Jun's Light

Jun’s Light | the beauty of transience

舞台朗読 - Milky Way Project

文学座・女優 栗田桃子による朗読宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」

Milky Way Projectは、文学座の女優・栗田桃子と、キャンドル/ワックスアート作家・米澤純が「銀河鉄道の夜」公演企画のために立ち上げたプロジェクトです。

京都公演

京都労演 特別企画
主催/「銀河鉄道の夜」を観る会

  • 2021年9月22日[水]19:00開演
  • 2021年9月23日[木・祝]14:00開演
会場

府立文化芸術会館
TEL. 075-222-1046
市バス「府立病院前」下車すぐ。

料金

労演会員〈大人2,000円、学生以下1,000円〉
一般〈大人2,500円(当日3,000円)、学生以下1,000円〉
〈日時指定・全席自由・税込〉

※学生、高校生以下の方は当日学生証をご提示ください。

お問い合せ・お申し込み

Jun’s Lightの問い合わせフォームのメモ欄に、ご連絡先、ご希望の公演日時、ご希望のご予約席数を記してください。Jun’s Light米澤純より、確認のメールを返信させていただきます。

▼または、下記へ直接お申し込み・お問い合せください。
[京都労演]TEL. 075-231-3730 FAX. 075-221-7855
〈mail〉rouen@beige.plala.or.jp

札幌公演

シアターZOO 企画公演

  • 2021年10月9日[土]14:00/18:00開演
  • 2021年10月10日[日]14:00開演
会場

シアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
TEL. 011-551-0909
地下鉄南北線中島公園駅1番出口より徒歩5分。
駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

料金

一般3,000円 学生1,500円 高校生以下1,000円
〈日時指定・全席自由・税込〉

※未就学児入場不可
※学生、高校生以下の方は当日学生証をご提示ください。

お問い合せ・お申し込み

Jun’s Lightの問い合わせフォームのメモ欄に、ご連絡先、ご希望の公演日時、ご希望のご予約席数を記してください。Jun’s Light米澤純より、確認のメールを返信させていただきます。

▼または、下記へ直接お申し込み・お問い合せください。
[北海道演劇財団]TEL. 011-520-0710(平日10:00〜18:00)
〈mail〉office@h-paf.ne.jp
[エヌチケ]https://ticket.aserv.jp/nt/
[チケットぴあ]Pコード:507-492
[ローソンチケット]Lコード:12166

新しい出会いの旅に

僕らはみんな、この人生や、この世界の未知の領域に、何か新しい道筋をつけれないかと、そんなことをボンヤリ考えながら、日々それぞれの表現活動を続けているような気がします。
勿論、未知の領域はほぼ未知のままです。
ただその時々の声一つ、表情一つとの出会いが、ほんの少しですが暗闇の先を垣間見せてくれることがある。
何しろ、まだ見ぬ世界との出会いですから、いつも期待と不安がつきもので、そこに踏み込むためには、よほど不可思議なきっかけ、バカ力というものが必要です。
今回は栗田桃子さんと米澤純さんという、今時珍しいシャーマンsのバカ力に惹かれて、新しい出会いの旅に参加させてもらうことになりました。
しかもそれが『銀河鉄道の夜』を巡る旅だというのだから話がうますぎてなんだか恐ろしく、いよいよ不安と期待を募らせています。今のところ彼女たちの予想以上の引力に、とにかく圧倒される毎日ですが、旅の醍醐味もまたひとしおです。
この機会に何とか、生と死の境界線あたり、まだ見ぬ宇宙の果てと、それと呼応するこの地上の日々の生活の、小さくても確かな共鳴を、観客席の皆さんと共有できればと願っています。

演出 / 鵜山 仁(文学座)

クリエイティヴなコラボレーション

Greetings from Frank Weber

During the last 18 months , all of us have been living through a global catastrophe. No one has escaped feelings of fear, anxiety and uncertainty about the future, and all of us have been presented with bizarre and often frightening sights and images, often difficult to understand. In that sense, there are many parallels to be found in this lovely, iconic story of wonderment and loss, love and cruelty. And as strange and confusing as these recent times have been, perhaps the timing of this production is a perfectly appropriate chance for us all to find pieces of beauty and light within the darkness. It is my hope that this creative collaboration can offer that window of opportunity.

In keeping with the surreal dimension that is associated with Miyazawa’s writings and his mystical presence in Japanese culture, I offer this curious fact: my song “Bridges Forever Crossed” was composed, by my reckoning, at least 15 years ago. I never recorded it because it did not fit with the spirit of my songwriting at that time. It came out of nowhere, and I only knew that I associated childhood with it. I never really quite understood from where, why or from what source the song and the lyrics came from. Until now, that is, and I hope it has found it’s proper place, and reason for being.

