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ブログ

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個展 Solitude のご案内


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2021年、北海道の夏。

一年半の間、ゆっくりとあたためてきた作品たちを、夏至も過ぎた頃の四日間、少しだけお見せいたします。

個展は、Solitudeと題しました。

「独りの世界」を見つめて、感じて、広げていける、豊かな空間と時間。

「独り」を意識した灯りと、ワックスアートを静かに飾ります。


Announcing that I will be holding a solo exhibition Solitude in Sapporo for 4 days, from the 30th of June thru 3rd of July. Almost 1.5 years of living under pandemic has led me to deeply focus on my creative self, and also to realize how crucially important it is to cherish the fields of art to cultivate our culture. I titled my exhibition Solitude ...  to take quiet steps forward to embrace the state of being alone. Ive wanted to capture the significance of inner richness we experience in the world of solitude. Ill follow the protocols to keep this exhibition safe, and encourage visitors to  be as protective as possible. Ill see you there! (Ill also display a limited virtual exhibition online on my upcoming new website opening soon)


個展 Solitude

Juns Light 米澤 純

会期: 2021. 6. 30 - 7.3

(11:00-20:00終日在廊)

会場: BISSE GALLERY (札幌大通りビッセ3F)

札幌市中央区大通り西3丁目7番地


[ご来場の皆さまへ。新型コロナウィルス感染拡大防止についてのお願い]


ご来場の際は、「マスク着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。

発熱や体調不良などの症状のある方は、ご来場をお控えください。


お友達、そしてフォロワーの皆さまへ。Face Bookページ終了のご挨拶

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2008年から、約13年間、FaceBookを通して、お友達・フォロワーの皆様と、交流を続けてきました。時折、皆様の近況を拝見させていただく中で、様々な機会に恵まれて、お友達の皆さまと繋がることができました。

また、Juns Light Candles / FaceBook ページでは、お友達をはじめ、本当にたくさんのフォロワーの皆さまに温かい応援をしていただきました。制作した作品を中心に、いつも投稿するときは、見てくださっている方々の気持ちが明るくなるように願っていました。本当に今まで沢山のお気持ちをありがとうございました。


そして今年、2021年、去年から少しずつ準備を進めてきておりました、Juns Lightのウェブサイトをリニューアルするにあたり、今後、ご提供する情報はウェブサイトをメインにじっくりと、そしてSNSは、FaceBookに代わりまして、2015年から参加しているInstagramにて、引き続き皆様とのコミュニケーションをゆっくり育てていければと思っています。


これまでの私を、温かく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも、皆さまの心に寄り添える作品を創りだして、もっと気持ちが近くなれるように、発信していきますので、今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。


米澤 純

Juns Light Candles

http://junslight-waxart.jp/

新しいウェブサイト(アドレス同じ)は、6月中旬のオープニングを予定しております。


Dear Friends and followers,

I would like to announce that this is going to be the last posting on FB from Jun Yonezawa and Juns Light Candles. 

It has been my pleasure to learn about all of you thru FB on a daily basis and I sincerely appreciate everyone  for kindly keeping in touch with me and warmly supporting me in Japan and also from overseas.

If you would like to connect with me personally, please email me first at 

junslightcandles@gmail.com

I will respond and reach out to you. 

Over the last year, I have been working on creating my new website which will be the main platform of my creative self from now on. The new website will soon be opening in the middle of June.  It will be presented mainly in Japanese and also in English as much as possible. There, you can learn about my bio and the basic philosophy of my art.  Im also excited about sharing my new virtual gallery where you can take a close look at my artwork.  Blogs will be updated from time to time, and announcements on upcoming shows and collaborative works with museum exhibitions will be posted. 

If you are interested, please visit me at :

http://junslight-waxart.jp/

I will continue my Instagram account @junslightcandles for releasing ongoing updated information. So please find me there!


