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ブログ

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雨の七夕

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季節はもう、七夕。

連日流れる九州の豪雨のニュースを読むたびに、心が何重にも恐怖と苦しみと絶望で覆われているのに、必死に受け止めようとしている人々の姿が目に映って、言葉が出なくなります。

同じ与えられた時間を、こんなにも違う形で経験する人生。道がなくなってしまい、それでも歩めと言われたら、目を瞑って見えてくる光を信じて進むしかないのかもしれません。

亡くなられた方々のご冥福と、これからを生きる人たちに小さな光を…。今日は静かに祈ります。

キスリング展、閉幕。

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5月26日から延期スタートした北海道立近代美術館・キスリング展は、本日をもちまして閉幕しました。6月21日までの会期が、一週間延長になり、1万人を超える来場者の皆様にキスリングの芸術を感じていただく機会が持たれましたこと、そして、その素晴らしい展覧会に、ステンドグラス作家の石戸谷準さんとコラボレーティヴ作品を出品できましたこと、本当に幸せに思いました。コロナウィルスの感染拡大の中、芸術に触れる機会が人の心からどんどん遠のいていく感覚は、とても苦しくて、切ないものがありました。その中で、キスリング展の開催が決まり、芸術を肌で感じることができて、そしてキスリングの感覚を石戸谷さんと共に、皆様にお持ち帰りいただけるアイテムとして創造できたことは、大きな意味がありました。主催の札幌テレビ放送のスタッフの皆さんとも、心を一つにして取り組めた形として、私のオンラインショップで、「キスリングの灯り」を販売することとなり、全国から、本当にたくさんの皆様からのご注文を承りました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

2020年、夏至によせて。

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6月も半ばを過ぎ、小樽は毎日肌寒く、我が家の暖房とオコタも、季節外れのお呼びがかかっています。

今日はもう夏至の夜。例年でしたら、京王プラザホテル札幌のラウンジで、キャンドルナイトを開催して、ゆっくりと灯りを囲んで夏至の夜をお楽しみいただくはずでした。今年で12年目だったイベントも、パンデミックの影響でキャンセルせざるを得ない状況で、本当に残念です。でも、よく考えたら、我が家では夏至の夜を私が不在で過ごしていたということに。。。ですので、今年はお家に夕方帰ってすぐにキャンドルに灯りをつけました。だんだん日が陰ってくるのが時間の流れをゆっくり感じさせてくれて、とても豊かで穏やかな気持ちになっています。

2月から常に先行き不透明な時間の流れを過ごすことに、心も身体もお疲れ気味だと思います。「時間」という概念は、不思議なもので、過去の経験や気持ちを、いまの自分の心と強く結びつかせて、より想いが強くなったり、諦めなくてはいけないのかもと悩んだり、もっと相手や自分の気持ちに繊細にならせてくれたり、いろいろな側面から人生を捉える手助けをしてくれていると思います。でも、ふと、時間の概念が自分になかったら、どんな人生を送っていたのだろうかと思うときもあります。

夏至の日は、時間の流れにもっと敏感になるような気がしました。

小樽・花路ウォーキング


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昨日は西陽が綺麗で、夏のような空気が漂った小樽の街でした。

毎年のようにお誘いくださる地元のウォーキング友達と一緒に、2時間たっぷり小樽の街を歩きました。今回まわったのは、末広町、梅ヶ枝町、豊川町、石山町、そして錦町。「手宮」エリアと呼ばれるこの地域は、小樽の下町の空気を満喫させてくれるところです。いつもその向こうには、海の景色が必ずあって、とにかく谷のような地形で、谷をかえして向こうの街が見えるような坂無くしてはあり得ないエリアです。そこをオダマキの花に誘われながら、歩き進みました。谷の下まで降りると、すぐにまた坂を上る道しかなくて、ここを上がったら海が見えるし、何か見たことのない景色が広がっているような気がして、はーはー言いながら一気に登りました。もういまは廃墟になって、香り高い藤と山吹の花が咲き乱れている石垣の上で、昔はハイカラな洋館だったんだろうなと思うような素敵な佇まいの邸宅。様々な息づかいが聞こえて、歴史の中に自分も住んでいる気分で、なんだか色んな感情がこみ上げてきて、咀嚼するのが大変でした。想像力を持って街を巡ると、終わった後には圧倒されてへとへとになるけれど、リアルな物を見ながらのイマジネーションの世界は、とっても刺激的で、精神的に少しふくよかになった気にもなります。

小樽の街は、毎日こんなにたくさん歩いても、無限の宝箱としか言えないくらい、魅力的でした。住んでみて、歴史と現在を両方大切にしたいと心から思う街です。

6月。

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新しい空気の流れる月になりました。

小樽のJun’s LightギャラリーがあるMUSEでも、少しずつ日常が戻りつつありますが、ショップとして、「新北海道スタイル」安心宣言を掲示して、少しでも皆様が安心してお越し下さるように、店内で取り組んでいます。アトリエで創作することと、皆様とお会いできるMUSEや個展会場で、新しいスタイルで、これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

