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10月の雨


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今年は、例年よりも、秋の深まりが早く感じられます。雨が多いせいなのか、私の住む天狗山の麓の木々は、もういつ雪が訪れてもおかしくないほど、秋色が進みました。一年のうちで、最も「儚さ」を感じる瞬間がある秋は、自分が生まれた季節だからなのか、命のことをふと、じっくりと考えてしまったり、距離感だったり、時間だったり、人間だったら、誰しもが想のかもしれない、どこかミステリアスで哀愁溢れる気持ちになります。

先日、大好きなピアニスト、キース・ジャレット氏が、今年に入ってから、度々体調を崩し、右手でしかピアノが弾けない体になってしまっていることを読みました。彼の、神様が宿っているような一音一音、シルクのように優しくて滑らかで重厚なタッチ。ピアノで表現するときが一番幸せで自分らしいと言っていた言葉が、深く響きました。


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