Best wishes, 


Jun Yonezawa

Juns Light Candles

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り」(その四)

今日は、三岸展のもう一つの灯りのご紹介です。


明治に生まれて、平成まで、100年近い年月を生きた三岸節子。


灯りのデザインとして、夫・好太郎の急逝後の節子の人生のひとかけらを色と質感で表したい気持ちが強くなっていきました。


3人の子供達を抱えて、女流画家として、力強く生きた節子。現実をしっかりと受け止めて、自分の世界をどんどん広げていった節子。「志」を常に持ち、努力し続けた人。


作品群を映像や画像で観て、私の心に残った印象は、目に見える世界を見つめる節子のまっすぐなまなざし。筆のタッチと色彩の鮮やかさとボールドさとが、どこまでも消えなくて、それは、節子が信念を持って生き抜いた道のりをみているようでした。


今回の展覧会のハイライトでもある節子の「さいたさいたさくらがさいた」は彼女が93歳で取り組んだ最後の作品。壮絶な人生の終盤に感じる、みなぎるエネルギー。でも、私には、強さだけではなく、愛に満ちた計り知れない優しさも伝わってきました。


始めは、原色を中心にデザイン構成をしようと思って色を作ろうとしましたが、だんだん、その優しさと存在の力強さを、節子がたくさん描いた静物に表せないかと思うようになりました。そして、このようなデザインが生まれました。

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寄り添う静物 “Still Life, with you

三岸節子が描き続けた静物たち。節子の繊細で愛情に満ちた優しさと、力強さに胸を打たれながら、特に壺の作品にみられる色調とタッチに着目して制作しました。


キャンドルに描く壺たちは、一つひとつ手描きで仕上げます。にじむような感じと、細くても圧倒的な存在感になるように意識して制作しました。

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心に染み込んだように、余韻として残る節子の作品の数々。外の世界と自分の関係性だけではなく、自分自身の内側の世界とたくさん対話することを促してくれているような気にもなりました。早く本物を観てみたいです。


貝殻旅行

三岸好太郎・節子展

Le voyage des conquillages - Kotaro et Setsuko Migishi


2021 6/26(土)~9/1(水)

北海道立三岸好太郎美術館

MIMA / Migishi Kotaro Museum of Art, Hokkaido 


https://www.stv.jp/event/migishi/index.html

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三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り」(その三)



ゴールデンウィーク中から、キャンドルのデザインの構想を元に、試作品の制作に取り組みました。

先日訪れた、三岸好太郎美術館でとても印象的だった「感情の色彩と質感」。美術館を出た時に残った気持ちが、原色ではなく、とても繊細で細かな中間色だったことも、デザインに反映しました。そして出来上がった第1作目がこちらです。

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貝と蝶々 “Shellfish and Butterfly


好太郎と節子。最後の二人だけの「貝殻旅行」。

何処からかこみ上げる切なさ。二人が見た景色、色彩上の感情を想像しながら、好太郎が描いた貝たちの曲線と、蝶々の舞を、彼が晩年取り組んだひっかき線の技法で表しました。

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写真は、ひっかき線の技法で描いている蝶々とぼんやり貝です。今回は、日本のステンレス製の串を二本使いで描きました。

そして今日は、この試作品をSTVさんにお持ちして打ち合わせ。緊急事態宣言が明後日発令される動きの中、とても心苦しい気持ちをみんなで共有しながら、この素晴らしい芸術展が、何とか無事に開催されるように、頑張ろうと励まし合いました。画像はその時の模様です。

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三岸展では、もう一種類の展覧会の灯りを制作しました。こちらは次回のブログをお楽しみに…。

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り (その二)」


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今日は、三岸好太郎・節子展のキャンドルのデザイン構想の日。

