ここ1週間は、大寒波の影響で一日おきに大雪となっている小樽。
天狗山の裾野にある自宅では、一日3回のペースで雪かきをしていて、一回につき30センチは積もっている状態です。
毎日のスケジュールが、自分でコントロールできる領域を遥かに超えて、雪かきベースで決まってくる一月と二月ですが、こうして自然の摂理に習って生活していることが、ホッとする気持ちにもなり、自分自身の精神衛生にもなっている感じです。

さて、雪かき週間の中で製作していたのが、ニセコ昆布温泉にある、鶴雅別荘杢の抄さんの冬の灯り「白銀の森」でした。純金箔をアクセントに、杢の抄を囲む壮大なニセコの冬の森をイメージしてお創りしました。


昨年11月に滞在した際に、北海道の森とアイヌ紋様、木ならではの造形美との接点を非常に深く感じた空間創りに一瞬で虜になった場所でした。

そして、杢の抄さんの冬の灯りをデザインするときに目に浮かんだ光景は、ふぶきの夜に白銀の森に入っていくイメージでした。圧倒的な自然の情景に身を置いたときに感じる無力さと同時に、自分自身も自然の一部であることを確認する瞬間。極寒の森に灯す一筋の灯りを想像して先日お届けしました。

杢の抄での冬のひとときがゲストがお帰りになった後も、お家でキャンドルに火をつけて思い出されるようなアイテムになっていたら嬉しいです。