It was a great joy and privilege to have been asked to be a part of this creative endeavor, and although geographically far away, I always felt very close and connected to all the other wonderful artists involved. My only regret and disappointment is not being able to be present. Therefore, I trust that you, the audience, will convey my admiration for what is sure to be a memorable performance, and I so look forward to the next visit to my cherished creative homeland, Japan.
Minna -san, Domo Arigatou gozaimashita!

ごあいさつ

2021年、この18ヶ月間を振り返ると、私たちは、地球規模で未曾有の世界に生きています。誰しもが、先行きのわからない未来に、不安や恐怖から逃れられず、そのほとんどが異様で恐ろしい光景やイメージと共に、理解に苦しむことばかりです。そういう意味では、この素敵な物語に象徴される、好奇心、喪失感、愛情、そして残酷さに共通するものがたくさん見つかるのではないかとも思います。私たちを取り巻く現在の状況が、混沌とする中、このタイミングでこの作品に取り組めることは、おそらく私たちに、暗闇に宿る、美のかけらと光を探し出すチャンスを与えてくれる、これ以上にない機会なのかもしれません。このクリエイティヴなコラボレーション作品が、皆さんにとりまして、その扉になることができれば幸いです。

宮澤賢治の作品に見られる、現実離れした側面と、日本文化における、神秘的な彼の存在を重ねて、実際にあった面白い話があります。それは、「Bridges Forever Crossed / あともどりのない橋」という曲に纏わる話で、この曲を作曲したのは、私が覚えている限り少なくとも15年前に遡ります。自分自身、この曲は、どこか当時の自分のソングライティングの感性にしっくりきていなかったため、一度もレコーディングをしませんでした。その曲がどこから降りてきたのかわからなかったし、ただ少年期の何かと結び付いていることだけはわかっていました。旋律にしても歌詞にしても、どこから、どうして、どんなところからやってきたのかわかりませんでした…今、この瞬間までは。それは、正に、今やっとその存在意義と、あるべき居場所を見つけたのだということなのかもしれません。

このクリエィティブな試みのメンバーの一人として、私に声をかけてもらったことは、心から嬉しく光栄なことです。地理的にも遠く離れている中、素晴らしいアーティストたちとの心の繋がりをいつも近くに感じながら取り組むことができました。一つだけ、後悔と落胆があるとすれば、今日ここで同じ時間を皆さんと共有できないことです。だからこそ、観客の皆さんに、私の分まで、この公演を記憶に残していただけることを信じています。私の創造力の源、日本という地に、また再び訪れることを願って…。
皆さん、どうもありがとうございました!
フランク・ウェバー 2021年9月

音楽 / フランク・ウェバー

2020年は、新しい出会いから生まれ変わった銀河の旅を、9月27日さいたま市武蔵浦和コミュニティセンターにて上演しました。2017年に初めて上演したのも、さいたま市武蔵浦和コミュニティーセンターでした。もともと、女優・栗田桃子と、たった二人でスタートした「Milky Way Project」。二人で作品を改めて振り返りながら、かつて宮沢賢治が思い描いた世界と、いまを生きる私たちとの間に、どこか共感できる人間の普遍的なテーマがあると思い、自分たちのライフワークとして真摯に向き合い、深く取り組んでいきたい、という気持ちはますます強くなっていきました。
その中で、新しい出会いがあり、「朗読」という小さなステージに、自由で無限のイマジネーションと、豊かな表現方法を作品に与えてくださり、私たちが想像していた以上に、ものがたりはどんどん広がっていきました。
今、全世界の人々が、行き先の見えない将来に不安を感じていきています。変えられるもの、変わらないもの、変われるもの、変わりたくないもの…。この作品をご覧になったあと、「自分や大切な人にとっての大事なものとは?」と、ふと立ち止まって考えていただけたら、嬉しいです。

概要

朗読「銀河鉄道の夜」宮沢賢治/作
文学座の演出家・鵜山仁監修の下、
女優・栗田桃子が、NY在住ピアニスト/作曲家・Frank Weberのオリジナル楽曲と、米澤純による舞台美術とともに、皆様を銀河の旅へと誘います。

演  出
鵜山 仁 (文学座)
朗  読
栗田 桃子
音  楽
Frank Weber
舞台美術
米澤 純
照  明
坂口 美和 (文学座)
音  響
日下部 麻里
映  像
浦島 啓
演出助手
谷 こころ (文学座)
グラフィックデザイン
倉橋 寛之

Milky Way Project : 栗田 桃子、米澤 純

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