初めてこのお話をいただいた時、ポスターを観て、その絵画の鮮烈さに圧倒されました。

特に、節子の作品は、言葉では到底表現できない、圧倒的な力強さと気丈さ。静寂の中にある揺れ動く感情。


その背景や三岸好太郎の作品を、実際に紐解いて感じたくて、今回のメイン会場となる、北海道立三岸好太郎美術館に、先日行ってきました。お隣は、北海道立近代美術館、そして広大な庭園に囲まれた敷地に静かに佇む、美術館では、今年第二期の所蔵品展「色彩と衝動」が開催されていました。


人物画を中心に展示されている作品からは、時代背景を追いながら、「色彩」と、「筆のタッチ」に着目できる構成になっていました。そのテーマに誘導されながら、三岸自身の言葉や、作品の色と質感が目に飛び込んできたままを、ノートにひたすら書き留めました。


「色彩は各々その弾力的な力を内在し、その強弱によつて、各異なった衝動弾力を表現するのである」三岸好太郎「色彩上の感情」『独立美術』1933


赤、青、黄色で訴えてくるもの。

年を重ねながら、また様々な日本と西洋の文化からの影響を受けながら、晩年は、コラージュやひっかき線も作品に取り入れていった、三岸好太郎の柔軟性と興味の広さ。私自身、ワックスアートを制作するときは、筆よりも串や針を用いたひっかき模様の羅列が多いので、とても興味深くタッチを追っていきました。


好太郎の命が、31年だけだったということを感じながら、儚い短い時の中で、最後は蝶を描いていたことなど、様々なエピソードを背景に、それを支え、受け入れ、その後93歳まで生きた妻の節子のことが、美術館を出る時、ズシンと心に残りました。


展覧会のサブタイトル、「貝殻旅行」。

二人の出会いから結婚、そして死別。


展覧会の灯りは、好太郎と節子、それぞれの色彩と質感で表現しようと決めました。

三岸好太郎・節子展「展覧会の灯り (その一)」

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昨日は、北海道・函館で、平年よりも10日早く桜の開花が発表されました。何と、1953年以降2番目に早い開花となったとのこと。

自然がみせる情景の変化を受け入れることは、私たちの心身にもともと備わっているとしても、去年から続くパンデミック下での日々の変化には、ふとしたときに気持ちが落ち込んでしまうのも、自然なことだと思うようにしています。


そんな中、今年6月より、札幌で、素晴らしい文化・芸術に深く触れる機会をいただきました。三岸好太郎・節子展です。

そして光栄なことに、今年も「展覧会の灯り」のキャンドルをデザイン・製作し、美術館で会期中販売することになりました。

私にとって、このお仕事は、刺激に満ちた、まるでタイムトラベラーになったような気持ちにさせてくれます。時代を超えて、国境を超えて、今も大切に受け継がれ、人々の心を動かす作品と、それを生み出した芸術家たちの人生の物語や伝えたかったことを、展覧会のテーマとともに捉え、感動しながら製作しています。「展覧会の灯り」を作ることは、来場者の皆さまが、お家に帰ってから、灯りに火をつけて、美術展で思いおもいに感じたものをゆっくりと振り返っていただけたらと、2009年開催クリムト展から、主催者さまからのアイディアで始まりました。キャンドルの灯りが思い出を照らす、一つの形を、皆さまに体感していただけたら幸いです。

「二人の出会いから100年」

ー過去最高の夢の共演ー

「絶対、恋をしろ」

ー好太郎が節子に残した最期の言葉ー

展覧会のキャッチコピーを読むだけで、心がどこか切なくなる瞬間。これから三岸夫妻の人生を掘り下げて行き、デザイン、製作の日々となりますが、少しずつその過程をご紹介できればと思っています。時々のぞいてみてくださいね。


貝殻旅行

三岸好太郎・節子展

2021 6/26(土)~9/1(水)

北海道立三岸好太郎美術館

https://www.stv.jp/event/migishi/index.html


そして、同時開催されるこちら:


へそまがり日本美術

禅画からヘタウマまで

ーきれいとは言いがたいもの、不恰好で不完全なものに、なぜか心惹かれるー

2021 7/17(土)~9/1(水)

