Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

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2023.6.4満月

昨日の夜。
激しい雨が止んで、外はどんな感じかなと家を出ると、今までに見たことない、目が眩しくなるくらい強い光を放っている満月が、天狗山の東の空で光り輝いていました。写真では、到底捉えることができなかったけれど、月明かりだけで夜のお散歩が十分できるほど、街灯は言葉は悪いのですが全く必要性を感じない夜でした。雨が空気を洗ってくれたのか、いつも「お月様」というと寄り添ってくれるイメージなのに、初めて月の「強さ」というか、自分がこのまま吸い込まれてしまうような怖いくらいの感覚を覚えました。

どうして月は、私たちの心にこうして日常的に関わってきて、影響してくるのだろうと、夜の道を歩きながらずっと考えていました。
自分の作品でも、特にワックスアートに関しては、月をテーマにしたものを毎年少しずつ制作しています。昨日の経験は、月に対する思いが少し広がったような気がしました。

私の長年のコラボレーティヴパートナーの宮平桐さんも、「月」をテーマに様々な作品を手掛けられています。
偶然にも、今月予定されている桐さんの大丸札幌店での夏展が、私の個展のスケジュールとちょうど重なっているので、なかなか準備期間も含めてお会いできない分、「月」を介して精神的に繋がっているような感覚にもなっています。
「月」の世界。静かに受け止めたり、受け止められたり…。

ぜひ、宮平桐さんの展示会にも足を運んでいただけましたら幸いです。桐さんのインスタグラムでは、最新の作品のヴィジュアルもご覧いただけますのでご覧くださいね。


写真は、桐さんから送ってこられた札幌の昨日の満月。

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