キスリング展、ついに開催決定

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今日は、嬉しいニュースが舞い込んできました。

開催延期中だった北海道立近代美術館のキスリング展が、ついに5月26日(火)に開幕することになりました。この週末は、美術館にて販売予定の「キスリングの灯り」を創り続けています。テレビのCMもあって、キスリング展限定コラボ作品にも、オンラインショップを通して、作品に皆様本当に深く興味を持ってくださるのが伝わってきて、心より感謝申し上げます。私のキスリングオンラインショップは、展覧会フィナーレの6月21日まで引き続きオープンしていますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。https://junslight.thebase.in

キスリング展の開催は、私たちに、芸術が心に響く機会を与えられたようなもの。

月曜日に、灯りを届けに美術館に行ってきます。久しぶりにお会いできる会場のスタッフの皆さんの笑顔を見れるのが楽しみです。

一人でも多くの方にキスリングの芸術が届きますように。

キスリング展の詳細は、こちらからご確認くださいませ。

https://www.stv.jp/event/kisling/index.html

キスリング展



4月25日から開催予定だった北海道立近代美術館のキスリング展は、現在も開催延期中となっております。2月からステンドグラス作家の石戸谷準さんと取り組んできた、この展覧会をモチーフにした「キスリングの灯り」を、主催者であるSTV札幌テレビ放送さんのご好意で、Jun’s Lightのオンラインショップで販売することになりました。今日から、道内では、CMも流れていて、関係者の皆様の気持ちが伝わってきて、胸がいっぱいです。

私は、このお仕事をいただくまでは、キスリングの画家としての人生は、ほんの少ししか知りませんでした。今回のキスリング展のテーマを知り、第二次世界大戦を跨いだ、画家として、一人の人間としての彼の人生を読み進めるうちに、彼の描く一つ一つの絵画が、人間に対して本当に深い愛情に満ちたものであることに気づきました。キスリングがモデルに抱いた気持ちは、薄っぺらい官能的なものではなく、それをはるかに超越した人間としての尊厳で、モデルのそれぞれの人生を温かい眼差しで描くことで選んだ構図や色合いだということ。そして思うことは、短い間でも、美術館でその作品たちをこの目で鑑賞したいということ。皆様にも、それぞれの捉え方で作品に出会っていただきたいと思います。

美術館のお仕事をいただくたびに、私は世界の偉大な画家たちの人生観に触れることができる。心から感謝して、私の創作活動を、ずっと深めて行きたいと思います。

クリエイティヴに過ごすこと


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2020年、5月になりました。毎日、咀嚼できないほどの情報量に戸惑いを覚えながら、緊急事態宣言が延長されるのを前に、先行きの見えない未来に向けて、どう過ごしていきたいかを考える毎日です。世界的に、数えきれない、把握しきれなほどの様々な分野が影響を受けている今、私ができることは、その不安な状況でも、普遍的に私たちの心に感じられるものだったり、残っていくものを表現することをして行こうと思っています。

キャンドルの炎は、長い歴史の中で、いつの日も、人々の心に寄り添い、希望を与えてくれてきたと思います。儚い炎は、ずっと心に残るものでもあると思います。あかりの作り手として、毎日、クリエイティヴに過ごしていきたいです。

みなさまの心の平静をいつも願っています。

こころ、近くに。Hearts, closer.

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どこか孤独な気持ちを押し込めている自分。

物理的に遠くても、心は近くにいたい。

人間らしいことが、離れていくような感覚。

私にとって、灯りをつくる意味は、心の情景を表現することです。

色や質感、香りが、炎を通して不安な心に普遍的なものを映し出してくれる。

ちょっとでも寄り添えるように、小さな灯りのギフトを創りました。

こころ、近くに。

こころ静かに過ごす日々。

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毎日、世界中で増えていく数字を、心で受け止めると、息苦しくなって、行先の見えない道がどれだけ長く続いていくのかと、思わず目は下を向きがちになります。

今日は、我が家のアルビノセキセイインコのルルが、私にブローチのようにくっついて離れませんでした。鳥さんなのに、穴があくほど目を合わせてきて、励ましてくれているようでした。最近は、MUSEでの仕事を大学生になったばかりの息子が肩代わりしてくれて、私は自宅でほとんどの時間を制作に費やすことができるようになりました。今だからこそ、静かな気持ちでできる、この瞬間を表現すること。晴れて道がクリアに少しずつ見えてきたら、いまのこの瞬間を経験して、ルルに励ましてもらったことを思い出して、また、歩んでいけると思いました。


© Jun’s Light 2020