北海道立近代美術館

https://www.stv.jp/event/hesomagari/index.html



Jo Stafford

最近は、第二次世界大戦を背景に、よく歌われた曲たちを聴いています。

帰還兵に贈る歌と同時に、愛する人が戦場へ行き、また再会できるかわからないまま、ただひたすら想い出を思い返し、無事を祈る人々の日々。その背景には、お月さまや、波の音や、高い山の静けさや…。どこに居ても感じられて、馴染み深い自然の情景に、想いを照らして表現する歌詞だったり、バックグラウンドのオーケストレーションの素晴らしさも、エレクトリックでは感じられない人間の生身の部分を見事に表現していると思いました。

パンデミックで国境が閉ざされてしまっている今、様々な形で、幼い子供達や大切な人たちが遠い向こうの国にいて、健やかで安心した日々を願う気持ちなど、どこか同じなような気がします。

数あるシンガーの中でも、私の1番のお気に入りの歌手で、Jo Stafford(ジョー・スタフォード)は、正にそのころに沢山の曲を歌っていました。一見地味な雰囲気でも、これ以上ないくらい深く、優しさで満ち溢れている、何とも言えないゴージャスで潤いのあるアルトヴォイスを聴かせてくれます。

”We musn’t say goodbye”

”I’ll be seeing you”

歌詞と共に、今夜もゆっくりと聴いてみようと思います。


はじまりの日

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今日は4月1日。

いろいろなことが新しくはじまりました。

嬉しい知らせも届き、昨年静かにチャレンジし続けていたことも、今年、皆様に作品としてお届けできそうです。

こんなことは果たしてできるだろうかと、自分の力を信じていいものなのか、自信はあまりないけれど、チャレンジの川の向こう岸をただ見ているだけでは、いつまでも水の温度も流れの速さも感じられないと思って、とにかく一歩、川の中に足を入れて歩いてみる。そうすると、さっきまでの不安を思っている暇がなくなって、ひたすら歩くことに集中していると、どこからともなく自分の隣に一緒に歩んでくれる人が現れて、一緒に支えあいながら進んでいると、どこからともなく小さなボートを漕いでいる人が、「君達どうしたの?」と声をかけてくれて…。そうしているうちに、もっと大きな船が私たちの背後からずっとじーっとつけていると思ったら、気軽に話しかけてきてくれて、気づいたら、みんなで向こう岸に立っていた、というような、そんな感覚でした。

新しいはじまりの日。いつか、皆様とチャレンジの川でお会いしたいです。

皆様に、いいことがありますように。

ある夜に

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先日、20代の男子グループから届いたスナップ画像。

思いおもいにキャンドルを灯して、夜の時間を過ごしている様子が伝わってきました。

この画像から、炎の自然の美しさを静かに見つめる彼らの姿をイメージして、キャンドルの灯りがもたらす、電気では創り出せない空間の時の流れを、こうしてみんなで共有している若い世代の方達から、なんとも言えない優しさと力強いものを感じました。

一瞬の接点でも、伝わってきて、深く残るもの。

なんだか気分がとてもリフレッシュしました。

旅立ちの空

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私事ですが、きょうは、子供達の旅立ちの日でした。

息子は本州へ旅立ち、そして、娘は中学校を卒業しました。

中学校の校長先生の祝辞が、とっても素敵なお話しでした。

「恩をおくる」。井上ひさしさんのエビソードを交えながら、ご恩返しを返したい人に直接返すのも大事だけれど、もっと広く人間関係を捉えて、不特定多数の人でも、知らない人でも、自分が人のために心から取り組んだりして「恩を返す」ことは、ゆくゆく巡り巡って、また自分に返ってくる、それがまた人のためになる。そういう人になっていってほしい、というお話でした。

雲ひとつない小樽の空は、それはそれは広くて、海と空が同じトーンのカラーで包んでくれている気がしました。

© Jun’s Light 2020