氏と。
彼とは、大学時代からの大切な友人の紹介で、四年前、同じ場所の京王プラザホテルのロビーギャラリーで開催していた私の個展で初めて出会いました。
出会った瞬間から、創造性が生まれる根本的な場所に流れている川みたいな、湧いている泉みたいな、不思議な場所を一緒に共有できる感覚に気づいたのを、今でもよく覚えています。その感覚は、のちに共に「心の情景」を表現することに繋がっていきました。
この四年間は、ほとんどがNYと小樽というリモートでのやり取りでの作品創りでしたが、このホームページの中でもご覧いただける、Arts Meet Music アートが音楽と出会うときや、ギャラリーにもある、「共感覚プロジェクト Synesthesia Project」を二人で取り組むようになりました。初めは、共通のテーマの下でそれぞれの作品を創るのが主体でしたが、それがだんだん、それぞれの作品から見えてきたり感じたりするものを表現するようになっていきました。今回の個展では、そういった作品を、音楽を聴きながらご覧いただけるようになっています。
上の写真は、四年前の同じ場所での私の友人とフランクとのショット。
「出会いに感謝」と、言葉では出てくるけれど、なんだか薄っぺらい気がします。
人間関係を育てていくのも、表現し続けていくのも、「精進」なのかなと思っています。
最終日は、午後3時にて個展は閉廊です。
皆さまのご来場をこころよりお待ちしております。